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第三十四話・事件発生

こんにちはこんばんは、sha-k_3です。

初めてのハイファンタジー物ということで、頑張ります。

どうか温かい目で読んでください。

自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

何やら教室が騒がしい。学園祭まで後一週間ほどに迫った雷の日の朝、俺が教室に入るととんでもない光景が広がっていた。作ってあった服や小道具がボロボロになっているのだ。頑張っていた女の子たちは涙を流している。その時、男子委員の子が声を上げた。


「僕はこの惨状を一貴族として見逃せない。しっかりと犯人を探し出そう」


「でも誰かなんて分かるかよ」


「いや、僕にはもう犯人が分かっている。犯人はあの特待生だ!」


そう言って男子委員は俺より先に教室に入っていたアイトを指差す。


「この男は昨日の放課後、この辺りを彷徨っていたんだ。つまりそのときに犯行に及んだに違いない!」


全くもって筋の通ってない推理だな。しかし、そんなことはどうでも良い。今大事なのはアイトが唯一の平民だということだ。つまりヘイトを買いやすいのだ。


「やっぱり平民か」


「どう責任とんだよ!」


「え、えと」


アイトは周囲の勢いに押されて喋れなくなっている。そろそろ助けないとな。


「そのような理由で犯人を決めつけるのは早計かと」


俺が動くとした瞬間、凍えるような、でも透き通った声が小さいながらにも全員の耳に届く。全員が口を閉じた。


「それに、アイトさんは昨日の放課後、ここに残ってアメリアさんの手伝いをしていただけです。ですよね?」


「はははい、そ、そうです!」


アメリアが返事をする。


「という訳なので、彼が犯人ではありませんね」


完全に彼女の独壇場であった。


「それじゃあ誰なんだよ一体?」


今度は犯人探しで騒ぎ始めた。ヴァルキリアさんは俺のそばにまで近づく。


「レン様、一つ貸しですよ?あれは私だったからこそ抑えられましたので」


彼女はフフッと俺に笑った。俺はその笑顔に不覚にも見惚れてしまった。


「ねえ聞いて!この子が何か知ってるらしいの」


一人の女子生徒が声を上げる。そこにいたのはトラウマ案件を体験していたフーリーンだった。え?そんな奴いたのかって?忘れている君は『第十七話・課外演習、ハインラント大森林にて』を見直してくれ。


「あのっ、自分、昨日の夜忘れ物を取りに行こうとしたら、クリンさんが教室に入っていくのを見ましたぁ」


クリンって誰のことだ?


「嘘だろ!お前実行委員だろ!」


どうやらクリンは男子委員のことらしい。


「もう言い逃れは出来ねぇぞクリン」


「どうしてこんなことしたの!?」


「そんなの決まってるじゃないか。生徒会に入るためだよ。ここであの特待生を犯人にできれば平民は退学。僕はその成果を認められて晴れて生徒会入会、のはずだったのに」


男子委員は両膝を地面につけた。


「クソが」


男子委員は後からやってきて事情を聞いた先生に連行されていった。とんでもないやつだったな、あいつ。


「それでどうするの?この状態。このままじゃ学園祭うちのクラスだけ出し物出せないよ!」


「任せて、これでも私王女だから。なんとかしてみるわ。みんなは出来る限り小道具を修理したり作り直して頂戴」


ヴァルキリアさんの発言によって、今回の事件は無事に収束した。学園祭では何も起きないといいんだが・・・

どうもsha-k_3です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

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