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帰宅して普段着に着替え、岩口はようやくゆったりと寛げる時間を得るのである。
「明日は早いですの?」
着替えを手伝いながら、毎年のことただから分かりそうな疑問を美登里がボソッと呟く。
「去年と同じ頃だよ…」
分かってるだろっ! と言いたいところをグッ! と我慢して、岩口は冷静に返した。朝からのお札配布は、最初の家が朝七時からと決めるでなく慣例のように決まっていたのである。
美登里は思い出したように無言で頷いた。岩口は普段着に着替えるとキッチンでいつも飲むコーヒーを淹れてひと息ついた。インスタント・コーヒーである。^^
悠馬と智花は明日が日曜ということで無邪気にテレビゲームで楽しんでいる。
「今日は智花の勝ちだな…」
「トモちゃんは強いんだから…」
「はいはい…」
ここは下手に出た方が得策と判断したのか、悠馬は逆らわなかった。三竦みで勝つ一つの手です。^^




