表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!(実質完結済み)  作者: ルシェ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
61/332

黒い鳥②

 学校の帰りに軽く走っていると、あの黒い鳥がまた帰り道にいたので挨拶をする。


「鳥さん!、また来ていたんだね!もう大丈夫なの?」


 私が鳥に話しかけていると、見覚えのある子供に声をかけられる。


「おや?、そこにいられるはカリン殿では?」


 声の方向に振り向いてみると、魔女の親衛隊の子供であるグランが立っていた。

 ちょうど良かったので聞いてみる。


「ねえ、この鳥は君の召喚術?」


「そうですね、これは私めの召喚獣であります」


 やっぱりかと私は思った。

 この前のパーティの時に見えた黒い影がこの子だと思ったからである。

 ふふっと私が笑うと、彼は不思議そうな顔をする。


「どうかされましたか?、私の顔に何かついてます?」


 彼の鳥も不思議そうに見つめてくるので、まるで兄弟に見つめられているようになってこそばゆい。


「なんだか面白くてつい...」


「そうですか?私には分かりかねますが、そういうものなのでしょうね」


 彼はなんで私が笑っているのか気がついていないようで手を組んで考えている。

 それを真似しているのか否か知らないが、黒い鳥も同じようなポーズを取ったので思わず吹き出してしまう。


「もう無理っ!!これは笑う!」


 私は爆笑しながら腹を抱えて腕を振った。

 その様子を唖然とした表情で見つめてくる彼らを見た私は、徐々に落ち着きを取り戻しコホンと咳を混んだ。


「まあ、それだけ笑って貰えたのであれば、今日ここに来た意味があるというもの...」


「そういえば、グラン君は何をしにここまで来てたの?」


「よくぞ聞いてくれました!、私めは今日必要な知識を得るために本屋に寄る予定だったのです!」


 急に声が大きくなるので、ちょっとペースを乱される。


「えっと...本屋寄りたいの?」


「はい!」


 妙にいい返事だったので少し笑いそうになる。


(なんだろう...この子面白いww)


 この子の掴みどころのない性格が面白いと感じる私がいた。

 それに彼と同じ動きをする鳥の存在が、いちいち笑い誘ってくる。


「だったら私と行こうか、丁度この近くに本屋さんあるし」


「おお、カリン殿に道案内してもらえるとは!、このグラン、至高の喜びを感じております」


 彼がお辞儀をすると、彼の鳥もお辞儀をした。


(やっぱり面白いww)


 心の中でゲラゲラ笑いながら、道案内をしてあげることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ