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第9攻略 突然の襲来

ゴブリン狩りから数日たった。

いまは、武術、剣術、知力向上為の頑張ってトレーニング中だ。

という、名目だがな。てか、レベル高いのに。腕は素人だからさ。

さ、サボってるわけじゃねぇーからな!

こ2、3日はギルド所有の大きな訓練場で、剣術、武術の特訓中。

今は、剣術をやっている。

人の形をした木彫り人形に木刀で打ち付ける。

それ以外にも、幾つものモンスターの形を象ったものもある。

シュバルツはまず、筋力上げから始まった。


「ま、まだ振るの?もう、23000超えたよ?」

「出来るまでやる!」

「スパルタッ!」

「何がだ?!」

「お二人さん落ち着いて。」

「「落ち着けるか!!!」」

盛大なツッコミが決まり、モントラーシュが少し萎縮する。

仲の良い2人も、訓練となると人が変わる。

尻に敷かれてる旦那と権力アリの嫁みたいだ。

「50000。はぁ。疲れた。」

「疲れたって‥‥‥。汗ひとつかいてないじゃん。」

「いやー。振れるんだよ。まだ。でもさ、飽きてきちゃうし。」

「わ、私の最高記録の半分下だな」

「嘘つけ。明らかに動揺してるだろ」

「なんの言い合いなんですか?お二人さん。」

色々と異彩すぎる。会話のレベルがおかしい。


周りの訓練をしている、新人冒険者は少し引き気味だ。

だって、騒がしいし、めっちゃ剣振るし、と。

ボソボソと話してるのも見受けられる。


「なんだい?君たちは。見慣れない顔だね?」

「あんた誰?」

シュバルツが塩対応をする。

「僕?はあっぁ。僕の名前は、オケアリヌス=シュベルデール・グローナ・パラディアヌス・フィクロアテヌス・ドハリス・インドリーアル・ナクローシャー=ダマリアス」

「ながすぎ。オダマリさん。」

「なんですと?!い、いま僕のこと‥‥‥。お、オダマリとい、言ったか」

「言いったねぇー。間違えじゃないし」

「シュバルツの言うとうりです。」

「これはシュバルツさんのとうりですね」

「何がだ?!」

意味をを理解しているシュバルツのパーティー。

意味を全く理解していない彼。

ここで、何かと優勢なシュバルツ軍。


「はぁー。理由を話してやるよ。」

「?」

「名前長いだろ?だから、最初のオケアリヌス1文字のオと、最後のダマリアスのダマリを取ってくっつけただけ。だから、オダマリ。」

「だからといって、黙れって言うのはないだろ?」

「は?誰が黙れ!って言う意味で言ったの?」

首を傾げるシュバルツ。後ずさりする彼。

「き、きょ、今日はこんなもんで許してやる。お、覚えてろよ!」

「「「逆に、忘れるかぁぁ!!!!」」」

3人が同時に発する。いつも敬語のモントラーシュも今だけは、敬語から脱したのであった。


彼はこのギルドの上位層《ハイランク》の剣士らしい。

それを一言で引かせる。

ありえない話だ。

まぁ、彼のメンタルが人参あたり、だということがわかる。

豆腐じゃなくて良かったわ。


辺りを見回すと、ザワザワとしている。

さすがに目立ちすぎたか。

皆の視線が少し痛い。


「た、大変です!」

受付嬢の1人がが走ってくる。

見てると、いかにも女の子ばしりをしている。

まぁ、日々冒険者みたいなことしてないし。


「皆さん。聞いてください。森から下位層、中位層のモンスターが進行中。」

さすがに冒険者にも衝撃が走る。

冒険者は矢継ぎ早に質問をする。

冒険者として、情報集めが大切だから。

「数は?」

「已然として、不明です」

「モンスターは?」

「下位層、中位層が進行中のことです。」

「要塞到着まで残りいくつ?」

「2刻もないですね。一部冒険者は、もう要塞へ向かいました。」

「報酬は?」

「討伐終了後にあります。金貨4枚くらいですね。」


わちゃわちゃしてる。

やはり!燃えるものがあるのだろう。

金貨5枚だもの。

それに、要塞へと行けるのだから。


要塞。この世界では、都市とモンスターの住むエリアを隔てる防衛施設。

大砲、重弩(バリスタ)、壁、武器、防具が揃っている。

特に、この都市の要塞はピカイチだ。

世界的にも有名な冒険者もここに召集されるほどの場所なのだと。


「シュバルツ。あそこに行けるなんて‥‥‥。」

「あぁ、そうだな。」

「僕達はどうなるんでしょうか。」

嬉しさや不安が募る。

(そう言えば、あの要塞の名前は‥‥‥。あ!ソラクローディアだ。あそこの武器の配置とか全部思い出した。ゲームじゃないか)

「シュバルツ!いきますよ!」

「あっ。わりぃー。行くか!」



要塞 ソラクローディアに到着。

到着した頃には、他の冒険者も着々と集まっていた。

「聞けぇーい。皆の衆!!」

大声で野太い声ご聞こえる。

「これから、防衛作戦へと移行する。」

リーダー核なのかな?

「我々前衛がモンスターを叩き、中衛が前衛の援護。後衛は防衛設備で攻撃だ。」

ほぅ。鋭いな。抜かりない‥‥‥気がする。


チーム編成はこうだ。

シュバルツ、シャルは前衛。

モントラーシュは後衛になった。

「楽しみやな。防衛戦初参戦」

「私も!初陣じゃー!」

2人でニコニコしてる


それでは開戦といきましょう!

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