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陰陽道―姿形がかわっても―  作者: シュガーウォーク
誤解が解けて
8/25

2パート

ガーゴは楽しみに水面を覗いていた。


「また戦いやんないかな…あ!またしてるー!ぼくも行くー!」



陰陽師西行と陰陽師北斗が戦っていた。


陰陽師西行が陰陽師北斗を吹っ飛ばした。



そこでガーゴが降り立った。


「僕も混ぜてよ。」


「俺たちの戦いに水を指すな。」


「え、だって楽しいじゃん!人間、過去にとらわれてる人が多いから過去を弄れば楽しいかなって思った。そしたらほら!憎しみあい、傷つけあう!もうたまんないよ。楽しくって!君みたいな人がもっと増えてもっと傷付けあう人がふえないかなぁー。」


「ふざけんな!」



陰陽師西行は槍をもって切りつけた。それを軽くよけたガーゴはキツネ型に変化(へんげ)した。


「食らっちゃえ!」



しっぽを九つにわけ、狐火を放った。それを食らった陰陽師西行は後方に弾き飛ばされた。



陰陽師北斗は倒れている陰陽師西行の前に現れた。



「さて、あしでまといにならなければ手伝ってやるが。どうする?」



陰陽師北斗は手を差し出した。



「全くなめたことを言いおって。」


陰陽師西行は陰陽師北斗の手を固く握り立ち上がった。



ガーゴが放った狐火を陰陽師西行が受け止め、陰陽師北斗がガーゴの顔にパンチをいれ、吹っ飛ばした。



「なんで君ら手を組んでるの。喧嘩してたんじゃないの?」


「子供のお遊びにいつまでも付き合ってらんないんだよ。」



2人の同時キックがガーゴを吹っ飛ばした。



2人の連携プレーに徐々にガーゴは追い詰められていった。



「怒ったぞ!もう一発食らえ!」



再びしっぽを九つにわけ、狐火を放った。


「浄化!」



2人はそれぞれ武器にエネルギーをためた。狐火を槍をふりまわして受け止め、その間に陰陽師北斗はガーゴに接近。2度切りつけた。ひるんだ隙に陰陽師西行が接近し、槍できりつけた。背後で同時に陰陽師北斗の剣が袈裟懸けに入った。



ガーゴは2人の必殺技をくらい、撃破された。



力なく倒れたガーゴは光の泡となって消えて行った。



影でこっそり見ていた吉田文奈はほっとした顔をしていた。



「ちゃんと分かり合えたんだね。2人は。」




変身を解いた2人。



「どうやら足でまといにはならなかったようだな。」


「こんな俺なんかと相撃ちしてダメージ食らってるようならまだまだですよ。」


「余計な事を。」




ガーゴは倒され、ただの紙切れとなった人型が流れて行った。



その人型は流れてアイゾたちがいるところまで流れてきた。


それをオーゾが手に取った。



「なんてこった。ガーゴが倒されるとはな。」


「陰陽師たちめ。次は俺が腕力であいつらをねじ伏せてやる。」


「我らが邪神の復活も近い。」





「ふむ。心霊現象に陰陽師に記憶操作か。一大スクープ記事なのは間違いないが、内容がなぁ。」


「やっぱりまずいですかね?」


「うん、内容はいい感じなんだ。見出しもおもしろそうだし。でもこの内容は結局あまり触れちゃいけないところという部分もあって記事にするのに許可がいるんだよ。おもしろそうなのにもったいないよな。これ載せたいけども。」


「内容が内容なんで仕方がないかなと思う部分もあります。」


「寛容で助かるよ。いずれにせよだ。1度あっちに呼んでもらってかけない部分はカットして記事にするしかない。あ、ところでお兄さんの方は?」


「調査してますけど以前わかりません。」


「見つかるといいな。」


「ありがとうございます。」




「文人、か。」


佐藤霊矢の家で裕二が座って行った。


「こないだ文奈さんが言ってた人か。なんか知ってるの?」


「いや、聞いたことがあるかもって思っただけ。でも聞いたことねーや。」




その頃、1人の女の子と1人の女性が家で話をしていた。女の子のほうは病的な程にとても痩せていた。すりおろしたりんごを口に運ぶが口を開けなかった。



「愛子、まだ食べられない?あなたの好きなりんごだよ。」


「ほしくない。いらない。」


「そう。わかった。」



女性の姿に一瞬だけ邪険の姿が重なった。


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