空に誓う! キミだけを大切にしたい!!!
僕の見る空とキミが見る空は、一緒なのかな?
僕は、ぼんやりとそんな事を考えていた!
僕の名前は 『宇佐美 公平』26歳、営業の仕事をしている。
彼女の名前は 『山野 実央』26歳、食品関係で働いている。
僕と実央は、高校からの同級生で仲がイイ友達から付き合う事に
なった二人。
気がつけば、、、?
僕の方が、実央を好きになっていた。
知らず知らずのうちに目で、実央の動きを追っていたり...。
他の男友達と実央が話しているだけで、無性に腹が立つ!!!
実央が僕の事を意識してくれない時は、すごく寂しい...。
一日の始まりは、、、?
実央の機嫌いいか? どうかから始まる、、、!
実央が機嫌がイイと! 僕も機嫌がイイ!
実央が、ふさぎ込んでいると? 僕も気持ちが落ち込む...。
*
だから! 僕は決めたんだ、、、!
この先、実央がいつも笑って過ごせるように、、、!
僕は実央のヒカリになり、支えになろうと、、、!
僕は、実央の為だけに生きて行きたい!
本当に実央が大好きだから!
▼
僕が、実央に好きだと言うと、、、?
実央は決まってこう答えるんだよ!
『公平! 恥ずかしいから、そんなに真っ直ぐな眼で私を見て言わないでよ!』
『だって! 僕は本気なんだよ実央!!!』
『分かってるけど、、、はずかしいのよ!』
『そんな恥ずかしがる姿も大好きだ!!!』
『・・・公平のバカ!』
『実央は本当に照屋さんだな~』
『もぉ~おおお!』
*
僕も実央も、もう学生じゃないから、、、!
上手く、実央に僕の気持ちが伝わっているのか、、、?
不安になる事もあるけど、、、?
僕の気持ちは、、、あの時から、何も変わっていないから、、、!
実央も、そうだったらいいな~!
そんな事を想っている、、、!!!
▽
時には、、、?
くだらない事で、実央と喧嘩になることもある、、、!
『先さ~手に持ってたゴミ? 何処に置いてきたの、、、?』
『えぇ!?』
『公平の右手に先、持ってたゴミだよ! ドコ?』
『・・・持ってたっけ?』
『持ってたよ! そのゴミは、、、?』
『分かんない!』
『・・・なんで! 分かんないのよ? 意味がわかんない!!!』
『なんで? そんな事で怒るんだよ、、、?』
『そりゃ~怒るでしょ! ゴミをそこら辺に捨ててんのと一緒じゃん!』
『・・・まあ、そうだけど、、、。』
『ちゃんと! ゴミ箱に捨てなよ!』
『・・・分かった! 次からちゃんとするよ!』
『いつもいつも! 公平はそう言ってしないでしょ!』
『・・・・・・』
『部屋でも、そうだよね! あちこちゴミが部屋中にあるのに片付けないで!
ほったらかしでさ~』
『・・・ごめん、』
『ごめんじゃないし! 謝ってすむなら? 警察要らないから、、、!』
『・・・・・・ごめん、』
『公平は? 直す気あんの?』
『うん!』
『じゃ~もう、この話はいいや~』
▼
実央は、怒ると怖いけど、、、?
正論だから! 言い返せないと言うか、、、?
そんな所も好きなのだけど、、、!
上手く言えないんだけど、、、?
この先も、ずっとずっと実央と些細な事で喧嘩もしたりして、、、!
二人で一緒に居れるといいなって想っているよ、、、!
僕は、堤防沿いの草むらの上に寝ころびながら、こう想ったんだ、、、!
『僕は空に誓う! 一生! 実央だけを大切にして行くから!』
僕はこの時、そう決めたんだ、、、!!!
【一生、実央だけを愛し続ける】と、、、。
幸せは、無限にあるモノじゃないから、自分たちで守っていくモノだ、、、!
愛する者の為に、僕は誰にも実央を渡さない!!!
最後までお読みいただきありがとうございます。