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誰だったかしら?」
「いつもの井戸端会議の連中だろう」
「ええ…」
「ははは…あのおばさん連中は情報通だからな。油断は出来ん…」
「まあそれはいいとして、砂場さん、氏子になるの?」
「ああ、そのことか…。それは砂場君が決めることだ。本人は奥さんと相談してみると言ってたが…」
「そうなの?」
「ああ…」
砂場の引っ越しの話は、それで途絶えた。
「お兄ちゃんがねっ!」
「それは言うなって言ったろっ!!」
二人がテレビを観ていると、そこへ悠馬と智花がバタバタとリビングへ飛び込んできた。




