二人の女性に、どちらにも“本命の彼女だ”と言いきる男!
俺の彼女は、二人いる。
何故、ふたりいるかと言えば、、、?
どちらか一人を、俺は選べなかったからだ。
同時に、同じぐらい好きになった女性も初めての事!
どちらの彼女とも俺は別れる気もないし! ずっと今の関係でいたい。
でも? 彼女達が、俺が二股をかけていると知ったら、、、?
どう思うのかそれだけが怖いんだ。
二人いっぺんに、俺と別れたいと言われたら俺は必ず二人を引き留める。
それでも、俺と別れると言うなら? 俺はもう誰とも付き合わない!
それぐらい、俺は二人の女性を同じだけ好きなんだ。
・・・それでもいつかバレてしまう時が来るだろう。
そしてある日、俺が恐れていた事が起きた。
二人の女性と付き合っている事がバレてしまった。
彼女達は、それぞれに俺にこう言った。
彼女1の場合。
『取り合えず、“3人で話し合いましょう!”』
『えぇ!? でも、』
『会ってみたいのよ! もう一人の貴方の彼女に!』
『・・・・・・』
彼女2の場合。
『貴方の付き合っているもう1人のひとって? どんな人なの?』
『えぇ!?』
『直接、会ってみたい!』
『・・・でも、』
『ちゃんと、話し合わないといけないんじゃないの?』
『・・・ううん、』
*
・・・俺は仕方なく、三人で会える機会を作ることにした。
二人の女性の強い要望だったからだ。
そして、俺は二人の女性を会わせる事にした。
『初めまして、彼の彼女の島川 さとみです。』
『あぁ、初めまして! ワタシも彼の彼女で、前川 シマです。』
『・・・と、取り合えず、座ろうか。』
『えぇ!』
『うん。』
正直、二人を会わせなければよかったと後悔している。
物凄い緊迫した雰囲気になり、二人の俺への視線が痛い。
重苦しく、空気も重い。
こんな事なら? 会わせるんじゃなかったと今更に思う。
最初に、口を開いたのは? 彼女1の方だった。
彼女は、俺と同じ歳で現在28歳、古着屋でバイトをしている。
元々、ファッションに興味があったらしく古着屋で働く事に
決めたと俺に話してくれた。
俺も、昔から古着が好きで古着屋巡りをしていたところ、彼女
が働いている古着屋のお店で会ったのが初めてだった。
彼女は、お洒落で可愛らしい店員さんだった。
俺が、このお店に通うようになって仲良くなった。
何度かお店に行くうちに、自然な流れでふたりで食事に行く事
になり恋人同士の関係になった。
『・・・ねえ? いつからあなたは彼と付き合ってたの?』
『1年前からからですよ。』
『じゃあー私の方が長く彼と付き合ってるわね』
『付き合ってる長さは関係ないと思います!』
『えぇ!?』
『どう見ても、ワタシの方が若いし彼が好きなのはワタシの方だと
思いますよ』
『・・・・・・』
・・・確かに、彼女1より彼女2の方が若い。
彼女2との出会いは? 久しぶりに会った男友達とナンパした
時に彼女と出会う。
軽いノリで、ナンパしたつもりだったが夜、彼女ともう一人。
彼女の女友達をいれて4人で、居酒屋に飲みに行った事からはじまった。
その日は、楽しくお酒を飲んでお互いにLINE交換をして終わった。
でも、直ぐに俺は彼女にLINEを送る。
彼女からもLINEが送られてきた。
それから、何度か二人で会ううちに体の関係をもってしまう。
彼女は、まだ20歳になったばかりで怖いもの知らずの女の子だ。
なんでも思った事を口にしてしまう。
そんなところが、俺は可愛いと想えた。
・・・でも、この【修羅場】は何とも言えない。
どちらの彼女とも、俺は別れる気はないが彼女達は違ったようだ。
『勿論! 彼と別れてくれるんですよね?』
『あなたが、彼と別れなさいよ!』
『ワタシの方が、彼を心から愛してるんですよ』
『愛してるって? まだ小娘じゃないの!』
『若いからって、ヤキモチ妬いてるんですか?』
『そんなはずがないでしょ!』
『ワタシは、彼とどんな事があっても別れませんよ』
『私だって同じよ!』
『・・・・・・』
『和弥も、何か言いなさいよ!』
『どっちを選ぶの!』
『ふたり共、俺の本命の彼女だ!』
『・・・・・・』
『はぁ!?』
『俺は、ふたりと別れる気はない!』
『・・・な、何言ってるのよ』
『意味分かんないんですんけど...。』
『俺は、二人とも好きなんだ!』
『・・・・・・』
『・・・・・・』
『・・・・・・』
*
・・・この後、長い沈黙が続いた。
そして、まさかな!?
俺は、二人の彼女と同時に付き合える事に成功した。
月、水、金、は? 彼女1と会う事に。
火、木、土、は? 彼女2と会う事にした。
日曜は、3人で食事会をする事に決まった。
これで! 俺は二人の女性と同時に付き合える権利を手に入れる。
まさかまさかの展開だったけど、これで良かったと俺は思ってるよ。
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