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「他には?」

「他ですか…仏山さん宅だけだったと思いますが…。それで?」

「はあ、私も氏子にならないといけないんでしょうね」

「ははは…どうしてもっ! という決まりではありません。ご意思があればなって頂く・・くらいのお気持ちでよろしいかと思いますが…」

「はあ、そうですか。妻とも相談してみます。今は、引っ越しの準備で大わらわの最中ですから、また落ちつきましたら、もう一度、ご相談させて頂きます」

「はあ、それでよろしいかと…」

「相談は、それだけです」

「ああ、そうですか。いつでもお訊ね下さい」

 岩口としては、砂場に一つ、貸しを作った形になった。これで、仕事で分からないことが訊きやすくなったことは確かだった。

 二人は屋上の出入り口から、(ねぐら)へ帰るトンビにでもなったような馴れた足取りで、スゥ~っと階段を回り下りながら課へと戻っていった。^^

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