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死闘!スライム危機一髪!

 「いくわよ!ステラ!ロボ丸!連携攻撃開始!」

「合点承知ロボ!」

「了解!マスター!」

わたしの合図とともに二人の魔導人形が散開し、それぞれのポジションにつく。

一番槍を務めるロボ丸が先行し、ステラがブラスターでそれを援護する。


 「させるか!」

スライム巨人がめり込んだ拳を引き抜き、裏拳でロボ丸を打ち払おうとする。

しかしロボ丸は散乱するオベリスク片を足場にし、それを跳躍回避!

虚しく空を切る裏拳!

散乱する瓦礫!


 「これでも喰らうロボ!」

ロボ丸は跳躍の勢いを利用し、スライム巨人の鼻っ柱に右ストレートを見舞う!しかし!

「ロボ ⁈ 」

そこにはすでに奴の顔はない!

ただすり鉢状に凹んだスライムの胴体があるだけだ!

虚しく空を切る右拳!

ロボ丸は思わず困惑の声を上げる!


 スライム巨人は咄嗟に身体をペコリと凹ませ、ロボ丸の渾身の右ストレートを躱したのだ!

まさにスライムならではの芸当といったところか!

しかしスライム巨人の妙技はまだ終わらない!


 スライム巨人の胴体がぐにゃりと歪み、その上半身が巨大なイソギンチャクへと変形した!

ほんの瞬き一瞬の超高速変形だ!

そしてイソギンチャクから触手の群れが迸り、空中で姿勢を崩したままのロボ丸目掛け殺到する!


 「ロボ⁈は、離せロボ!」

ロボ丸の抗議の悲鳴など一切意に介することなく、のたうつ卑猥暗黒触手の群れがロボ丸の腕を、太ももを、そして豊満な乳房に絡みつき、いやらしい手つきで丹念に揉みしだく!


 「いや……離せ、離すロボ!」

触手の感触のあまりの悍ましさに嫌悪の悲鳴をあげるロボ丸。

しかしその声には嫌悪とは違う、どこか熱っぽい吐息が混じりはじめる!

危ないロボ丸!


 「させるか!」

BLAM!BLAM!

ステラが拘束触手目掛けてブラスターを精密乱射!

引きちぎれ飛び散る卑猥触手!

しかしその精密無比な高速射撃も、ロボ丸を拘束から解き放つには至らなかった!


 ロボ丸に絡みつく触手は更に数を増し、その身体が黒い粘液の蔦で覆い尽くされていく。

ステラととり丸、そしてアリスさんがロボ丸を救うべく触手に攻撃を加えていくが、まるで効果がない!

わたしもみんなと一緒にロボ丸を助けたいが、背中に少女を背負っているのでそうもいかない!


 そうこうしているうちに触手はその密度を増していき、それらは互いに束ねられ、一本の太い触手となった。

そして極太触手はものすごい勢いで伸縮し、あっという間にロボ丸の身体はスライム巨人の体内に引き込まれたのだ!





_続く






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