第十八話・教団の犯行阻止大作戦、決行
こんにちはこんばんは、sha-k_3です。
初めてのハイファンタジー物ということで、頑張ります。
どうか温かい目で読んでください。
自由に執筆していくのでよろしくお願いします。
その後何度か戦闘を重ねた俺たちは、少しひらけたちょうどいい場所に出た。
「そろそろ暗くなり始めるから早めにここにテントを立てようか」
俺に提案に、三人が頷く。キルアは座って湯気が出ている水筒で水分を取っていた。この世界にもお茶があるのか?いや紅茶の可能性もあるか。俺たちは男女別に、それぞれのテントを立て始めた。こんな経験は病弱だった前世ではできなかったからもっとしっかりとやりたかった。この後、俺には絶対にやらなければいけないことがある。
「うちらは立て終わったよ。そっちは?」
「僕たちの方も終わってるよ」
そろそろ時間になるな。行動を開始するか。
「なあ、ちょっと俺戦い足りないから少し出かけてくる。日が完全に沈むまでには帰ってくるから。お前らは俺が帰ってくるまでに寝てろよな」
「分かったよレン、気を付けてね」
「はーい。行ってきまーす」
ここからはワタシの時間だ。
魔力を解放することで髪が銀色に染まり、いつものように伸びる。男子の制服だとおかしいので、着替えを収納することで早着替えができる便利魔道具でワタシだけの制服に着替えることにした。ベージュ色のブレザーは黒色に変わり、ズボンは赤と黒のチェック柄のスカート。灰色のネクタイには、ティアラを模した金色のネクタイピンがついている。そして最後に目元だけをを隠す、銀色の飾りがついた狐のお面を被る。これが、俺とも氷姫とも違うスタイルのワタシだ。
ワオォーン
オオカミの遠吠え、これがこの襲撃イベントの始まりの合図だ。ワタシは完全に癒えていない魔力器官に力を込めて広範囲に魔法を発動する。
「『オブザーバーフィールド』」
今回の範囲は半径二キロメートル。演習で使用されている森林の範囲だ。生徒たちのいる場所まで駆け抜ける、百体にも及ぶDランクのフォレストウルフやCランクのアースウルフ、Bランクのブラッドウルフなどの群れを見つけた。どこまで体が持つかな。ワタシはその場から姿を消した。
「『フロストカノン』×5発」
群れの前方で大爆発が起きる。しかし群れは止まることを知らない。
「『フロストボム』『アイスジャベリン』『フロストカノーン』」
数十分間、幾度となく魔法を行使して、ついに群れは動きを止めた。それでもまだ半分以上が残っている。しかし、目的である時間稼ぎには成功した。
「ここは任せるよ、レイン」
後ろからやってきた男にワタシはバトンタッチする。
「こんなの前のスタンピード以来だよ。もしかしたら『白銀の悪夢』が見られるかと思ったのに」
「ワタシが器官をまだ痛めてること話したよね」
「分かってるって、ここは俺に任せて先に行け〜!!」
ワタシは次の目的地へと瞬間移動する。
「言ってみたかったんだよな〜今のセリフ。やっぱりかっこいいじゃん、こんな場面で任される男って」
レインはおかしなことを呟きながらバトルアックスを構え、オオカミどもに向かっていった。
一日前、冒険者ギルドにて。
「そんな集団がいるのか。魔王の復活ね〜」
「氷姫。その話は誠か?」
「だいぶの確率で当たると思う」
長い茶髪を後ろで綺麗にまとめ上げたスタイルのいい美人なお姉さんは、イスに足を組んでワタシの方を厳しい目で見てくる。
「それで、さっき言った次の犯行現場っていうのはいつのどこなの?」
「明日の学園の課外演習の場所、ハインラント大森林の学園所有部分です」
「それで私だけじゃなくてレインも呼んだって訳ね」
少しの間左手を顎に置いて考えていた女性は突如として声を張り上げる。
「分かったわ。ギルドマスター権限にて命ずる。Sランク冒険者レインは明日、Aランク冒険者の氷姫と共に教団の犯行を阻止するのだ」
「了解した。氷姫明日は頼むぞ」
「それじゃあ詳しい話をしましょうか、氷姫」
今回の作戦は、ギルドマスターの命令により実行が約束されていたのだ。
どうもsha-k_3です。
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