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 岩口が骨太(ほねぶと)神社の務めを奉仕と思っていたか…は、本人に訊ねてみないと分からない。^^ ただ、岩口が懸命に務めていたのは誰の目から見ても確かだった。その一例として、神社の落ち葉掃きがある。神社境内は古くから鬱蒼と茂る広葉、針葉樹が(おお)い尽くしている。針葉樹はいいとしても、広葉樹が落とす木の葉の量は半端ではなかった。()の葉が落ちると()の葉となる訳だ。^^ 掃いても掃いても日々、敷きつめたように境内の下を葉で蔽い尽くすのである。となれば、神社を預かる宮司の身としては放ってはおけない。だが、日々の落ち葉掃きは疲れが溜まり大変だから、岩口は数日を区切って掃くことにしていた。当然、悠馬と智花にもその労を分担してもらい、疲労を軽減していた。

「明日なんだけどさ…掃除当番、変わってくれないか?」

「いいわよっ! トモちゃんはお昼までだから…」

「そうかっ! 頼みます…」

「見返りはナニっ!」

「見返りっ!? 見返りって、お前…」

「当然でしょ! モノを頼むんだから…」

「貯金壺の五百円一枚でどうだっ?」

「うぅ~~ん! まあ、いいでしょ!明後日はしてねっ!!」

「ああ…」

 本当に三才かよ…と悠馬は思ったが、まあ、仕方ないか…と、思うに留めた。

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