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なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!(実質完結済み)  作者: ルシェ


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日常

「クピピィ〜」


 いつもの声で目覚める。


「おはようアアル...」


 アアルはいつも同じ時間目覚めて鳴くので、天然の目覚し時計の様だ。

 お陰で学校に遅刻したことは今の所ない。

 まあ、まだこっちにきてからそれほど時間は経っていないのだから、当然であるが...。

 今日も休みなのだが、今日は用があるので早めに支度して家を出る。

 気持ちの良い朝の気分を、頭に乗せている小鳥と分かち合いながら歩く。

 正直まだまだ知らないことだらけなので、歩いているだけでも新鮮だ。

 空飛ぶ箒に炎をだす魔術書、何もない空間から食事を用意するシェフなど、町を歩いているだけでも楽しい。

 こうして間近でこういう現象を見ると、夢にまで見たファンタジーの世界にきたという実感を得る。


(やっぱり楽しいな...、前にいた世界だと楽しいと思えたのは友達と一緒にカラオケか、ラノベを読むくらいだったしな...)


 憂鬱な試験のことを考えると嫌になるが、この世界にも一応試験の様な物は存在するらしい。

 学校もあるので、異世界だろうが勉強はしなくてはならないという現実だけは無くして欲しいと思う。

 だが、決定的に違うものがあった、それは、自分が勉強して魔法を覚えるのが楽しいと感じたことだった。

 今日向かっているのは本屋であり、私の使いたい魔法の教本を探しに行っているのだ。

 結局の所、人とは勉強という名の勉強が嫌いなだけで、皆勉強が好きなのだ。

 私は家の近くにある本屋で一冊の教本を買う。

 タイトルは「空を飛ぶ魔法の使い方」だ。

 誰もが一度は空を飛ぶことに夢を見ることだろう。

 私も前世にいるときに思っていた。

 空を飛ぶというのはどれくらい気持ちが良いのかと。

 そして、努力をすればそれができるというのだから、夢がある。

 前世ではどうやっても自分の力で空を飛ぶということはできないからだ。

 飛行機に乗ればいいじゃんと思ったあなたにはロマンがない。

 自分で飛んでこその「夢」なのだ。

 家に帰ってじっくりと読もうと思うが、不意に声をかけられたので振り返って見ると。

 見覚えのある活発な少女が瞳に映った。

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