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お家デート?いえ、彼女の家で僕は料理を作ってます、なぜか  作者: EPO
第12章 もうすぐ一人暮らし生活が終わる、三学期後半……

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2月19日 (日) 犬カフェでダブルデート 宮崎&吉村ペア

 今日は京子と服部に誘われて、宮崎も一緒に犬カフェに行くことになった。

 トリマーになりたい私としては、犬カフェの犬達がどういう風にされてるか気になるし、知りたかった。

 ホームページを見るとトレーニングの相談が出来るみたいだから、タイミングが良ければトレーニングしてる所が見る事が出来るかもしれない。

 そういう意味では京子達のお誘いは嬉しかった。

 ただ、宮崎が頼りないし、こういう事を自分で企画してくれると嬉しいんだけど。



 犬カフェで現地集合ということなんだけど、宮崎は何も言わず犬カフェに行ったみたい。迎えにきてくれるとか、途中で待ち合わせするとか言って欲しかった。

 服部はそうしてくれるんだろうな。とか思ってたら、服部の家に京子が泊まって来たとか。まさかナニして先に進んだりしてる?

 見た限り特別いつもと違うことはないみたいだけど。



 犬カフェで注文した後、早速ここに居る犬達を見に行ったけど、きちんと手入れされてるのがよく分かった。

 どこでやってるのかな?お店のスタッフだったり?話を聞いてみたい。

 毛のカットだけでなく、衛生面とか普段の手入れなんかもしっかりされてる感じだ。

 ほんとにいろいろ聞いてみたい。

 この辺ではやっぱり少ない職種だから、勉強になると思う。

 頻繁に通ってみたいかも。



 席に戻ると宮崎がいなかった。

 服部に聞くと裏庭の方へ行ったと言われた。トレーニングしてるかもしれないって話したからだって

 宮崎が居ないからちょっと愚痴を言ってしまった。

 そしたら服部が、自分から言わないのか?と言われた。

 宮崎が頼りないから自分で考えさせようとしていた事は、あまり良くなかったのかな?

 前にも言われたけど、きちんと2人で話すことが必要なんだな。



 宮崎を追いかけるように裏庭に移動した。

 まだ宮崎は裏庭にいて、スタッフの人が犬の世話をしているのを見ながら話をしてた。

 その様子をしばらく眺めてた。

 一段落したようなので宮崎に声をかける。


「ごめん、宮崎。言い過ぎた」

「え?いや、俺の方が悪いでしょ?」

「そんなことはない。きちんと話しておけば良かっただけだよ。

 あたしから提案しても良かったんだから」

「前に服部によく話をしとけって言われてたのにな。もっとちゃんと話そう」

「うん。帰りにまたちゃんと話そう」



 しばらく大型犬の様子を見ながら、宮崎と雑談したり、スタッフに質問したりでこちらも勉強になった。

 室内に戻ると、服部と京子が小さい子達と子犬や小型犬に囲まれて遊んでた。

 なに?アレは?親子の団欒?

 なんか空間が違う。


 服部があたしに場所を譲ってくれて、京子と小さい子達と遊んだ。

 宮崎は服部と話してるようだった。


「京子、いつも服部に世話になってるな」

「いいんじゃない?正直くんが好きにやってるんだし」

「それでも宮崎と一緒に助かってるよ」

「あんまり気にされても正直くんが困るだけだと思うし、何かあった時に助けてあげればいいんじゃない?」



 京子と話をしていたが、服部が居なくなったので京子が追っかけて行った。

 代わりに宮崎が来て、一緒に子犬達と遊んだ。

 こういう時間を一緒に過ごせるのはいいな。


 その後もスタッフの人と話して、いろいろ聞きたいことがが聞けた。

 今日は充実した日になった。



 時間になったし店を出た。

 この後は京子達と別れ、宮崎の家に行ってからまた話をする。

 次に出かける予定なんかも話す予定。


 途中コンビニに寄って買い物して、宮崎の家まで行った。

 宮崎の家に入ったら宮崎のお母さんに見つかり、お茶に誘われた。

 宮崎も諦めて一緒にお茶をすることになった。


「急にお茶に誘ってごめんなさいね」

「いえ、こちらこそ急にお邪魔しちゃって」

「いいのよ。いつでも来てくれて。

 ついでにお茶をしながらお話しできると嬉しいわ」


 宮崎のお母さんに喜ばれてるようだった。

 服部に気に入られてるとは聞いてたけど、ほんとのようだ。


「犬カフェに行ったんだって?どうだった?」

「子犬とか可愛くて、スタッフの人にいろいろ聞けて将来のことについても勉強になりました」

「それは良かったわね。でも、なんか顔色がちょっと暗い感じね。

 何かあったの?うちの息子が迷惑かけた?」


 何でもお見通しって感じだなぁ。

 それだけあたしの事を気にかけてくれてるのかな。


「いえ、2人共悪いんですけど、待ち合わせでちょっと」

「迎えに来てくれなかったとか?」

「何で分かるんですか?現地集合でお互い話してなかったから」

「迎えに行くぐらいしてあげなさい、この馬鹿息子が。

 途中で待ち合わせするとか、家に来てもらうとかあるでしょ?」

「それ、服部に言われた」


 服部はその辺の対応が上手いよね。

 流石に家に泊めてるとは思わなかったけど。


「服部くんは前から気を回しすぎてるのよね。それで疲れなければいいんだけどね」

「前からそうなんですか?」

「小学4年生からの付き合いだけどね、下の子が生まれる時この子を預かってくれたりしてね。うちの子は散々世話になってるのよね」

「あの時は瑛太おじさんにも世話になって、いろいろ教えてもらった」


 そうだ、動物園の時もその後も宮崎だけじゃなくてあたしも世話になってる。

 この借りをどう返せばいいかな。


その後も雑談し、宮崎のお母さんに「本当は娘が欲しかったのよね。だから、そのうち一緒に買い物に行きたいわ」とまで言われた。



 その後、宮崎の部屋でいろいろ話をした。

 先ず、きちんと話をして何かする前に決める。どこに行くか、どこで待ち合わせるか、何をしたいか、など、お互いすれ違いそうな事は決めておくことにした。

 面倒でも経験が増え、お互いの事がよく分かるようになるまでは続けよう。

 話す時間が増えれば繋がっている時間が増えるし。



  ドタドタドタ


「にいちゃん、彼女が来てるんだって?」

「うるさいぞ、もうちょっと静かにしとけ」

「吉村って言うの、よろしくね」

「えっ?……よろしくな」

「なんか顔が赤いぞ?風邪か?」

「なんでもねぇよ、じゃあな」


 突然入ってきた弟が、突然出ていった。どうしたんだ?


「生意気になってあんまり可愛くなくなったけどな」

「ははは、いいじゃん。うちの弟も同じくらいの時はあんな感じだったよ」


 その後は自分達の弟の話をして盛り上がった。

 そして暗くなってきたから宮崎家を後にしたけど、その時は家まで宮崎が送ってくれた。

 宮崎のお母さんに言われたからだけど。

 まぁ、簡単に変わるものでもないし、これからも気長に一緒にいようか。


2025/09/03

現在次世代の話を連載中です。興味がある方はご覧いただければ幸いです。

「 遊園地デート?いえ、心霊スポットで私は除霊師みたいなことをしています。なぜか?」

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