第22攻略 レベルアップを図ろう
少し前に、極秘な任務を貰って‥‥‥。少しメンタルブレイクしそうだ。みんなに話した通り、魔王の活動が行われてるかの状況目視そして、報告。
大切な任務故、パーティーメンバー以外には他言無用らしい。
「えー。というこのなので、直ぐにでは無いらしいです。」
「なるほど。私たちの腕を買われたってこと?」
「そーゆーこと。んで、今の実力じゃあ、もし出会った時に死にます。全員。」
「「「「え?」」」」
唐突すぎた?あれ?まともな事を言ってるつもりなんだけど?
「し、し、し、し、ぬってほ‥‥‥んとですか‥‥‥?」
も、モントラーシュ?!いつもの感じはどこ行った?!
「死ぬん?!まじか‥‥‥。わいやり残したこといっぱいあるねん‥‥‥。」
ミア?!死ぬ前提でいんじゃねぇー!
「魔王?やばそうだねぇー。」
あれ?ミュル?意外と落ち着いてる?!てか、恐怖心を抱いてない‥‥‥。無知だ!これは、知らないんだ!
「魔王‥‥‥。魔王‥‥‥。」
え?シャルなんか、魔王しか言ってない。てか、顔が少し青ざめてる?!
「みんな落ち着いて。それにある程度対抗できるように、訓練しましょう!」
「「「「え?」」」」
「何その反応!!え?って何?!こっちが聞きたいよ!」
「まぁ、シュバルツの言う通りかもね。」
「そうですね。シュバルツさんがずば抜けて強いんですもんね。」
「魔法も使えるし、剣も使えるし。」
「僕も戦うのだ!」
シャルとミュル除いて、その他は卑屈にしか聞こえないんだけど!
てか、ミュルに至っては戦いたいとか言い始める始末!!
ミュルを戦場に出る時が来るとは思っていたが、自分から志願するとは‥‥‥。
シュバルツ達は訓練のため、森に来ていた。
「はーい。注目!」
手を叩き、注目を促す。
「これから2人1組でペアを組み戦ってもらいます。ちなみに、ペアと言っても1組しかできません。シャルとモントラーシュのペア。」
「俺っすか?!」
「モントラーシュと一緒。わかった!」
「んで、ミアとミュルは一緒に行くぞ。サポートは入ったる」
「ほい、きた!任せっときぃー!」
「僕に戦い方教えて?」
「ミア、俺とミュルが一緒だぞ?」
「そうでした‥‥‥。」
なんか、げんなりしたミアを放っ‥‥‥励まして!復活させた。
シャル、モントラーシュペアは、森の最深部までは行かず、中部まで行くことにした。
そして、シャルの腕にアクセサリーが着いていた。
これは戦いの中だと邪魔だとしか、言い様がない。
しかし、このアクセサリーには秘密がある‥‥‥。それは後ほどわかる事だ。
シュバルツ、ミア、ミュルは浅めのところから中部まで進みながらレベルアップ(ここでは比喩だ。)を図る。
「ミア、ミュル。2人とも魔力を宿しているよな?」
「そうでっせ。」
「僕も持ってる。」
「持ってるってことは、魔力探知が出来るわけだ。」
魔力探知、それは魔力を伸ばして相手の魔力を見つけるものだ。
細かく言うと、自分の魔力を薄く伸ばしてその範囲内入った自分以外の魔力が自分の魔力と混ざり、そこで反応が起きる。
その部分への魔力遮断。
これこそ、この世界の魔力探知。1回遮断するのには意味がある。
もし、魔力を持つもの同士が戦った時に、魔力が絶えず流れていたら、居場所が分かってしまう。そのため、見つけた瞬間、遮断される。
人間同士だったら、打ち消し合うことも可能であるが、今の状況では必要ない。
「さてと。ミア、ミュル。軽くイメージしてみよう。魔力の粘土があるとしよう。それを薄く伸ばしていくんだ、丸く。」
「感覚的すぎる。」
「僕はやるよ?」
ミュルはささくさと開いては閉じてを繰り返す。
ミュルは少し前に獣だっため魔力探知される側であった。
よって感覚?的には分かっている。
しかし、上手く広がらないし、途中で止まる。
ミアは、広げるところから始めた。
一方、モントラーシュとシャルはと言うと‥‥‥。
2人で前衛後衛を決めて戦っていた。
前衛にシャル。後衛にモントラーシュ。
サポート役のモントラーシュ。そして、打撃役のシャル。
2人の連携はとても素晴らしいものであった。
大きめな熊の魔物が出ても、シャルが先行し囮となる。
その隙に、モントラーシュが目に向かって魔法を放つ。
そして、シャルが手足を落とし、首をゆっくりと落とす。
1連の動作が出来ている。
この2人は優秀。しかし、まだ魔王の力には及ばないだろう。
「上手くいったね。モントラーシュ!」
「そうですね!上手く行きました!」
「少し休憩にする?」
「そうしましょう。」
2人は近くの石に腰掛け、水分補給及び腹を満たすために物を食べる。
その時、なんか寄ってきた。エミュのような鳥が。
小さく、体の色は紅い。
「なんだろ?この子。」
「わからないですねぇー。なんか食べたいんじゃないですか?」
「これ食べれんのかな?」
「食べるんじゃないですかね?」
「あげるか。」
食べていたパンをひとちぎりあげる。
すると喜んでいる。鳴き喚いているイメージのありそうな鳥が、クワクワ鳴いている。それも、二人にのみ聞こえる声で。
「喜んでる」
「ほんとですねぇー。」
愛らしい姿に、心奪われる。
その後もひと狩りして、帰ろうとしたその時。
服を引っ張ってくる。遊んで欲しいのか、その場にいて欲しいのか。
まぁ、森から出さなければ‥‥‥と思い、途中まで連れて帰る。
「シュバルツこの子、ついてくるんだけど。」
「ん?飼っちゃえば?」
「は?」
「だから、飼っちゃえば?って。」
「どこに?!」
「おれの魔法で。」
魔法を開く。そこにはこの前の虎がいる。
食われるだろ?と思いつつ。入れる。
意外と食われない。
レベルより重要な出来事でした。




