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なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!(実質完結済み)  作者: ルシェ


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教会に行こう

「カリンちゃん、今日暇?」


 不意にこんな事を親に言われれば返答に困るのが子供だろう。

 とはいえ、今日は確かに何もする事がないので魔法の勉強でもしようと思っていたのだが、一応どこに行くのか聞いてみる。


「まあ...暇だけど...、どこか行くの?」


「実は今日、教会に用があるのだけど、一緒に行かない?」


「教会?」


 私はキョトンとした表情で母さんを見つめる。

 教会なんて行ったことがない、てか前世ではそんな所はほとんどなく、寺ばっかりだったのを覚えている。

 ファンタジー世界にある本物の教会を見ることは、私にとって良い刺激になるかもしれない。

 単純な思考だが興味があるので仕方ない。


「いいよ!ついて行く!」


 母さんはにっこりと笑い、私の方を向いた。


 〜教会〜


 初めて本物の教会を見た私は驚いた。

 教会に金髪のシスターさんが居るという現実に驚いていたのだ。

 シスターさんには悪いと思うが、どうしても見ていたくなったのでチラチラと彼女を見る。

 すると彼女がこちらに気がつき笑顔を振りまいたのでこう思った。


(やばい!私が男だったなら今ので完全に堕ちてる!)


 私は胸を押さえながらドキドキを抑えようとするが無駄だ。

 恋をした思いはないが、これが俗に言う恋なのだろうか?。

 まさか自分が同性愛の性癖を持っているかもしれないという現実が恐ろしい...。


「エルカ様からお話は伺っております、カリン様ですよね?」


「ひゃ..ひゃい!!」


 思わず上がってしまい変な声が出てしまう。

 それを見た彼女が微笑みながら母さんの方を向いてくれたので助かった。

 あのまま顔を凝視されていたらと思うと顔がにやけてくるのだ。

 変な顔をしてないか気になって顔をほぐしていると。


「あっ!カリンちゃん!」


「えっ!?」


 顔をほぐしている最中だったので変な顔を彼女に見られてしまう。


「カリンちゃん...、その顔...変だよ!」


 最初は少し驚いた様な素振りを見せる緑髪の少女だったが、私の変顔を改めて見ると私に指を指して急に笑い出した。


「えっ!?なんでヤヨイがここにいるの!?」


 私が驚きを隠せないでいると、彼女は不思議そうな顔をして私にこう告げた。


「なんでって...ここが私の家だよ、私は戦争孤児でここに拾われたって前にも言ったよね?、もしかして忘れちゃってた?」


「え...ええと...」


 急展開すぎて何を答えていいかわからず、私は口ごもってしまった。



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