夢の中
ふと、不思議な夢をみた。
その夢の内容は余りにもリアルで妙に旋律で覚えている。
熱い炎が舞っている。
建物が燃えて焼け落ちていて辺り一面火の海だ。パチパチと火の粉が降り注いでいてさらに冷たい風が炎のいきよいを増していく。
どこかの寺やようだ。至る所に寺独特の模様の堀や石や鐘もあった。
自分は夢の中のはずなのに妙に熱い感覚が感じとられる。生き物が焼けた異臭が鼻につんとつっかかってくる。
そうこうしているうちにあっとゆうまに自分の周りは火の海とかした。夢だとわかっているがここにいてはいけないと考えてしまった。
--ふと、声が聞こえた。
--女の子の声だ。
どこから聞こえるのか辺りを見渡して見たが、それらしき姿はみあたらない。
ーーまた聞こえた。
今度は声のする方向に振り向いた。
そしたら火の海とかしている建物の中にその声の主、女の子が立っていた。
火の勢いが強すぎてよくは見えないが確かにそこにいるのかはぼんやりとわかる。
女の子、その少女らしき人は叫んでるようだった。とても喉を痛めているような声だった。
炎の燃える音が大きすぎていてよく聞こえない。だが最後の声ははっきりと聞こえた。
---とうやぁ!!
そこで俺は夢から覚めた。