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お家デート?いえ、彼女の家で僕は料理を作ってます、なぜか  作者: EPO
第9章 二学期後半戦スタート

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12月7日 (水) 期末試験 最終日……

 5日から期末試験に突入。

 今回理系は3日間に万遍なく割り振られ、集中しない分勉強しやすい。理系の苦手な人はそこに時間をかけられるし、それ以外の人は暗記問題に時間をかけられた。

 僕は放課後京子さんの理系の勉強に付き合いながら、自分の暗記問題対策に力を入れていた。


 始めの2日間は京子さんはまずまず大丈夫だったよ、との事。

 最終日の理系は化学だったのでそれ程問題なく、残りが英語と世界史だったからほぼ暗記で楽だった。点数はすごくいいとはいえないかもしれないけど悪くはないはず。

 渡辺さんも英語をそれなりの点数でクリア出来てそうだ、という話しだった。こっちは答案が返って来ないとはっきりしないけど。

 赤点を回避できているといいね、渡辺さん。

 僕と京子さんは冬休みゆっくり遊ぶけど。



服部Side

 放課後は山田の家でSLG。

 京子さんには夜にまた電話すると軽く話してから移動開始。


 途中本屋とスーパーに寄る。

 本屋は月始めなのでジャンプ系や白泉社などコミックスの発売が集中しているし、年末進行で前倒しされてるのもあるので結構買う数がある。

 みんな自分が買う本を新刊コーナーで探し回った。

 その後スーパーでホットケーキの材料を買って帰る。


「山田、お前の家に電動の泡立て機ある?」

「見たことねぇな」

「そうだろうな。普通そんなに使うもんじゃないからな。

 仕方ない普通に作るか。アイス乗っけるくらいで」


 ホットケーキの素と卵、牛乳、アイス、後飲み物を買って行く。

 菓子類はなしで、ホットケーキの増産でいいだろう。


 今は冬だから山の頂上の山田の家に行くのは、汗をほぼかかなくなったので楽になった。逆に帰りが寒くて辛くなったけど。

 山田の家に着き、荷物を山田の部屋に置いてキッチンでホットケーキを作り始める、期末試験終了祝ということで。


「電動の泡立て機があるとどうなんの?」

「卵白を泡立ててホットケーキの素の混ぜれば、いくらかふんわりと厚くなるんだよ。手で泡立てる気はないし、なければなくてもいいけどな」

「そうか」


 ホットケーキの素と卵、牛乳を混ぜ、ホットプレートで焼いていく。

 ただひたすら焼いては食べさせ、焼いては自分が食べ、ホットケーキ焼きマシーンと化し、ホットケーキの素がある分作った。

 丁度山田のおばあさんも帰ってきたので、ホットケーキを出した、アイスを乗せて。


「いつも悪いね」

「いえ、みんなで買ってるものですし、多く買ってましたから」

「そうかい、じゃあご馳走になるよ」


 全て焼き終え、皆が満足するだけ食べ、残りは部屋に持って上がった。



 さて今日は何をしようか。

 まだやっていないガンダムの空中戦をやろう。

 ここからが問題。

 基本的にド・ダイ改やベースジャバーのようなサブフライトシステム (以後SFS)が必須となる。これがないとモビルスーツ (以後MS)は空中で戦闘ができない。

 これに1機もしくは2機のMSが載るが、移動速度は速いが回避性能が悪い。なので射撃が当たりやすい。

 ただ、SFSとMSで回避と攻撃が分けられるので、MSは確認と攻撃に専念できる、という利点がなくもない。

 他に可変MSがいる。

 こちらはMA形態であればSFSと同様に空中を飛べるが、MS形態の場合重力に引かれ落ちる。MSの方が射撃可能範囲が広いけど落ちる、MAは落ちないけど射撃可能範囲が狭く当てにくくなる。

 どちらの形態で攻撃するか考えなければいけないのが面倒だ。


 今回はZ時代ということで、エゥーゴ対ティターンズでいきます。

 チーム分けは、エゥーゴ:山田、服部、ティターンズ:西川、武田となった。

 使うMSは山田:百式、服部:ガンダムmk2、西川:ギャプラン、武田:アッシマーと、MS対可変MSとなった。



 始めは接近するために移動するだけ。

 3ターンほどなにもなく、ようやくそろそろ戦闘になろうかという所。

 敵機の背後に着きたいところだけど、空中戦のためにすぐに曲がれない。 曲がるにも一回60度までだからかなり大きく旋回しなければならなかった。


「行動計画、決まった?」

「「「おう」」」

「RF5LF1……ギャプラン確認するか……OK」


 まだ射撃はしてないから、ターン終了。


「次の行動計画を……」

「みんな、期末試験どうだった?」

「「「いつも通り」」」

「良くも悪くもなしか、俺と一緒か。

 山田ってさあ、英語成績良かったっけ?」

「普通、平均前後くらい。何で?」

「良かったら、渡辺さんに英語を教えさせようかと思っただけ。

 次行くか」


 次は射撃が当たればいいんだけど、可変MSはSFSより回避性能高いからな。

 こちらが狙われる一方的な戦闘になりそうだ。


「F4RF3……ギャプランの確認OKと。射撃いきますか。

 距離が10で、寸法修正+1……サイコロ振って……回避の修正ー2な」

「側面の距離10で修正いれると7以下で·····ハズレっと」

「当たらねえな、くっそ」


「何で、俺に渡辺さんを教えさせようと?」

「ああ、人手が足りないのと、英語を使わせるのに山田と会話なり筆談なりさせてみようかと思って」

「そんなんで出来るようになんの?」

「さあ?ただ、まずは使わせないとだめそうだに思ったからな、渡辺さん。

 つぎの行動計画だ」


 次は別の方法を考えるしかないな。

 英語版のマンガ渡して読ませるか。


「さ、次のターン行こうか」

「F2RF6R……ギャプラン確認と。

 射撃は距離11に寸法修正+1……サイコロ振って、おおおお、やった2だ。修正ー5だ」

「マジかよ。ちょうどギリ背面にいやがるし。修正入れて3以下か。くっそ、当たりやがった」

「MA形態でどこに当たったかな。右腕か。さらにバインダーのバーニアと。誘爆するかな?」

「げっ、マジか。サイコロ振って……はあ、なんとか切り抜けた」

「でも、バーニアやられたら推力だだ下がりだろ。おっしゃ、バーニア破壊」

「もう終わりじゃん、ギャプラン」

「へへへ」


 今日は調子が良かった。山田が武田を抑えてくれてたから西川のギャプランに集中でき、この後数ターン後に墜とした。

 アッシマーも二人がかりで追い詰め墜ちた。

 珍しく圧勝って感じ。SFSに載ってる方が不利なはずなんだけど。

 ちょっと早く終わったから、情報収集。


「渡辺さん、どんなマンガが好きか知ってる?」

「「「BL」」」

「マジか。そんなの英語版ねぇよな?」

「ないだろ、知らんけど」

「本人に聞いた方が早いんじゃない?」

「うーーん、ちょっと考える」


 しばらく話し込んで解散となり、皆真っ暗になっていた中を帰っていった。



岡田さんSide

 放課後、いつものファミレスでスイーツを食べながら話をしてる。

 期末試験が終わったから、いろいろ頼んでみんなで食べる。


「ナベ、英語はどうだった?」

「多分赤点にはなってない……はず」

「ホントか?ホントなのか?」


 やっぱり心配だよね。冬休みだけとはいえ補習で休みが消えてなくなるから。


「補習になったらナベを放って遊んでるからな。初詣くらいは付き合ってやるけど」

「吉村ちゃんは宮崎くんと行くんだろ?私が寂しくなるわ」

「山田くん、呼ぶ?正直くんに言えば来てくれるかもしれないよ」

「何で山田?」

「いい加減、素直になれよ。せっかくのチャンスじゃねぇの?」

「素直だよ!」


 正直くんの方は何か手を打ってるのかな?

 後で聞けばいいか。


「京子のとこは初詣とかどうすんの?」

「大晦日から4日まで正直くんがうちに居るから、二年参りでも初詣でもどっちでも行けるよ、元旦の朝のバイトは休めないって言ってたけど」

「「「いいなぁ」」」

「お雑煮は服部流?」

「多分そうなるかも。年越しそばも一緒に準備するんじゃないかな」

「「「いいなぁ」」」


 大晦日に二年参りの前にうちに来て、年越しそばを食べて出かければ食べられると思う。もしくは、初詣前にうちに来れば多分お雑煮を。

 正直くんに頼めば大丈夫じゃないかな。


「吉村さんは宮崎くんと初詣とか行くの?」

「まだ誘われてない」

「服部くん曰く、あのヘタレめってやつ?」

「ナベ……確かにそうだけど、年末年始の予定は家の事もあるからな。

 簡単に決められないんだろ」

「そうかもしれませんね。でも吉村さんが頼めば宮崎くんは聞いてくれるのでは?」

「うっ、確かに。まだ時間があるから話してみる」


 まだ時間があるし、予定はどうにでもなるよ。

 みんなで行くのも楽しいし、今度決めよう。


 その後、また渡辺さんと山田くんの話をしたけど、どうにかしないととみんなで思ったところで解散した。




 山田の家から帰る途中、武田と晩飯食べて家に帰り着いた。

 お風呂をすませてから、チャットアプリで連絡して電話した。


「こんばんわ、京子さん」

『こんばんわ、正直くん。山田くんの方はどうだった?』

「山田?変わりはなかったよ?

 英語の点数も平均点レベルだから、渡辺さんに教えさせるには力が足りなさそうだし」

『へ?それだけ?』

「うん、今日は特に山田にちょっかいはかけてないよ。あんまりしつこくしても、意固地になるだけだと思ったから」

『ああ、そうかもね、渡辺さんもそうだし』

「またチャンスを待つか、本人達の気が変わるのを待ったほうがいいかも」

『うん、しばらく適当にからかう程度にしとく。何もしないのも疑われそうだし』

「渡辺さんの方はその方がいいかもね」


 また明日と別れの言葉を告げて、寝ることにした。

 山田と渡辺さんのことをどうにかしようなんて、頭が痛くなるだけだし。

 もうすぐ年末年越しでやることがいろいろあるしなぁ。


*後書き

作中の「ボードのSLG」はツクダホビーから販売されていたボードゲームです。

昭和の時代にガンダムなどンサンライズ作品やマクロスなどのロボット物のSLGが販売されていました。

ガンダムの空中戦は、ダンバインと違い止まれません。航空機のSLGと同様にSFSは常に一定以上移動しなければならず、曲がるのも60度単位で一定以上進まないと次曲がれません。

一部ミノフスキークラフトなどを搭載した機体は空中に留まれますが、ギャプランのような可変MSも空中に留まれず移動を続けなければならず大変です。



2025/09/02

現在次世代の話を連載中です。興味がある方はご覧いただければ幸いです。

「 遊園地デート?いえ、心霊スポットで私は除霊師みたいなことをしています。なぜか?」

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