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召喚の儀式【3】夢と共に



挿絵(By みてみん)

イラスト:祭りの花火《ゆかり10歳》




 少女は泣いていた。

理由が分からないまま、ただ悲しくて泣いていた。


 途中までは誰かと一緒に歩いていた・・・

でも、その温もりはここにはない。ここが何処かも分かず、暗い闇の中で怯えるようにうずくまり膝を抱えて涙をこぼした。


「なぜ泣くの?どうしてそんなに悲しいの?」


 聞き覚えのある声がしたように思ったけど、何もなく誰もいなかった。カチカチカチと不思議な音がして扉が次々に開いて行く感覚がしたけど、それが何を意味しているのかも分からなかった。


 だが、予想外のトラブルが起きて意識が混濁し、記憶が定着しない状態である事は不思議に理解できた。何も分からないのに危機感だけがあり、早くしければ手遅れになると誰かが警告してくれているような気がした。


 自分はどうして、ここにいるのだろうか?

頑張って思い出そうとしても、肝心な部分が何ひとつ思い出せない。もう少しのところまで来ているような気がするのだけど、あと一歩で邪魔が入り、目的は果たせないまま時間だけが過ぎて行く。


 きっかけが欲しい!きっかけさえあれば・・・


 そう強く念じた時、遠くから自分の名を呼ぶ声がした。声は下の方から近づいて来た。それはとても懐かしく、その優しい響きを聞くと胸が張り裂けそうなほど熱くなって、心臓はバクバクと大きな音を立てた。


「姫ちゃぁん、どこ行ったのぉ?姫ちゃぁん!」


 顔を上げて周りを見ると、そこは古びた神社の石の階段だった。


「やっと見つけたよ~」


 浴衣を着た中学生くらいの男の子が階段を駆け上がって来る。ハァハァと息を切らしながら近づいて来て、自分の隣にドカッと乱暴に腰を下ろした。


「もう!俺、ここの土地の事あまり知らないンだからさぁ。先に行っちゃうのはナシにしてよね!」


 口調は怒っているが顔は怒ってなかった。

彼の優しい眼差しは、いつも私を安心させてくれる。


 彼の名前は・・・

 あれ?何故だか思い出せない。

 こんなにも強く彼を愛しているのに・・・


「ゆかり、姫じゃないよ!ゆかりダョ!」


 姫と呼ばれるのは好きではなかった。

名字が姫城なので姫と皆から呼ばれるけど、お母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも名字は姫城だ。


「じゃあ、みんな姫ちゃんなの?」


 その理屈は全く持って正しいのだけれど、容姿が本当にお姫様みたいで可愛らしく、綺麗に切り揃えた美しい黒髪がその雰囲気を姫と呼ぶにふさわしいように見せていた。だから、彼女の事を下の名前で呼ぶのは家族以外いなかった。


「うん、ごめん、ごめん!これからは下の名前で呼ぶから許してよ」


 男の子はすねる少女をどう扱ってよいか分からず、ちょっぴり恥ずかしげに名前を呼び直した。


「ゆかりちゃん」


 はにかむような笑顔。透き通るような少し翠色がかった不思議な瞳の色。私はこの目が大好きだった。日の光の元で見ると、翠色の中に薄く金色のラインが見える。彼の祖母は外国の人で、瞳の色は隔世遺伝だとお母さんが教えてくれた。


 なんだか不思議な色・・・

 時を忘れて惹き込まれてしまう


「うん。今回だけは特別に許してあげる」


 泣いていた事も忘れて元気に立ち上がると、少年の手を引いて歩き出した。この時になってはじめて自分が少年よりも随分と小さく幼いことに気付いた。


――――あれ?今の私って何歳なんだろう?


 自分も浴衣を着ていた。買って貰ったばかりの草履のことを誉めてもらいたくて、テケテケとちょっと変な歩き方をしてみた。ぎこちなさに気付いた少年は視線を足元に落とし、それって新しい草履なの?と私に聞いた。


「うん、そうだよ!おばあちゃんに買って貰ったのぉ」


 気付いてくれた事が本当に嬉しくて、満面の笑みが浮かぶ。


「そうなんだ!なんかキラキラしてて可愛いね!」


 目的を達した私は、嬉しくてキャッとはしゃいだ。


 村の縁日は小さいながらも屋台が出た。

二人は神社の階段下の広場に集まった屋台を回り、時間を忘れて遊んだりした。


 盆踊り会場に設置された(やぐら)には、3000を超える大小様々な提灯がぶら下がり、周りを優しく照し出している。夜が穏やかにふけて行き、やがてクライマックスを告げる花火がパンパンと夏の夜空に花を咲かせはじめた。


 田舎祭の花火である。1発1発を誰が提供したかを放送で流し、ポーンと上がりパーンと弾ける。都会の花火大会を知る少年には退屈に思えてならないのだが、ゆっくりと時が流れ、夜が更けるこの感覚は嫌いではなかった。


 少年が村祭りに来たのはこれが三度目だった。

うち2回は両親と来て、今回は姫城の叔父さんが彼を村まで連れて来た。少年の父方の実家であるこの村に、両親と来る事は二度とない。


 3ヶ月前の春、彼の両親は交通事故でこの世を去った。野球部の朝練のため、いつものように朝早く家を出た。ろくに顔も見ずテーブルに置かれた弁当だけを受け取って、玄関先で行ってきますと言って返事も待たずに扉を閉めた。次に見た両親の姿は、霊安室に寝かされた父と、救急治療室で機械に繋がれた母の姿だった。父親は即死、母親も病院に運ばれてから1時間の命だったという。


 その後、彼は神戸にある母方の実家である速水家に引き取られた。慣れぬ土地での新しい生活は彼の心を癒やす事なく、やがて不登校になり、夏が近づく頃には部屋からほとんど出なくなった。


 その様子を見かねた叔父さんが、神戸の家から彼を連れ出し、父方の実家である長野県売木村に連れてきたのだ。村の学校はほどなく夏休みに入り、昼間にふらつく子供がいても気にとめる者もいない季節となった。


 姫城の家はこの村では有名な旧家だった。

彼の父親は次男であったし、母親はひとり子であったので、養子というかたちをとって苗字を速水とした。




 少年の名は『速水卓也(はやみたくや)

叔父の提案通り、姫城家の養子に入れば姫城卓也になっていたはずだ。だが、それを母方の家が許すはずもなく、2つの家の間で跡継ぎ騒動に巻き込まれる事になった。


 それは姫城家の長男である叔父に子が出来ず、このままでは男系の血が絶えてしまうという事情があったのだが、当時15才の少年には全く興味もなく、どうでもよい事だった。


 姫城家には、もう一組の家族が同居していた。

産後の養生のため里帰りをしてた間に不幸があり、消防官の夫を二次災害で亡くした姫城恵美子と、その娘の『ゆかり』という女の子だった。速水卓也が2回目に村を訪れたとき、彼の目の前には赤ん坊ではなく小さく可愛い女の子が笑っていた。そして3回目、6年ぶりに会ったゆかりは可愛らしい少女に成長していた。



「ねぇ、ゆかりちゃんは今年でいくつになったの?」


 もっとよい位置で花火を見ようと、ふたりは神社のお社に続く長い階段を再び登っていた。


「え~っ、忘れちゃったの~?」


「ごめん、ごめん、ひさしぶりに会ったから・・・」


「え~っ、信じらんない!言い訳は男らしくないよ!」


 ほほを脹らませ、ぷんぷんと自分の口で効果音をつくる仕草は少女がよくするポーズだった。マンガなどでよくあるシーンだが、実際にする女の子は少年の知る限り彼女だけだった。


「じゃぁ、ゆかりちゃんは俺の歳を覚えてるの?」


「あたりまえよ!タクヤちゃんは6月10日生まれの15歳。私は今日は10歳だけど明日からは11歳。どお?わかった?」


 ああ、そうだ・・・

 私はこの時10歳だった・・・

 隣にいるのはタクヤちゃん

 大好きな親戚のお兄ちゃん・・・


「うっ、誕生日まで知ってんのかよ!参ったなぁ~。それに、ゆかりちゃん明日が誕生日なの?」


 本当に驚いている様子にがっかりして、少女はうつ向いたまま小さくプンプンと言った。


「なるほど、その可愛い草履も誕生日プレゼントだったんだね!」


 もう、早く言ってくれれば僕も何か用意したのに!と、片手を立ててごめんねと謝るポーズを取りながら、「そうだ!僕も何か買ってあげるよ。欲しいものある?」と誕生日も歳も忘れてしまった事を悪ぶるでもなく、少女の手を両の掌でぎゅと握り体を乗り出してきた。


「ん~、欲しいモノはない・・かな?」


 突然手を握られて少女の顔は赤らんでいるが、少年は全くそれには気づいていない。少しおマセな少女と、女性を意識した事がない少年の組み合わせは、世間一般から見ても微笑ましいほどに至極普通の組み合わせだった。


「それじゃ、して欲しい事とか、何でもいいから何か無い?」


「ん~、何でもいいの?」


「うん、僕が出来る事なら何でも!」


「何でも?」


「何でも!」


「じゃあねぇ~」


「うん、」


 少女は顔を赤らめたまま唇の下に人差し指を立て、首を傾けながら考えるフリをした。して欲しい事、それは何かしてあげると言われてすぐに思いついた。でも少女の頭に浮かんだそれはさすがにちょっと恥ずかしく、口にするには勇気が必要なセリフだった。


「じゃあね、ゆかりのことダッコして!」


「ダッコ?」


「そう、お姫さまダッコ!」


 えええ~っ!と驚いて握った手を放し、たじろぎ後ずさる少年。それを追いかけるように、早くしてよ~っと両手を挙げてピョンピョンする少女。


――――ああ、この頃の私はけっこう積極的だったんだ。


 もう気づいていた。これは自分の記憶の中だ。

なぜこのような形になったのか分からないが、自分はいま過去の自分に重なるようにして追体験をしている。


 そして思い出した。この後に起こる悲劇の事を。

大好きなお兄ちゃんが自分の前から消えてしまうきっかけになったその事件は、今も少女の中に重く影を落としていた。


 ここまで(さかのぼ)らなくてもいいのにと思いつつ、それとも意味があるのかと思い直す。自分にとって一番触れられたくない記憶の中にソレがあるのだとしたら、見つけ出すのは大変だ。もしかしたら何度か失敗しているのかも知れない。記憶が混濁してた理由も、そうであったとしたら納得が行く。


 もう失敗はできない。

気をしっかりと保ち、必ず見つけるんだ。

私はその為にここに来た。私が存在した理由の全てはこの時の為にあるんだから・・・




 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



 メリーサはヨムルと共に深層領域を進んでいた。


 突入してすぐ気付いた事だが、ここは全くもって普通ではなかった。異世界人の精神に潜った事なら以前にもあったが、根本的に何かが違っていた。違和感が凄まじいのだ。


 精神世界ならば独壇場であるはずの夢魔を、これほどまでに阻害する特殊な力場。異世界人とはいえ、人の身で創れる領域とはとても思えなかった。メリーサが考えられる範疇を大きく超えているのだ。


 あり得ないほど高密度な空間は底が知れない程に深く、『夢魂侵潜技(ソールダイビング)』の頂点を究めた自分が、ましてやユニゾンした状態であっても感知できない事など本来あってはならない。


 だからと、メリーサは思う。

これは想像でしかないが、ここは異世界へと繋がる通路ではないだろうか。過去にこのタイミングで異世界人の内側に潜った前例はないし、たとえあったとしても、この密度から生還するのは練達した術士であっても不可能だと思った。


―――ユニゾンしてて本当によかった。アタシ独りじゃ片道切符確定だったよ・・・


 深く潜るほど戻るのは難しくなる。

隣にいるヨムルからは、覚醒によるエネルギー消費を補うように存在力が流れ込んで来て補充してくれている。


―――マジ、頼りになるじゃん!


 握った手のひらに力を込め、相棒を見るとヨムルもこちらを向いたので、バッチリと視線が合ってしまった。


「痛いわメリーサ。あなたは同調覚醒(ユニゾン)中なんだから少しは加減しなさいよ」


「ごめん、ごめん。この状態って能力使う分には問題ないけど、力を加減するとかムズいのさぁ」


 舌をペロッと出しておどけて見せたあと、再び思考を巡らせた。もし仮に、異世界召喚のゲートが贄となる者の内側に開くのであれば、この異常な密度と召喚後に起こる消滅現象の理由が少し解る気がした。


 異世界召喚は、魔王である自分にも掲示されてない秘密がたくさんある。封印書庫の鍵を持つ大賢者が行方をくらまして以降、研究は滞ったまま何百年と進展してないと聞く。だいたい、封印書庫が実在するかも正確には分っていなかった。


 なぜ魔族側の召喚には贄が必要なのか?

同じ異世界召喚でありながら、人類側のシステムとは大きく違っていた。現在解っているのは、操作方法とその周期くらいで、召喚陣も魔族が創ったものではなく、天之台(アマノイワト)は古代遺跡なのだ。創られた年代すら測定されていないし、あの巨大な聖魔石をどうやって集め、どうやって加工したのかも謎のままだ。


 タブーとされていて調べられない事も多く、調べようにも10年に一度しか現れないし、その時しか動かないのだから調査もあまり進んでいない。


 この超高密度空間は、少し前から複数の力場が生まれては消えを繰り返している。力場の向こう側に見たこともない風景や建造物の映像と共に感情とおぼしきモノを感じるのだが、探る前にパッと消えてしまい確認までは出来なかった。


 はっきり言って、手に負えるシロモノではなかった。召喚陣を管理し研究している魔王チョロスがここに居たのならもう少しマシな分析が出来たのかも知れないが、この辺りが自分には限界だろうとメリーサは感じていた。


 暴走状態に陥った者の正気を取り戻すくらい造作もない事だと思っていたのだが、予想外の苦戦に焦りと驚きを隠せない。


―――姫ちゃん、あなた本当に人間なの?

こんなのあり得ないよ!人が持てる魂の限界容量を遥かに超えてるよ!それに、何かの魔法式がいたるところに仕掛けてある。何だか危険な気がして触れないけど、これはいったい何なのさ?どうしてこんなモノが大量に存在しているの・・・


「とりゃあっ!」と叫び、気合を入れ直したメリーサは、更に深く精神領域を高速で飛ぶように突き進んだ。



―――やっと、ここまでたどり着いたのに!?


 精神世界では時間感覚が通常とは異なる。

かなり長い間潜り続けたように感じるが、実際には5分も経過していない事は感覚的に分かる。目的地はもう目の前だと夢魔の直感が告げているのに、大きな障害に阻まれ足止めを食らっていた。


「ヨムルちゃん、アレが見える?」


「ええ。かなりヤバそうな相手ね」


「かなりなんて生易しいモノじゃないよ!」


 目の前に巨大な狼が頭を伏せて眠っていた。

山のように大きな双頭の狼の後ろには、扉がついた巨大な門が見えている。


―――門番の狼か!・・・なんかコテコテの設定だね!


「ヨムルちゃん、臨界覚醒(バーストドライブ)をもう一度お願い!」


「ダメよ!何を言ってるの?

既に2回してるのよ。これ以上の負荷は寿命を著しく縮めるわ!」


 夢魔王メリーサは、覚醒状態を第二段階まで引き上げていた。ユニゾンドライブで1度、そして深層領域に突入してすぐに2度目の覚醒を行っている。


 『臨界覚醒(バーストドライブ)』とはヨムルの持つ固有能力(ユニークスキルだ。水妖である彼女は、体内に複数の毒を持っており、毒は使い方によって薬になるというが、体内で調合した毒に魔力を付加させる事で覚醒効果を引き出す事が出た。


 時間制限はあるが、その効果は対象者の能力を何倍にも引き上げる事が可能だ。しかし毒を使う事には変わりなく、バーストは何度もしたり長時間使用すれば、体だけでなく魂の寿命を著しく消耗させる諸刃の剣となった。


「わかってる。でも他に方法はないの!」


 メリーサにいつものおどけた様子はない。

強い口調には彼女の決死の決意が込められており、ヨムルにも他に方法がない事は分かっていた。感覚を同調しているために夢魔の感知能力が作用し、メリーサが分かる事はヨムルにも分かる状態になっている。門番の巨大な狼は、地上に生息するどの生物よりも遥かに危険で凶悪な存在だった。


「わかったわ・・・でも、これが最後よ?」


 あなたが死んだら私は帰れないんだからヘマしないでね!と言葉を続けるヨムルの表情からは、あなたを絶対死なせないという強い意志が伝わって来た。


―――ユニゾン状態で本心を隠す事なんて出来ないんだよヨムルちゃん。アタシは絶対負けない!姫ちゃんの心を見つけ出して必ず戻るんだ!!


「よっしゃ~!あたしのカッコいいところを、いっちょ見せてやろうじゃあないのさ!」



「「臨界突破第三覚醒(バーストドライブ・ザ・サード)!!」」



 覚醒段階が上がり、金色に輝くオーラがメリーサの体から爆発的に噴き上がった。


「これって、マジ凄いかも!?」


 沸き上がる力!沸騰する闘気!

纏うオーラが火花を巻き上げ、バチバチと派手に音を立て吹き上がった。


「勝てるよ!これで負けるはずがない!!」


「3分が限界よ!それでカタを付けなさい!」


「了解だよヨムルちゃん!こんなの速攻で片付けてやるのさ!」


 羊娘は獲物を狩る肉食獣のごとき笑みを浮かべ、先制攻撃とばかりに真空飛膝三段蹴りを狼の下顎におみまいした。続いて放つ拳打の連続技に気合を込めた雄叫びが走る!


「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!!」

「無駄、無駄、無駄、無駄、無駄ァァァ!!」


 爆裂する連続コンボ技による先制攻撃は、明らかなダメージを確実に重ねて行く。壮絶な肉弾戦バトルが、今ここに火蓋を切った。




読んで下さりありがとうございます。続きは今日中に更新しますので、宜しくお願いします。

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