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-突然の噂話-

-突然の噂話-


「藍梨、一学期終わったら引っ越すらしいね?」

「あー、言ってたなぁ…

いきなりの話だよな」


たまたま近くにいた人の話が耳に入った。

そんなことあいつから聞いてない、ただの嘘かもしれない…

少しでもそう信じたい俺は部活が終わり、いつもの公園へ走って向かった。

早く確認したい、その思いだけで部活後の疲れなど気にせず走った。


「藍梨…っハァハァ…

引越しって本当かよ…っ」

息切れしながらそう必死に尋ねた

「えっと…そうなの。

ずっと言えなくて…ごめん…」

「…でも、おれは…俺は絶対に別れたくないからな!ぜってーに!」

藍梨の悲しそうな顔を見て必死になって思いを伝えた

「私も別れたくなくて…ずっと言えなかった、怖くて…」

逆に泣いてしまった。初めて見た泣き顔。

「俺はそんなこと言わないよ、絶対に別れたくないからな」



そうか、別れたくなくて俺には言わなかったのか。


でも

一学期が終わるまでもう時間がない…


>タイムリミットまで、あと 1週間<


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