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 春の一日、桜が満開の観桜会は地元町民だけでなく近隣町からも多くの人々が訪れる名物イベントになっていた。岩口も仕事の憂さを全て忘れ、桜並木の下の一角にブルーシートを広げて陣取り、家族と至福のひとときを過ごしていた。美登里が作った料理を味わいながら家族四人が満開の桜の下で寛いでいると、そこへ切川が現れた。

「やあ、岩口さん。やっておられますね…」

「ああ、切川さんも来られましたか」

「はい…。急患を診てからでしたから、少し遅くなりましたが…」

「クリニックは? 今日は昼までで土曜の午後は休診させて頂いております」

「ああ、そうでしたか…」

「よろしければ、お座りになりません?」

 美登里が二人に座を勧める。

「こりゃ、どうも…。何かとご縁が深いですな、ははは…」

 切川が話ながらゆったりとブルーシートの上へ腰を下ろした。

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