一六時限目『 スノウ・ラビットスパイダー(雪跳蜘蛛)』 【バルーンアート写真付き】
しゃーっ!おまえ食べる!
スノウ・ラビットスパイダー(雪跳蜘蛛)
■種別:昆虫型魔獣(蜘蛛の下位魔獣)
■主な出現地域:寒冷地の山や森
■出現数と頻度:5〜10匹、まれ
■サイズ:中型犬ほど
■危険度:小(単独)
■知能:低い
■人間への反応:攻撃的
(腹具合や互いの員数による)
■登場エピソード:なし
■身体的特性とパワー
スノウ・ラビットスパイダー(雪跳蜘蛛)は寒冷地に棲む、純白の蜘蛛の魔獣です。つやのある丸い赤眼で、からだはふわふわした毛におおわれています。
かわいいみかけによらず肉食のハンターで、大きな獲物も群れ(5〜10匹、血縁集団?)で倒します。
狩りでは、ぴょんぴょん、雪上や氷上を跳ねるように疾走し、つかず離れずの距離で執拗に獲物を追い回すと、最後は全員で押さえ込んで嚙み殺します。
この間、すきあらば死角から体当たりして獲物を転ばせて疲労させ、糸玉を投げつけて自由を奪ってゆきます。
◇投擲武器:糸玉
粘液糸を巻いて玉にしたものを、離れた相手に投げます。射程は10メートル程。獲物を四本の脚を動かして追いながら、器用に短い中脚(第二、三対の脚)でつくることができます。
粘液塊は、投げると空中で[ 0 →oo → o--o と]亜鈴型にのびて、ロープの両端におもりを取り付けた狩猟道具のように、命中した獲物のからだに巻きつきます。
まて! 逃げるな!
厳しい土地の捕食者にしては細身で、パワーと頑健さはあまりありません。
しかし、蜘蛛の独特の動きのリズム、昆虫系では珍しい集団の狩り、取り囲む投擲攻撃と。個性的なスタイルが意表をつくかたちで、しばしば格上の大物を倒しているとされます。
■ 履歴/人間との関わり
スノウ・ラビットスパイダー(雪跳蜘蛛)の野生の生活ぶりはよく分かってきません。ナワバリは持たず、寒冷地の山野の決まったルートを小集団で定期的に移動しているようです。
意外なことに、人間に飼われる「被依存」があるといわれます。
上手く一頭だけケージに捕らえて人里に連れ帰ると、人なつっこさをみせて、何年も生き続けることがあるということです。上位者に従う、餌を分け合う、死肉も食べるといった習性が、元の集団から切り離された後、飼育生活に適合するということですが、まとまった調査報告は無く、メイモント王国の辺地からの噂話にとどまります。
________キリッ: (  ̄L  ̄ ;P
「みなさん、お久しぶりです」
「『けーじょん』と『ぴーじょん』のトークコーナー。再開の第一回はここ、後書きよりインタビュー形式でお送りします」
「インタビュアーはわたくし、P。お相手くださるのはーー」
K; ⌒ ー⌒)シ:______
「 K 囃子☆ ISSAデス! 」
「まず一句。
『 雪景色、群れて血飛沫 白い蜘蛛 』! 」
_______・ ・ ・ (  ̄L  ̄ ;P
「 …………………………………… 」
「 … それでは K John・Smithさん」
「今回のスノウ・ラビットスパイダー。バルーン工作が先行したオリジナルモンスターだそうですが?」
K; ^_^): スルーなの____
( ……あーもー、台本 台本)
「はい、そーデス ぴーじょん さん【棒読み】」
「前シーズンの末、バルーンアートの白い蜘蛛をデス、工作の見本につくったらたまたま」
_______ほほほぉ (  ̄L  ̄ ;P
「たまたま、ですか」
K; ^_^) SAY YES ____
「たまたまデス!」
「白の(わりと)手に入れやすい風船と、シールの作り置きからチョイスした赤い丸い眼…… 意外なほど、ウサギっぽい蜘蛛ができたんデス」
K; ^_^) SAY FLAG ?____
「連載の前シーズンの末 ーー
『オレ、投稿再開は、半人半獣のオリジナルモンスターにするんだ! …… 設定作って記事にして。そこからバルーンアート作って、写真添付!』
…… そんな考えが(ふわっと)あったデス」
「それが連載の区切りにデス。
『バルーンアートの見本品』に手をつけたら。ちょっと意外にデスデスがうまく仕上がって。写真を連載でお披露目。
あとからいろいろ設定を作って、今回、ようやく記事にまとまったデス」
___デスデスうるさ (  ̄L  ̄ ;P
「設定(記事)、バルーンアートの造形。その順序が今回、反転していた、と」
K; ^ △^) 〉 ____
「まぁ、たまにありますデスよね」
_______?? (  ̄L  ̄ ;P
「そうです……ね(そうか?)」
「それにしても、獲物を群れで襲う巨大ハエトリグモ(白)…… この設定は、写真のイメージよりかなり怖い気がします」
K; ^ c^) 〜♪____
「わざとじゃありませんよ」
「見た目と中身(設定)が、なぜか反転したデスねー」
_____カぁット!:(  ̄四  ̄#P
「 ーー 収録終了!おつかれ! 」
「そしてーー 。打ち合わせ、無視してくれてっ!
トークコーナー再開、『後書き』初進出。その第一声が、俳句(?)だとぉ!!
フル・アドリブで仕置だから!
おまえのデスの数をかぞえろ!




