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お家デート?いえ、彼女の家で僕は料理を作ってます、なぜか  作者: EPO
第9章 二学期後半戦スタート

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11月27日 (日) フットサルに参加……2回目1

 急に決まりフットサルに参加することになった。

 前回同様吉村さんとこのチーム。実は宮崎も所属してるとか。


 前に行った屋内フットサルコートに京子さんと一緒に出かけた。

 受け付けを済ませ、シューズやユニフォームなど一式レンタルし、着替えてコートの方に行く。

 中に入ると既に宮崎と吉村さんが居たので、そちらに移動する。

 更に向こうに大戸が居るのが見えた。大戸もこちらに気付いたようでこっちに駆けてきた。


「よう、おはよ。大戸」

「ああ、おはよ。今日参加するってことは、また吉村さんとこのチームか」

「ああ、また足りないんだって」

「吉村さんの彼氏もいるけど、あいつも上手かったよな?」

「そうだな。でもあいつは元々チームに所属してるからな。この間居なかっただけで」

「まじか、また勝てねぇのか」


 今日は4チームでの総当たり戦の仲間内の大会だそうで、優勝したチームの夕飯代を他のチームが持ってくれるとか。

 午前2試合午後1試合行なう。


「今日はよく来てくれた。助かるよ」

「おはようございます。大会だから呼んだってことはないですよね?」

「それはないよ。ちゃんと、来れないから代わりとして呼んだんだよ」

「ならいいですけど」


 前回の時と同様にフィクソを任され、他のポジションは宮崎は左のアラ、吉村さんが右のアラ、キャプテンがピヴォとなっている。

 吉村さんは京子さんと入れ替わる予定。


「最初はどこのチームですか?この間のチームじゃ無いですよね?」

「そうだね。服部くんの事を知らないチームだ」

「それじゃあ、はじめの方は宮崎とキャプテンにボールを集めて、吉村さんはフォローする感じで攻めてみますか。

 その後にマークが手薄になってそうな吉村さんにボールを集める感じで攻める、ってのはどうでしょう?」

「服部、始めはパスが全然来ないって事?」

「いや、割合的に宮崎達にパスを多くするだけ。二人で集中して攻めてる印象を付ける感じ」

「分かった」

「じゃあ、行こうか」


 1試合目が始まる。

 始めはディフェンス寄りに位置して、キャプテンと宮崎にパスをする。

 フリーの時の吉村さんへのパスも忘れない。

 宮崎達より吉村さんの方が点を取ったので、結局皆にマークが付く状況になってしまった。

 仕方がないので吉村さんを少し下がらせる。マークが付いたままなら相手のディフェンスが減るし、付いていないならまたフリーになる。

 しばらく、点が動かず1点差のまま前半を終える。


 後半は吉村さんから京子さんに代わり、フリーになるように動いてもらい、こぼれ球も拾ってもらう。

 なかなか点が取れないところ、僕がフリーの状態の時目の前にこぼれ球が。

 ゴールまでに相手選手が居なかったので、そのままゴールを狙った。

 ゴーーール!

 また、運良く点が取れた。

 この後もそのまま攻め続け、点は入らなかったものの失点もなく、2点差を守り勝った。


「はぁー、なんとか勝った。京子さん、お疲れ様」

「正直くんもお疲れ様。点が取れたね」

「運が良かっただけだよ。いいところに転がって来たし、前に誰も居なかったから」

「いつもの事ながらいい所にいるよな。お疲れ、服部」

「たまたまだよ。お疲れ、宮崎、吉村さんも」

「とりあえず勝てたな」


 なんとか勝てた。ちょっと間違えてたら負けてたよ。

 たまたまフリーで追加点が入ったから良かったけど。


「勝った勝った。このまま後2勝しよう」

「無茶言わないでくださいよ。さっきのはたまたま勝っただけですから」

「次はさっきのチームより弱いから」

「相性が悪かったら弱かったとしても勝てないかもしれないですよ」

「大丈夫大丈夫」


 そんなこと言ってると負けますよ。



 さて2試合目、スタートは吉村さんに戻して、今度はあまり考えずに行こうか。

 しばらく3人に攻めさせて、僕はディフェンスメインでこぼれ球や相手ボールを取って、前にパスを回していった。

 相手もディフェンス重視のチームで、攻めあぐねていた。

 そんな中、相手チームからのカウンターでボールがこちらのフィールドの右奥の方に転がった。

 ボールを取りに戻るが先に押さえられ、ゴール前でなんとかクリアしたがコーナーキックとなった。


「宮崎は上がっといて。こっちで押さえるから」

「分かった」


 相手のコーナーキックを待ち構える。

 しかし、相手のキックミスで僕の目の前にボールが来て、ワントラップの後前へ蹴り出した。

 それを宮崎が拾い、そのままフリーでシュートし得点となり前半が終了となった。


「よしっ」

「ナイス、宮崎」

「ナイスパス、服部」


 後半はカウンターを警戒するシフトで対応し、結局点が動かずなんとか1点差で勝った。

 運が良かったとしか言いようがない。相手に足の速い人がいたから狙ってたんだろうな。


「危なかったな。あのカウンター」

「まぁ、こっちもカウンターしたけどな」

「上手くいって良かったけど」

「相手のキックミスで取れた点だけだよ。そうじゃなかったら負けてた」


 本当にギリギリだった。あんなギリギリのプレーはしたくないんだけどね。

 弱いとか言ってたけど、ただの戦略の問題。パワープレーに対して守り切れれば勝てる可能性はあるし。


「よしっ、よしっ。後1勝」

「次は大戸のチームか。でもその前にお昼にしますか」

「そうするか。何処に行く?」

「また作ってきたけど食うか?宮崎。吉村さんの分もあるよ」

「正直くん。どこで食べる?」



 流石にコートで食べる訳にもいかないし、近くの公園でも行って食べようか。

 荷物を持って公園に移動する。

 途中大戸がいたから昼飯を誘った。たくさん作ってるから大丈夫だと思う。

 レジャーシートを敷いて、みんなが座った。


「はーーい、サンドウィッチ4種」

「「「おおお」」」

「私が作ったチキンカツサンド。前に作った正直くんのレシピの」

「あと、タマゴサンドとポテサラサンド、最後にベーコンレタスサンド」


 カリカリベーコンと程よく焼いたベーコンを、マスタードを混ぜたマヨネーズかけレタスとパンで挟んだ。

 パンは半分はトーストしたものを使ってるから、その違いも楽しめるかな。


「動物園の時と同じだけど、相変わらず美味いなぁ」

「トーストしてるのはまた違うよ」

「ベーコンレタス、食感が違うベーコンがいい感じ」

「岡田さん達、前にも食べてるの?いいね、こんな美味いの食べれて」

「こんなのそんなに頻繁に作らんけどな」


 食べながら今日の試合の話をする。


「大戸のとこはどうよ?」

「うちは1勝1敗。初戦でさっき服部達がやったチームに負けた。

 カウンターでやられたよ」

「そっか。うちは2勝したけどギリギリだったしな」

「とか言いながら1試合目点取ってるんだよな、こいつ」

「宮崎、お前が点取らなかったから吉村さんが取ったけどな」

「くっ」


 たまたま運が良かっただけだよ。全然楽勝じゃあなかったし。

 次の大戸のチームは前に対戦してるから、僕にマークが付くはず。


「京子さんが相手の選手を引き付けてくれてたから、フリーでガラ空きだったから」

「そんな事ないよ。正直くんがいいポジションに居たからだし」

「もうええわ、そんなノロケみたいな譲り合い」


 それから雑談や次の期末試験の話やらして、昼食の時間が終わった。

 次の試合の前に軽くウォーミングアップして、大戸のチームと対戦だ。


### 続く ###


誤字訂正

43行目: 後半は吉村さんから京子さんの代わり、フリーになるように動いてもらい、こぼれ球も拾ってもらう。

  → 後半は吉村さんから京子さんに代わり、フリーになるように動いてもらい、こぼれ球も拾ってもらう。

52行目:「運が良かっただけだよ。いいところに転がって来たし、前に誰も好なかったから」

  → 「運が良かっただけだよ。いいところに転がって来たし、前に誰も居なかったから」

138行目:「もうええは、そんなノロケみたいな譲り合い」

  → 「もうええわ、そんなノロケみたいな譲り合い」



2025/09/02

現在次世代の話を連載中です。興味がある方はご覧いただければ幸いです。

「 遊園地デート?いえ、心霊スポットで私は除霊師みたいなことをしています。なぜか?」

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