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転生した先は侯爵令嬢だったみたいです!  作者: 桜川椿
第2章ですわ
19/36

わたくし突然 能力(ちから)が目覚めたみたいですわ

「ジャガードあなたは魔物なの?」


『いや・・・我は魔物ではない。狼族なのだ』


「狼族?狼族って100年前の魔物の戦いの時に滅びたと私は聞いたが・・・」


『正確には違うな・・・。滅ぶ一歩手前で我は助かったのだ』


「もしかしてジャガードだけ助かったの?」


『ああ・・・なぜか我だけが生き残った・・・』


「で、今なぜジャガードはこのような状態になっているのかしら?」


『誰かに呪いをかけられたらしい・・・それでこの有り様だ・・・』


「呪い?誰にかけられたかわかるの?」


『いや・・・わからん』


「呪いか・・・厄介だな。呪いをかけた奴はジャガードのことを魔物に仕立て上げようとしたんだろう・・・」


「仕立て上げようとしたって・・・ジャガードなにも悪いことしてないじゃない!なのになぜ・・・?」



許せないわ・・・ジャガードに呪いをかけてその上魔物に仕立て上げようなんて!!!



(わたくし)にジャガードを治せる力があればいいのに・・・。


お願いよ。ジャガードを助けてあげて・・・。


そう祈るように願った・・・。





パアアアと強い光がジャガードに降り注いだ・・・。



なにかしら?

でも・・・すごく綺麗な光だわ・・・。



そして光が消えた先に見えたのは・・・小さくて可愛い狼だった・・・。



え?可愛い狼さんだわ・・・。

ぬいぐるみみたいに可愛い♪

でもジャガードはどこに行ったのかしら?


・・・もしかして目の前にいる可愛い狼さんがジャガードなの?

ってことは・・・呪いが解けたんじゃ?




「カレン・・・そんな力あったんだね・・・すごいよカレン」



ん?(わたくし)なにもしていませんわよ?



「ユリウスなにを仰っているの?」


「カレン気づいてないの?カレンが強く光ったと思ったらジャガードにその光が降ったんだ・・・そしたらジャガードの呪いが解けたんだよ。どうやったんだ?カレン」



え?(わたくし)がジャガードの呪いを解いたですって?

信じられませんわ・・・。



「どうやったと聞かれましても、なにもとしか言いようがありませんわ・・・。あっでもジャガードを助けてあげたいと祈るように願いましたけど・・・まさかそれで力が目覚めたのかしら?」


「カレンの強い思いがジャガードを救ったんだ・・・きっと・・・」


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