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「おっ! 智花にしては気が利くなっ!」

 学校から帰ってきた悠馬が、ひと言、呟いてニンマリ(わら)った。

「そういう言い方はよくありませんよっ! トモちゃんはねぇ~~、お利口さんなんだから…」

「分かった、分かった…」

「レンジでチン! しなさい…」

 キッチンで夕食の調理をしながら、美登里が遠目で促した。

「はぁ~~いっ!」

 智花には何かにつけてひと言多い悠馬だったが、母親の美登里には従順だった。この時期、おねだりしたプラモデルを買ってもらえるかどうかの瀬戸際だったこともある。^^

 岩口はこのとき、勤めを終えたあと、骨太(ほねぶと)神社の社務所にいた。一目散に帰宅して氏子達に配るお札の準備にゴチャゴチャと余念がなかった。氏子総代である切川が手伝っていたことは言うまでもない。

「宮司! …これでよろしいでしょうか?」

 神社以外の付き合いでは「岩口さんっ!」と呼ぶ切川だったが、神事では「宮司!」だった。神域と俗界は一線を画す・・という発想からだった。

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