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Angel RiverS  作者: I'S
10/11

悪魔リーゼ

悪魔が俺の部屋に入り込んできた。可愛らしい悪魔だった。


「何故ここに天使がいる!?」

 いや、御前が勝手に入って来たんだろう。


「あなた、悪魔ね。多分秋亜の魔術の因果代償でここにきたのね。かわいそうに」

 俺を責めるな、魔法せいだろ。と俺は現実逃避する。


「天使なら話が早い」

そういい、魔法陣を展開させて悪魔は衣装を変化させた。戦闘服のようなものだろう。


「おいおい。話せば分かり合えるだろう」

俺は静止しようとした。


「これも運命というものよね」

レセハも魔法陣を展開させ、衣装を変化させる。

話聞いてないだろ、こいつら。


戦闘が始まった。


俺の部屋は容赦なく荒らされてゆく。

もう勝手にしろ。


三時間たったあと悪魔とレセハは敵とかいて友となっていた。

「あなた好きなもの何?」


「私は地獄産スイーツ、クィーンフォンが好き」


「それ私も見かけたことあるわ。地獄へ派遣された時どんな味するか気になっていたの」


「一度地獄へ来て食べてください。おいしいよ」

ぺちゃくちゃと御喋りが絶えない。御前達三時間前の事を思い出しなさい。そして俺の部屋のことを直視しなさい。

そんなことを思いながら俺はそれを見ていた。悪魔の名前はリーゼ。俺の魔法のせいで引き寄せられたという話だ。


その悪魔の事を見ていた。その悪魔の腕に何か記されていた。

6という文字、俺はなんだと思ったが気にしなかった。


「そういえば、この人は連れ?」

悪魔リーゼは俺の存在に疑問に思ったらしくレセハに聞いた。


「そうよ、私のパートナー不出来だけど」

不出来とは余計なんよ御前の言葉は。


「じゃあ、私と一緒ね」、

…なに!?


「いま、なんて」

俺は思わず聞き返した。


「ようやくきたわね、ギル、こっち」

そこには男が窓から入ってきた。


「紹介するわ、私のパートナー」


悪魔のパートナー…それも人間の…。


「そして私はナンバー6の悪魔。最上ランクの中24番目中6番目の悪魔よ」

そんなに強いのか。


「今日はここまでにするわ」


「そうね、次会ったら本気の戦いをしましょう」

レセハは天使ステッキを悪魔リーゼ達に向ける。


「じゃ、またね」

悪魔リーゼは去った。


悪魔にもパートナーがいるのかと知った日だった。

レセハはしっていたのか。

後から聞いてみたら最初から知っていたそうだ。

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