第43話 ねじれた因果
この状況を待っているものたちが居た!
やった、【アンナが倒れた!】
あの空間ならレギュレーション
違反にならない!
【珍しく降りることが可能な器】
我先にあの身体に降りようとする
神や悪魔たち、
最終的に一番手で乗っ取り成功したのが
謎の女神だった!
☆☆☆
今の状態はポーズのまんまだっけか、
時間停止の中で動くものが居る
困惑しながら
エルダとスノーとイーリスだけが
突然時の止まった
この世界で動いている!
「時間が止まってる!」
「なんだこりゃ?」
「不思議」
幽霊のように乗っ取ったアンナを立たせる
女神様
「うわっ生き返った!」
「うーん不思議なんで三人目まで
動いているのか?」
イーリスを指差す、
ふむふむ、スノーとヒルダの所為で
因果がねじれた被害者か、
ヒルダと王子のイレギュラーな状態で
未来のお妃様があぶれてしまったのか、
イーリスと恋ののち結ばれる予定が
既に軌跡すら残らず消えとる
まあいいや取引相手が増えたのは喜ばしい
ヒルダとイーリスが、スノーに説明を求める
「私もわからんが多分雰囲気的に神の一種」
「普段そのような輩と生活している」
触手姿だけど
「願い事を叶えるから取引をしたい!」
「ヒルダ、聖騎士にしてもらいたくないか?」
「断る!自分で手順を踏んでなる
ことから意味のあるものだ」
つれないねぇ
「じゃあ歳をとらせて元の年齢に戻すは?」
「魅力的な提案だが」
「代償を払う取引はしたくはない!」
「じゃあそこのイーリスとやら
死んだ兄や家族を蘇らせてほしくはないか?」
「今生き返っても不都合が生じる!」
「何を今更!」
「死者を冒涜する行為は好きではない!」
ここまで疑い深くてめんどくさい
相手は久しぶりだ!
ダメ元で手強そうなスノーに
「世界征服やハーレム」
「其方の想い人にチャームをかけて
惚れさせようか?」
「好きな人とエッチなことは
したくはないのか?」
「むっちゃしたい、死ぬほどしたい!」
「だが操り人形に純潔を捧げたくはない!」
むむ逆にチョロそうか?
「どうしたい?」
「エルフリーデさんとデート❤️とか」
「具体的に!」
「一緒に歩いたり食べ物食べたり
紅茶を飲んだりとか?」
あーそんなんでいいのか!
「キスとかベットシーンは?」
「そんな、手を繋ぐことさえできれば・・・」
逆にチョロすぎて悪いことをしている
気分で苛まれる
「わかった叶えよう!」
【代償に元の世界で1日身体を借り受ける】
『ここにスノーとの約定を結ぶ!』
あんたなんだっけ?
アルテミスでいいわ
『ここにアルテミスとの約定を結ぶ!』
『約束の反故や不正には死を!』
『約束の反故や不正には死を!』
二人の復唱が終わる
「サービスよ!
ここの戦い終わらせてあげます!」
『サンクチュアリ』『聖域』発動
お互いにダメージが通らない区域をつくり
「援軍到達まで時間を進めます!」
サクセス success
ミッションコンプリート mission complete
古巣の触手達
あーあーやってしまったか、
アルテミスが自分基準の正義で
敵対勢力、皆殺しにするかもしれないし
世界を作り変えかねん、
こう言う介入が起きると、
また反対側の介入が始まり
終わりのない泥沼になるぞ
他の神まで巻き込むと神々同士の戦い!
【ラグナロク】が起きるやもしれん!
うちらにはどうもできん
あちらの大女神さまが手綱を抑えることに
期待しよう!




