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結果

 〜夜〜


「母さん見ててよ〜」


 私は魔力を込めて背中に魔力の羽を作る。

 相変わらずの小ささだが、僅かに浮くことができる。

 頑張って中に浮く所を見てもらうと、母さんが拍手をしてくれた。


「凄いわカリンちゃん!、2ミリくらい浮いてるわ!」


 その言葉を聞いた私は驚愕した。


「え!?、2ミリ...!?」


 この時にリタの言っていた意味が分かった。

 そりゃ2ミリしか浮いていないんだから、側から見れば分かるわけがない。


「これじゃ意味ないよね...」


 私ががっかりした表情を浮かべると、母さんが慰めるように近づいてきた。


「カリンちゃん!、大丈夫よ...、これから練習すればきっと上手になるから...」


 母さんに励まされると、少しだけ元気が出てきた。


「うん...、そうだよね...また1から頑張ってみるよ」


 そうだ、2ミリだろうと浮いたのだから、頑張ればきっと空を飛ぶこともできるようになるはず...、諦める気は無いので、いつかは飛べることに想いを馳せることにした。



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