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無知の恥を押し退けて

作者: 蓮薔薇 揺麗

目の前にある物をよく見てみると


小学校の理科を思い出したくなる


きっと簡単なはずの事象を


僕は全く説明できないでいる


もし子どもが居て質問されたら


きっと僕は恥をかいてしまう


身の回りの小さな出来事を


昔は知って行ったはずなのに


興味を失うと途端に忘れてしまう


僕の周りを知らず果たして何を知れるか


未だに知らないことを知ろうとしていて


僕は分かりきったことすら知らない


そのくせに何かを書き綴ろうとしている


無知を振り撒いている恥を


僕は押し退けて進むしかない

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