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第20攻略 回復と休養

連戦クエストから帰ってきたパーティーメンバー。

その後、二、三日は回復にと休養をとってあったので、

みんなは休めたようだ。


その間にシュバルツは、遊んだり、トレーニングしたり、ヴァイスの所に行ったりとしていた。

ヴァイスに関してはもう、飼い猫と一緒くらい懐いてる。

しかし、遊ぶに関しては魔法を使わないと負けてしまうので、注意が必要だった。目を疑うような遊び方であった。

おもちゃ=シュバルツなので、叩かれたり噛まれたりと散々だった。

まぁ、強化してるのと、甘噛みだったので、血を流すくらいで済んだらしい。本人曰く、噛まれることこそ日々の成長なり、と。

いわゆる、Mだ。マゾスティックだ。シュバルツはMであることが判明した時間でもあった。


といっても、本日の朝っぱらから書類提出を済ませるために冒険者ギルドへと足を運んでいた。

朝早くというのもあって、シュバルツとミュルしかいない。


「なぁ、ミュル。なんで付いてきたんだ?」

「外の世界見たくて。」

「まぁ、そだな。見たいよな‥‥‥。怖くは無いのか?」

「シュバルツがいるから安心。どこよりも安全。」

「そうか。」

俺?!俺がシェルターみたいな扱いを受けてる?!

でも、頼られてる‥‥‥。めちゃくちゃ嬉しいんですけど!

赤面したらやばいなぁー。我慢しなくちゃ。


めんどくさい書類提出を終え、2人は市場に繰り出す。

朝早くと言っても、どの店もやっている。

日は上がってるし。

この辺の屋台は大概、日の昇った位から始まるもんな。


「どうだミュル?市場はいい所だろ?」

「うん!とってもいいとこ!」

「楽しそうだな!」

嬉しそうに首を縦に振る。彼女の目を見てれば分かるのだ。キラキラとビー玉みたいに輝く目。


「あんちゃん!久しぶりだなぁ!」

「あっ!店長さん!お久しぶりです!」

「なんか、あんちゃんから店長と呼ばれると、くすぐったいな。気軽にベルグロード‥‥‥ベールとでも呼んでくれ。」

「分かりましたベールさん。自分もシュバルツって呼んでくださいね?」

「名前くらい知ってるよ。」

「え?もしかしてエスパー?!」

「んなわけあるか!シャルから聞いたんだよ。」

「なるほど。まぁ、ベールさん。ジャバ焼き2本頼みマース」

「はいよ!お嬢ちゃんのぶんかい?」

「そーだよ?」

「まさか、シャルとの子供?!」

「ちゃいますよ!パーティーメンバーの娘です。」

「ほぇー。幼いなぁ。まぁ、深入りはしないさ。」

そう言って、出来たてほやほやのジャバ焼きをくれた。

「あれ?ベールさん。いくらだっけ?」

「銅貨4枚だよ!」

「はい。ちょーど。」

「毎度あり!」


2人は串に刺さったジャバ焼きを片手に散策する。

「シャル。ジャバ焼き初めてだろ?」

「うん。」

「見た目の割に、美味しいぞぉ?」

「分からない。でも、食べてみる。」


小さく1口で食べる。ウマイ!ウマイ!ウマイ!!!!って言うような表情をしてる。笑顔になってる!

「どうだ?美味しいだろ?」

「ヤミツキちゃんだわコレ!」

「そうだな」

と、2人で笑った。


残りの3人は途中で合流出来たのだ。

いつものように徘徊‥‥‥じゃなかった散歩してた。

コレは、シュバルツの日課とも言えること。

過去、このことは公にはしていなかった。

しかし、この話を気に打ち明けたのだと。


「あぁ!シュバルツいた!」

「見つかっちまったか。」

「見つかるよ!毎日同じルート通ってるから!てか、なんでミュルと一緒なの?」

「たまたま、起きてたから一緒に行くかって聞いたら行くって言うから。連れてきた!」

まぁ、そんなことはさておき。

「回るか?」

「回る!」


その後もいくらか回ったのであった。



夜になり、彼は彼の元へと向かった。

「ヴァイス‥‥‥。元気か?」

「グルルルルル。」

「そうか、そうか。」

ヴァイスのいる世界も夜になり、ダラーとしてる。

腹を出して、寝ている。

これはシュバルツにしか見せない行動だ。

いや、シュバルツしか会ってないからだと思われる。


そこで一晩過ごすことにしたのだ。

朝が来て、どこに言ってたの?とシャルにキレられたのは秘密である。

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