創作には経験が必要か?
――創作には経験が必要だ。
よく言われることだろう。
かくいう私も、「経験を積め」と幼いころから言われてきた。
SNSのタグに「小説家は自分の経験したことしか書けない」のような物があった記憶もある。
私は、その通りだと思う。
その最たる例として、私は、恋愛ものが書けない。
書きたいという思いはある。
構想もある。
ただ、書けないのだ。
何故か。経験が少なすぎるからである(´;ω;`)
だがその一方で、「殺人事件描いている人でも殺人はしていない!」みたいなこともある。
私はそれは、経験をどこまで組み合わせられるかじゃないか、と思っている。
例えば自分がしたことがないことについて書くときも、「こんなことはしたことがある」や、「こんな感情を抱いたことはある」という経験を合わせて、「このとき、この人はどんな行動をするだろうか」と考えて書く。
そうすると大体多くの人が「あー、納得できる」と思える行動になる……はずだ。
つまり、経験をもとにして経験していないことを書けるのである!
とはいえ、いくら経験を組み合わせても、もともと経験したことがあることにはかなわないのではないか……と思う。
だからこそ、創作には経験が大切なのだ。
似たような話として、ご都合主義について考えた(?)エッセイもありますので、そちらもどうぞ^^
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