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机上の机  作者: 戸倉宝
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プロローグ

人は欺く生き物だ。他人から、事実から、自らの弱さや醜さから、自分を欺く。それらは全て、気のせいなのだと見ていないのだとそんなものは最初からないのだと。


欺こうが欺かまいが、事実は事実として存在する。

最も、それに気づいてしまったとしても、そこからは聞くに耐えない感情論や開き直りによる自己弁護が行われるだけである。


誰だって嫌な事には関わりたくない。汚いものは見たくない。終わりの見えないものは面倒臭い。


首を締めているものが自分を、他人を殺して初めて認識しようと思えるのであり、認識しなければならないのだと意識をする。 無意識は意識の中に入れられることは絶対にない。

じゃあ人々は、無意識の中の塊を理解してしまった時どうなるのだろう。強迫的に無意識を意識させられたらなんというのだろう。

自分自身を悔やみ、悲しみに浸りながらも、前を向き自らをみつめなおすのだろうか。




まぁ答えは決まっている。自分自身を悔やみながら、悲しみに浸りながら思い詰めた声でこういうのだ。『悪いのはお前だ、どうしてくれるんだ』

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