第28話 義体
触手達はいつの間にか
2体目の身体を作っている
私の身体は【雪のプリンス】だそうだ
御大層な名前だ!
2号機に当たるものは
【ブラック・パラディン】とか呼んでいた
黒い聖騎士か・・・
スネークあたりが乗るらしい!
この手のものが好きなのか
蒼き獣がワクワクしながら
尻尾を振りながら見ている!
「カッコいいなこれ!」
「完成度が高い!人間と区別がつかん」
なんでも昔の主人の影響らしい!
趣味や造型、芸術は精神や心を豊かにする
浄化作用があるとかないとか言っている
神殿ではこの獣に世話になっていて
スノーは最初捕まったのだが
身元引受人に蒼き獣が来てから
神殿では野放しになっている
噂では蒼き獣の友達の幻獣?
精霊が形をとった姿とか?
勝手な噂や憶測が流れている!
神殿の問題は呼べばエルメシアさんが
飛ぶように現れて最近はなんでも
解決してくれる!
「エルフリーデさんと仕事がしたいので
神官になりたい!」
ワガママを言うと
「ふむ、巫女や聖女や神官などを育てる場所」
場所的には間違ってはいない!
巫女から勉強してなれば良い!
「私は男だ!」
抵抗も虚しく巫女服を着せられて
男の娘 hshs!言われ放置され
「うばっ!」「グハッ!」
あまりの美しさや可愛さに通行人達が
意識不明の重体で倒れる
中級や上級巫女が多数現れる
私のファンクラブらしい・・・
顔を見て倒れるとか
私はゴルゴンかメデューサか?!
本来は男子禁制の女の園ではないのですか?
そう思うが、
巫女見習いに勝手に編入される!
「グループはアンナのとこで」
「挨拶して仲良くしておくように!」
たまたまの欠員の空きがそこだったらしい、
「よろしく!」
「ま、まあ大変なとこだと思いますが
歓迎します!」
この班は5名
貴族や王族や商家など位の高いものは居ない
というか最底辺のスラムに居そうな子供達だ!
飢え死にしないためにここにきて
最低限の適性はあったらしく
なんとか留まっているらしい




