災厄が悪女をやったげる　〜貴方達が望んだことでしょう？〜

封印から目覚めた最凶の魔女アルテシアを救ったのは、心優しき公爵令嬢アガサであった。
奇妙な縁から共に過ごすことになった二人であったが、少しずつ距離を縮め、やがて二人にとって互いの存在はかけがえのないものになるのだった。

そして、悪役令嬢というキャラクターをどうしてか押し付けられてしまうアガサに、最凶の魔女アルテシアはこう問うた。

「貴女が上手くいくように手伝ってあげましょうか？」