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面白くないかもしれませんが
読んでいってください
「君には我が世界を救ってもらいたい」
「へ?」
何故だよ?! なんでこうなった?!
頭がグルングルンしてきた
「な、なんで俺なんだよ! なんにもスポーツやってないし!」
「確かに悪から世界を救うには暴力的な力がいるよ」
「でも」
「君が適任だよ」
「だって悪には私の世界は支配されていないからね」
「じゃあ何から救うんだよ?」
「病気」
「病気?」
「うん病気」
「だからって何故俺なんだよ!」
医者でもないのになんで俺なんかが
「自分が出来ることを思い出してみな」
僕は考えた、いや考えるまでもなかった
「民間療法ってやつか」
「うん、そうだよ」
「嘘だろ?」
「いや本当」
「嘘だ!」
「本当!」
「嘘!」
「本当!!」
「嘘!」
「本当だって!!」
「もちろんそのままじゃないよ」
「え?」
「君が言うところの異世界だよ?」
「まさかスキル…」
「よく分かったね!」
「君みたいな引っ込み思案女子恐怖症でも
分かるんだね!」
「急な毒舌やめて!!」
こっから俺はどうしたと思う?
泣いた泣いた泣いた泣いた泣いた
「ひいっ!」
「泣かないで! ごめんなさい 私が悪かった!」
「なーんでね!」
殴られた
グーで
「痛った!」
彼女は頬を赤く染めて怒っていた
「ごめんごめん 俺が悪かったよ」
「てなるか!」
「俺今すんげえ侮辱されたよな!
謝るのはそっちだろ!」
……………………
沈黙が続いた
「ごめんなさい」
「俺もムキになってごめんな」
すんげえ気まずくなった
「そ、それじゃあ」
「行きますか!」
彼女は俺の頬をどこからともなく取り出した杖で
ぶん殴った
多少展開を考える可能性があるので
次回投稿は遅れるかもしれません
今回もコメントよろしくお願い致します