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第一話・入学

こんにちはこんばんは、sha-k_3です。

初めてのハイファンタジー物ということで、頑張ります。

どうか温かい目で読んでください。

自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

「見つかちゃった」


顔に血をつけた美少女は、月光を鈍く反射する銀髪を揺らしながらポツリと呟いた。彼女の手に握られた氷の剣は、男の胸を貫いている。仮面の下から向けられる冷たい視線に背筋が凍った。月光は怪しく降り注ぎ、僕たちのことを照らした。



若くして素晴らしい才能と実力を持った人々が集う『ハインラント王国学園』。

今日は血気盛んな新入生たちがついに入学する日である。


あぁ、だるい。俺はレン=ヴィーラック、ちょこっと秘密があるしょぼい男爵家の次男だ。両親に無理やり説得され、非常に面倒だがこの学園に入学するはめになってしまった。人見知りする性格だし、なにより貴族社会は恐ろしい。そのせいで俺はパーティーなんかでもまともに友人を作れなかった。そのうえ貴族としての権力もないため、誰かが慕ってついてくるわけでもない。はぁ、今日からの学園生活が憂鬱だ。


ー講堂にてー


「続きまして、新入生代表、主席、ヴァルキリア=ハインラント第二王女様」


ハイッ、と凛とした声が講堂に響く。みんなの前でスピーチを披露し始めたのはこの国の第二王女様、つまり正真正銘のお姫様である。そのうえ実技、筆記ともにほぼ満点という好成績を残し、見事主席として新入生代表を務めているのである。そのうえ綺麗な銀髪で容姿も整っており、まさに完璧美少女である。ん?いま目があった気がするんだけど、さすがに気のせいか。離れた位置にいるから顔なんてわかんないだろうし。それにしても彼女の声ってすごく聞き心地がいいな、やばい、まじで眠くなってき・・・


起きた時には入学式が終わっており、周りの人々はすでに自身のクラスへと移動を始めていた。一学年に二百八十人で、一クラス四十人。クラスは上からS、A、B、C、D、E、Fと別れており、俺は一番上のSクラスである。めちゃくちゃ優秀じゃないかって?別にそんなことはない。筆記に関してはしっかりと勉強したため実力だが、実技に関してはただちょっと運がよかっただけだ。


一緒にクラスへと向かう友人がいない俺は一人で歩いていく。そういえば集合時間までまだ時間あったよな。せっかくだし少し探索してみるか。


校舎の裏手のほうに回ろうとすると、男女が話をしている声が聞こえた。生徒がデートでもしているのだろうか。俺が近づいていくと話し声は聞こえなくなってしまった。俺の足音で逃げてしまったみたいだ。二人が話し込んでいたであろう場所を見ると、そこには薔薇畑が広がっていた。赤色だけではなく白色に黄色、それに青色まであり素晴らしかったため、俺は圧巻な薔薇畑に見入っていた。(確か色は魔力の与え方で変わるんだったよな)

しかし何だろう。この薔薇畑、どこか見覚えがあるんだよな。いや、気のせいか。少しの間そばにあるベンチに腰かけていたが、もうすぐ集合時間になるため俺は薔薇畑を後にする。俺はそこにいた女子生徒には気づいていなった。


これからの学園生活についてなんとなく考えていると、いつの間にか教室の前についていた。

ついにクラスメイトとご対面だ。やばいめっちゃ緊張する。俺は意を決して取っ手をつかみ、開いた。

どうもsha-k_3です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

これからも自由に執筆していくのでよろしくお願いします。

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