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⑽『無観客の人生』

⑽『無観客の人生』



かの小林秀雄は、様々なる意匠、と言った。この作品が出てから、世界は一変したと言って良い。このものを見る目というのは、自分が観客になるということだ。舞台の上でも、見られるのではなく、見るということなのだ。



俺はこの、無観客の人生、において、この様々なる意匠を、支持するが、一方で、やはりこの舞台の上にも立ちたくないという衝動すらある。結句、舞台上で、ものを見る目で動いている小林秀雄をも、客席から見る、という感じだろうか。



難しいことは、沢山あるのだ。しかし、それを乗り越えていかねばならない、我々は、生命を授かった訳だから、全うするのが、生きる意味ということだ。そこに、俺は、無観客の人生というものを、持ち込みたいだけなのである。

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