表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/33

<予告>ルカ=セルビアン 編

※こちらは、本編から一部抜粋した内容になります。

※キャラ選択時の参考にしてください。

 これからどうしようか、と考えた時、私の頭にまず浮かんだのは、お母様のお墓参りに行くことだった。


(……そうだわ。

 出発する前に、お母様に挨拶をしてから行きましょう)


 ――王家の墓へと向かった私は、そこで近衛隊長であるルカ=セルビアンに見つかってしまう。

 ――私の心からの説得に、ルカは……


「……わかりました。では……」


(うそ、わかってくれた……?)


「私も一緒に行きます」


「……え?」


 ――私は、ルカから三日間だけ猶予をもらった。

 ――そして、私の生まれて初めての旅が始まる。


「……もう、やめましょう。そんな話。

 今は、国のことなんて考えたくないわ」


「姫……」


「その〝姫〟もやめて。

 今の私は、王女じゃないのよ。

 ただの1人の女なんだから」


 ルカが戸惑いながら眉を寄せる。


「では、何とお呼びしたら……?」


「そうね……」


 私は、少し逡巡してから答えた。


「………… 〝アリス〟。

 うん、 〝アリス〟 がいい」


「…… 〝アリス〟で すか?」


 それは、私が城を抜け出して城下町で名乗っていた名前だ。

〝アイリス〟から〝イ〟を除いただけの安直な名前だが、意外と気に入っている。


「ええ、そうよ。

 私は、アイリスから 〝アリス〟に生まれ変わるの!」




 ⇒To Be Continued... 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ