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隠し部屋の秘密  前編

長い間更新が滞ってしまい本当に申し上げございませんでした。

これからはなるべく早く投稿できるよう努力していきます。

これからも当作品を是非とも応援よろしくお願いいたします。

出発から数時間後、遺跡に到着したドロシーは入り口で待機していたアリス達と合流し、遺跡内部へと足を踏み入れた。


道中雑魚的に何度か遭遇したが、アリスの攻撃魔法と人形たちの奮闘により難なく目的地へと到着することができた。


そして転移陣をぬけ、アリス達は遂に目的地へと到着したのだった。


「ほぉ~……。ここが例の隠し部屋か…。なかなか壮観なものじゃのう……。」

アリスは思わず感嘆し、ため息を漏らした。

隠し部屋の内観は変わらない。

ステラを見つけたあの時のままだ。


散乱するガラクタを乗り越えながら、私とアリスさんは中央の装置へと到達する。

「おぉ……。これはこれは……。」

アリスさんは目を輝かせ、中央の装置をいじりだした。


「ここでステラを見つけたんです。アリスさん、何かわかりますか?」

私はアリスさんの横顔を覗き込み、質問した。

「そうせかすでない。今この装置を動かすでな。」

「そんなことできるんですか?」


私は驚きのあまり目を丸くする。

「まぁ、みておれ。ここをこうして……こうじゃ!」

アリスさんが装置に取り付けられたダイヤルやボタンをあれこれいじりだす。

すると、ブゥン……という音とともに装置に光がともり、ゴンゴンという音を立てて動き出した。


「う……動いてる……!」

私は驚きのあまりポカーンと口を開けて呆然となってしまった。

「どうじゃ?すごいじゃろ?」

アリスさんがドヤ顔で八重歯を見せながら微笑んだ。


「ほんとにすごいです!アリスさん!……ところで、これなんの機械なんですか?」

「うむ、これはの、おそらくステラ殿のメンテナンスベッドじゃな。そして新装備を作るための工作機械じゃよ。」

「工作機械……。」


「うむ、これをみてみい。」

アリスさんは装置のボタンをカチャカチャと叩いた。

すると、ブォンという音とともに空中に剣の画像が浮かび上がった。


「これは幻覚魔法?」

「いや、これはおそらく『立体映像』というものじゃろう。幻惑系魔法の不得意なドワーフたちがこしらえた、幻覚魔法の代替品じゃよ。」

アリスさんは静かに首を振りながら答えた。


「この剣……ステラの杖に似てる……?」

ジャケットの胸ポケットから顔を出したステラが、興味深そうに剣の画像を見上げている。

なるほど、細かいところはところどころ違うが確かにステラの杖と見た目がそっくりだ。


その時だ!

ガコンッ!という音が響き、装置の一部がせりあがり台座のような形になった。

そして台座の上部に古代文字が立体映像で映し出された。


「これ……なんて書いてあるんだろう?」

「ちょっと待っとれ。今解読する。」

アリスさんは懐から古い付箋紙だらけの手帳を取り出すと、それをパラパラとめくり解読作業を始めた。


しばらくして、アリスさんはパタンと手帳を閉じなるほど、と頷いた。

どうやら解読作業が終わったらしい。


「なんと書いてあるんですか?」

「うむ、これにはこう書いてある。……アップデートを開始します。マギカブラスターを台座にセットしてください。……だそうじゃ。」

「アップデート?」

聞きなれない単語に私は首をかしげる。


その時だ。ジャケットの胸ポケットで装置を眺めていたステラが急にもぞもぞと動き出した。

そしてポケットから身を乗り出すと、跳躍して台座の前に飛び降りた。

ステラはまるで憑りつかれたかのような動作で台座に歩み寄ると、手に持った杖を台座に突き刺した。


台座から光があふれ、辺り一面を強烈な光が包み込んだ。




———後編へ続く













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