第28攻略 報告と一息
皆は分散して各所に報告。
シュバルツは局長の元へ。シャルと、ミュルは王都へ。モントラーシュとミアは冒険組合へ。
あの森で起きたことをすぐさま知らせるため。
極秘任務の為、この調査を知っている人物のみの報告である。
知っている人物とは、局長、王政冒険庁の高官、冒険組合組長である。
3つともとても重要な機関であり、人物である。
シュバルツは群れに出会ったことを包み隠さず話す。
局長は面白そうに聞いていたそうだ。まぁ、局長は個人的に好みそうな話だ。
シャルとミュルは王政冒険庁の高官へと報告をした。相手の位が高すぎて伝えるのに苦労したそうだ。敬語とか慣れてなさそうだからね。
でも、急ぎだから許してはくれるだろう。俺は、面識ないけどね。ごめん、二人とも。
モントラーシュとミアは冒険組合でみんなに睨まれつつ、奥に入っていき、話せたと言う。2人は苦労しなかったようだ。モントラーシュよりも、ミアのほうがズカズカ行けたようだ。がんばれ、モントラーシュ!
ここだけの話、魔力が特徴的であった。魔物化する動物の魔力は大体、鼻につくようなツーンとした少し鋭い針のような感じである。しかし、今回は、禍々しく今にも飲み込まれそうな闇のようだった。多分、その他のメンツは気づいていない。何かしら一枚嚙んでいるのは間違いない。
各位報告が終了して、集合した。
「あぁ。疲れるにも程がある。シュバルツ。私辛いわ」
「そんなこと言うなって、シャル。」
イスにどでと座り込み愚痴を漏らす。
「あのおじさん怖かった。」
「王政の人だからな。怖いかもね」
「「組合で睨まれる、普通?」」
2人がイスから立ち上がり、顔を近ずけてくる。
「まぁ、落ち着けって。色々とあるわけよ。」
しっかし、俺以外苦労すんだな。局長があんなに楽天的な人だからかな?
みんなを家に戻し、1人買い物に出てきた。
皆にはなんかしらの負担がかかっていたので、一応休ませるということで。
シュバルツはスタスタと足を進める。商店街に入ったところで声をかけられる。
「おぉ!シャルの彼氏じゃねぇーか!」
反応してみると、ジャバ焼の店長さんか‥‥‥。店長?!
「何やってんですか?!こんなとこで!」
「いまか?見ての通り酒飲んでんだ!」
「店は?」
「今日はもう閉めてる!」
良かったよ。閉めずに来てたら怒るとこだった。危ない危ない。
「あんちゃんも飲みな、飲みな!今日くらいは俺が奢るからなぁ!」
急すぎるって。てか、ちゃっかりお代わりと俺の分注文してるし。
「ご馳走様です。ヤケ酒でもなんでも付き合いますよ!」
苦笑いではなかったが、自然な笑顔ではなかった。
店長からは色々なことを聞いた。
シャルのこととか。シャルのこととか。シャルのこと‥‥‥
てか、シャルのことしか話してねぇ!どんだけシャルを思ってんだよ!店長しっかりしてくれよぉ‥‥‥。
まぁ思い出話に浸ったところで、帰ろうかなぁ‥‥‥。
店長を見ると‥‥‥、爆睡してました☆
「てんちょぉ!!!!!!何寝てんすか!」
「んん?朝か?くらいじゃねぇーか!起こすんじゃねぇ。」
逆ギレされたよ。腕で振り払われたし。なんなんだ、もぅ。
「会計この人と一緒で。」
このあと、驕りと言いながらも驕りました。いつものお礼だね。
翌朝。
「ん、んー。店開かなきゃ。」
目をゆっくり開けると、目の前にはシャルがいる。
シャルね‥‥‥。シャル?!
「お、おめぇさん。痛たたぁ。なんでいるんだ!」
二日酔いなのか、頭を抑える。
「何もこうもない!私の家!」
「シャルの家?昨日はあんちゃんと飲んでたんだが‥‥‥」
「だ、か、ら、覚えてないの?!」
いやはや、オカンみたいに声を荒げてるよ。怖えぇぇぇ。
「うるさいなぁ、もぅ」
ミアが起きてきたと思ったら、その他も
「起きたんですね!朝ごはんにしましょう。」
もう、家の中がカオス。
朝ごはんを食べ終わった店長に昨日の夜のことを話す。
そのあとの行動は‥‥‥聞かない方がいいだろう。結構大変だったんだから。落ち着かせるのに。時給取れるわい。
家が壊れると思うほどのどんちゃん騒ぎであった。
休日なのに、朝から疲れるってどういうこと?




