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出会い
「、、い!、、き、ろ!
おい!聞こえるか!?」
うるさいなぁ。
なんだよ。もう少し、寝てたいんだよ。
そう思いながらも、誰かの大きな声が煩わしくて、少し目を開ける。
でも、凄く眩しくて。
やっぱり、もう少し、このままでいたい気持ちになった。
「おい!起きたのか!?寝るなっ
どうしたって、こんな所で倒れてるんだ?
それに、なんだその服は?」
ホントにうるさい。いい加減にして欲しい。
「だまれ」
思ったことを、そのまま言った。
がんっっ
頭に衝撃が走った。リアル火花が散ったんじゃないかってくらいの。
「いってーーー!なにすんだ、このくそやろー!」
そう言いながら、1発殴り返してやろうと起き上がろうとしたら、
ばたーーん!!
目の前が真っ暗になった。