第五話・先生ガチャ俺的にはSRキャラ排出です
こんにちはこんばんは、sha-k_3です。
初めてのハイファンタジー物ということで、頑張ります。
どうか温かい目で読んでください。
自由に執筆していくのでよろしくお願いします。
きて・・て…起きてー!レーイ!」
「うん?もう朝?」
ベッドから顔を出し目を開けると真ん前にアイトの顔があった。
「おはようレン。早くしないと初日に遅刻になっちゃうよ」
「ふあ~おはよアイト。起こしてくれてありがと」
「どういたしまして。ほら、急ぐよ」
アイトのことがなんか母さんに見えるな。ほんと助かるな。俺は昔から朝にものすごく弱いのである。俺はまだ眠い目をこすりながら顔を洗って歯を磨く。
「おーい、僕は準備できたよ~」
「待って、急ぐから」
俺は急いで掛けてあった制服に着替えて、教科書をカバンに詰め込む。
「ごめんお待たせ。それじゃ行こっか」
「明日はもう少し早く起きてよ、寝坊助」
俺たちは教室へと駆け足で向かう。
(レンの顔間近で見たけど何かかわいかったな。女の子かと一瞬思っちゃた。)
教室につくと俺たち以外の生徒は席に座っていたが、先生はまだ着いていなかったためそのまま昨日と同じ席に向かう。
「アイト、レンおはよー。遅かったじゃんどうした?」
「アイト君、レンさんおはよう。遅かったわけは?」
「聞いて驚け、レンのことを何回も起こそうとしたのに全然起きないの。レンが朝に弱すぎすぎてびっくりしたんだから」
「アイト、あんま言わないでくれ。恥ずかしいから」
「ごめんごめん」
キーンコーンカーンコーン
チャイムと同時に男の人が教室に入ってくる。180ぐらいありそうな長身で眼鏡をかけ、白衣を羽織っている。
「皆さん席についてください、今から授業を始めたいと思います。昨日担任から指示があったと思いますが教科書とノート、筆記用具はきちんと持ってきましたか?全員大丈夫そうですね。それでは軽く私の自己紹介から。初めまして、魔法理論基礎を担当するホーマ=キュリックといいます。本日からよろしくお願いします。私の扱う魔法の属性は水属性となっています。水属性はですね、他の魔法とは違い方が緩く、とても自由なんですよ。そのため頭の中でのイメージが上手な方などにはとても向いています。私は自分が水属性でよかったと思っています。皆さんも自分の属性に自信を持てるよう、理解を深めていきましょう」
この先生は当たりのようだ。話し方が丁寧で分かりやすく、生徒に寄り添った授業をしてくれそうである。ああ授業が楽しみだな。自然と口元がにやけるのを我慢しながら、再び先生の話に聞き入った。
「よしお前たち集まれ。今から魔法実習を行う。担当するのはもちろんオレだ。実習っつっても今日は自由だ危険なことをしないなら、魔法を自由に使ってもらって構わない。もう一度言うぞ、危険なことをしないなら自由だからな。よしそれじゃ好きに遊んで来い!」
実習の担当は担任のクロウリア先生か。やっぱり先生は面白いな。多分学園内でトップクラスの人気誇ってるだろうな。
「おーいレン、いっしょにやろー」
「分かったよー、今そっち行くー」
呼ばれたのでアイトのほうに向かっていこうとすると、嫌な予感がした。
俺は一瞬にして自分の右手に『アイスウォール』を建てる。次の瞬間、どこからか飛んできた『ファイアジャベリン』が氷の壁に当たって消える。一緒に氷も砕けちってしまう。
「「チッ」」
魔法の飛んできたほうから舌打ちが聞こえる。そちらを向くといたのは王子の取り巻きにいた二人だった。今回のことについては故意的なものだったらしい。説教をしに行くとするか。
「何をしているのですかあなたたちは!貴族としての自覚が足りていません。今すぐレン様に謝罪しなさい」
俺が叱るよりも先に王女様が注意してくれたらしい。いやーありがたいな・・・
レン様?
どうもsha-k_3です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いします。