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お家デート?いえ、彼女の家で僕は料理を作ってます、なぜか  作者: EPO
第4章 服部くんは岡田さんにプロポーズしたのだろうか?

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8月11日 (木) 山田の家でお泊まりSLG大会……1

 ついに山田の家に泊まり込んでのSLG大会の日が来た。

 今日の晩飯と明日の朝飯を作らなければいけない。

 メニューはもう決めてある。



 午後一に山田の家に集合し、しばらく遊んでから近所のスーパーに買い出しに行くことになっている。


「よお、久しぶり」

「服部は元気そうだな。彼女がいるとこうも違うのか?」

「武田はお疲れ、夏期講習、大変だな。」

「そうだよ、毎日学校に行ってるのより大変だよ」

「「「お疲れ」」」

「今日明日気分転換してくれや。あと花火大会の日も」

「ああ、花火大会か、もしかしたら行けなくなるかも」

「なんかあったの?」

「成績が良くなくてさぁ」

「ああ、でもあんまり勉強し過ぎても成績が上がらんのでは?適度に休み入れないとつぶれるんじゃね?」

「気を付けろよ、武田」


 さて今日は何をやろうか……

 いまだにシリーズが続いている「マクロス」にすることになった、昔のマクロスを見ながら。

 地球統合軍1人、ゼントラーディ2人、メルトランディ1人というチーム構成となる。山田の叔父さんの頃からの構成らしい。ゼントラーディのメカが弱いからとか。

 じゃんけんで、地球統合軍 服部、ゼントラーディ 山田・西川、メルトランディ 武田となった。

 とりあえず1人2機ずつゲーム盤上に出してゲーム開始。手持ちは地球統合軍6機 (バルキリー)、ゼントラーディ1人10機 (グラージ、リガード)、メルトランディ8機 (クァドラン・ロー)。


 さて行動計画を立てよう。

 バルキリーは形態が変更できる。

 ファイター形態は小回りは利かず射界が狭いが高速移動、バトロイドは移動距離は短いが小回りが利き射界が広い。ガウォークはその中間。

 まずはファイター形態のままで敵の後方に回るとしよう。

 しばらく移動のみにターンを費やし、そろそろ戦闘になりそうだ。


「決まった?」

「「「おう」」」

「じゃあ、F2LF3Lでバトロイドに変形と、もう1機はF2LF4変形せず」

「こっちも……」

「そういえば13日にばあちゃんの家に行くんだっけ?」

「行くけど……また何か狙ってる?」

「いや、叔父さん来るのかなぁと」

「来ないって。せっかくだからいろいろ聞きたかったけどね。でも京子さんも来るから来ててもあまり話が出来ないかもだし。

 あ、でも来てくれれば飯の準備を任せられたのに……」

「え?ばあちゃんちで飯作らされんの?お疲れさん」


 今のところ精神攻撃はされず、確認判定は2機とも確認出来た。他のやつのは武田の機体だけ成功して、ゼントラーディ組は失敗した。

 このターンはまだ攻撃はしない。次のターンでゼントラーディの機体を狙う予定。

 次の行動計画を考えないと……


「岡田さんも行くんだ?不安になってねぇの?」

「大丈夫だと思うよ。この間まで不安だったけど、吉村さん達の入れ知恵で解消されたみたいだよ」

「何で?」

「ああ、うちの親たちと話をすると思うんだけどさ、その時に俺の恥ずかしい昔話をするんじゃないかって言ったら、楽しみだってさ」

「「「あああ、確かにな。親とか言いそうだよな。ご愁傷様」」」」


「次のターン行くぞ」

「ちょっと待って」


 確かにうちの親は絶対に言うだろう、俺の恥ずかしい昔話。下手したら妹とか従姉妹が言いそうだ。

 阻止したいところだけど女ばっかりのところで多勢に無勢。諦めるしかない。

 でも、それで楽しめて不安が解消するならそれも仕方が無いか。


「いくぞ?」

「「「OK」」」

「1機がLF2、もう1機がLF3でガウォークに変形」

「俺のクァドラン・ローAは……」

「さて、移動も終わったし確認判定と……2機とも成功。射撃はリガードを狙って、距離8の相対速度が8、寸法修正+1で命中率が7と……サイコロ振って当たり」

「当たったのかよ」

「命中か所は……胴体で、ダメージ3と」

「次当たったら墜ちるって」


 バルキリーいいな。威力もあるし、ファイター形態に変形すれば移動速度が速いし。


「リガード弱えぇ」

「そんなもんだろ。アニメでもドンドンやられてるし」

「次の行動計画をっと」

「服部。そういえばさぁ、夏休み前に岡田さんのところに泊まったんだよな?」

「この前聞かなかったじゃんか、今更このタイミングで聞くか?泊まったよ。泊まりましたとも」

「同じベットで?」

「んなわけあるか!両親がいるんだぞ。客間で寝たわ!それに朝のバイトがあるんだから」

「「そりゃそうだよな」」「うん」

「これも精神攻撃か。お前らみんな墜としてやる!」


 その後2時間もしない内に手持ち全機墜としてやりました。



 ちょうど時間もいいので近所のスーパーに買い出しだ。

 晩飯はお好み焼きでいいよな?朝食はフレンチトーストで。異論は認めない。

 お好み焼きは、市販のお好み焼きの粉にキャベツの千切り、卵、揚げ玉、豚バラ。他、野菜はネギとかもやしとかニラとか入れてもいいかと思う。


「山田、家に切り餅残ってたりしない?」

「聞いてみるわ……切り餅残ってる?……ないか。分かった。ないって」

「分かった。ありがと。じゃあ、中華めんにするか」


 お好み焼きをボリュームアップさせるのに餅や中華麺、うどんを乗せる。


 フレンチトーストは前回同様食パンはダブルソフト。卵、牛乳、生クリーム。今回風味付けにバニラエッセンスを購入。今度うちで作る時にも使おう。

 後、アイスも2リッターパックで。余れば10時のおやつにする。


その他、夜食替わりの菓子とドリンクをいくつか買っておく。

ポテチを食べたいところだけど、油がユニットに付いたりすると困るのでクッキーや個包装の菓子を選んだ。



 山田の家に戻り、マクロスを視ながら夕飯の時間まで雑談タイム。

 今期のアニメやマンガやラノベの話をしていた。

 ただ、やはり気になることがあるようで……


「13日から岡田さんとおばあさんの家に行くんだよな?」

「うん、行くよ。京子さんはかわいがられるだろうけど、俺は多分いつも通り雑な扱いを受けるはず」

「何で雑な扱いになんの?」

「男が少ないから立場が弱い……

 別に女系の家系ではないんだけど、うちの父親が単身赴任でいないし、おばさん来るけどその旦那さんは来ないし。

 話に出てる叔父さんも俺と同じように扱われれるから、最近帰ってこないんだよね」

「……大変だな。でも飯作るのは岡田さんとこでも一緒だろ?」

「敬意が違う。ばあちゃんの家に行ったら俺が作るのが当たり前って思われてるからな?」

「そんなもんか……うちは普通だよな。飯作れないからそんなこと言われない」「「俺んとこも」」

「料理できるように鍛えてやろか?」

「「「御遠慮します」」」


 やっぱり叔父さんに料理を教え込まれて鍛えられたのが原因だろうな。

 飯作り要員が来たんだから自分たちは休む、って事なんだろう……分かっていても行かないわけには行かない。

 今年に限らないけど結構小遣いくれるから。



 山田の家の食事が終わったので、俺らの食事の時間。

 ホットプレートを準備してもらって、市販のお好み焼きの素で生地を作る。説明書通りではなくややゆるめに。

 今回の焼き方は広島風な感じ。叔父さんが昔秋葉原デパートで実演販売されていて食べたタイプ。


 ホットプレートに油を敷いて生地を流し、その上に市販のキャベツの千切りを乗せる。他の野菜も載せるのであれば細かく切って乗せる。

 (ホットプレートによっては油を敷かなくてもいい製品もあるのでお好みで)

 揚げ玉を乗せてから中央にくぼみを作る。チキンラーメンのCMにあるたまごポケットのような感じに。

 そこに卵を割り入れて、中華麺をほぐして薄く広げて乗せる。

 生地を少し上からかけて、豚バラ肉を広げて乗せたらしばらく焼く。


 その後ひっくり返すが、キャベツなどが卵や生地でどれだけまとまっているか分からないので、飛び散らないように注意が必要。

 そのまましばらく焼いてからまたひっくり返して完成。ソースとマヨネーズを塗って終わり。

 ホットプレートのスペースがあれば、中華麺やうどんは別に炒めて、ひっくり返す際にその上に乗せるという方法もあります。


 餅を入れる場合は細かくして揚げ玉と同じように乗せればOK。

 ホットプレートに当たって焼けるとモッフルだかもちっフルだかのような仕上がりになります。


「とりあえず2枚完成。先に食べて後2枚焼くから」

「じゃあ、食べようぜ」


 2枚を半分ずつにして、ホットプレートを保温にして食べ始める。

 まぁ、お好み焼きなんでそう失敗するような物でもないので大丈夫だろう。

 いつもなら生地に全部混ぜて、麺類を載せて焼くけど、たまには生地の上に載せていくようなのもいい。


「広島風?」

「どうだろな。どちらかというと秋葉原風?叔父さんが昔秋葉原デパートで実演販売しているのを見てまねたって話だから。

 ちなみにオリジナルは真四角な形になってるんだって」

「家で作ると野菜とか生地に混ぜるから、いつもと違う食感がいいかも。」

「中華麺の分腹に溜まる。腹ぺこの時なら1枚に中華麺1袋でもいいな」

「でも中華麺とかうどん乗せるのって珍しくもないだろ?」

「家では入れてないな。家のお好み焼きって物足りないんだよな。今度うどん入れてもらおうか」

「餅も結構腹に溜まっていいよ。正月に食べきらないで残しておいて入れてる。最近の切り餅、そうそうカビないからね」


 とりあえずお腹的には満足していただけたようで、このまま残り2枚を焼き始める。

 でも腹一杯になって寝てしまわなければいいけどな、このまま徹夜でゲームするのに。



 この後は「逆襲のシャア」「F91」「0080ポケットの中の戦争」「0083スターダストメモリー」を見ながら、Z、ZZ時代に山田の叔父さん謹製の「逆襲のシャア」「ガンダム・センチネル」のモビルスーツのデータを追加して、「ガンダム」を始める。

 データ表を見る限り、νガンダムやサザビー辺りのデータはいいけど、センチネルのEx-Sとか化け物並の移動速度になってる。1ターンでボード1枚分横切れるだけの推力がある。

 でも寸法修正がでかいし、誘爆しやすいのが弱点だけど。


 そのまま、日をまたいでゲーム続行。



岡田さんSide

 ちょっと時間が戻って夕食時……


「今日、服部くん来ないの?」

「友達のところに泊まってゲームしてる。徹夜でやるって言ってた」

「そうか……ここのところほとんど一緒に夕飯食べてたからいないと寂しいな」

「うん、寂しいね」

「京子だけじゃなくて、お父さんまでなの?もう服部くん、うちにずっといてもらおうかしら?」

「……」

「流石にまだ早いよね?でも明日はお土産一緒に選びに行くから夕方には来るよ」

「そうか。夕飯一緒に食べてってもらおうな?」


 服部くんがいないうちに、もううちで夕飯を食べていくことに決まりそう。

 徹夜明けだから大丈夫かな?


*後書き

作中の「ボードのSLG」はツクダホビーから販売されていたボードゲームです。

昭和の時代にガンダムなどンサンライズ作品やマクロスなどのロボット物のSLGが販売されていました。

「マクロス」についてはゼントラーディの機体は弱いです。散々やられました。

「ガンダム」については製品としてはZZまでのようで、それ以降は各自作って遊ばれたいたようです。



誤字訂正

173行目:「京子だけでじゃなくて、お父さんまでなの?もう服部くん、うちにずっといてもらおうかしら?」

  → 「京子だけじゃなくて、お父さんまでなの?もう服部くん、うちにずっといてもらおうかしら?」



2025/09/02

現在次世代の話を連載中です。興味がある方はご覧いただければ幸いです。

「 遊園地デート?いえ、心霊スポットで私は除霊師みたいなことをしています。なぜか?」

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