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植物の国裁判

9万字分のプロットがあります。


先に4話だけ先行公開します。


9話→7/28の21時


10話→7/29の21時


11話→7/30の21時


気になったらブクマよろしくお願いします。

12話以降は8月後半か9月を予定しています。


よろしくお願いします。

 そうしてわたしは植物の兵隊に連れられて植物の国に来たわ、ムロイスや狼達とは離れ離れよ、それにしても植物の国って凄いわね、みんな植物なの、植物が喋ったり歩いたりしているのよ、そうなるとなんだか街並みも映画のセットみたいに見えてきたわ、でもね、わたしのセックス欲は収まらないのよ、この植物たちのセックスってどんなのかしら! 気になるわぁ~、ぜひともセックスさせていただきたいわね、じゅるり、これは上の口のよだれではないわ、下の口のよだれよ、

 するとわたしはいきなり裁判所に連れてこられたわ、ええ、いきなり? もっと検察とかいろいろな手続きが裁判ってあるんじゃないのないの? セフレの自称裁判官のゲンゴローがわたしの耳元でそうささやいていたのに、内心ちょっとめんどかったけどね、ゲンゴローの模擬裁判セックスっての思い出したわ今、あれ結構楽しかったかも、またいつかやりたいわね模擬裁判セックス、裁判長! 反対尋問! と言いながらべろべろ舐め合うのよ、かなりいかれてるのが楽しかったわわたしもハイになれて、

 ところで法廷審理に入る前の話しあいなんだけど、わたしについた弁護士が嘘つきマンドラゴラって言うんだけど、彼が第一声に、俺はセックスをしたことがある! お前ら童貞とは大違いだ! って言いだしたのよ、ええ? 何? ってポカンとしちゃったわたし、だってこのマンドラゴラちゃん、たぶん絶対童貞よね、経験済みだとしても素人でしょ、だって本当の愛を知っている人はこんないきらないわ、でもなぜかそのマンドラゴラちゃんのノン童貞発言を聞いた植物達が、おおう…… って身じろぎするのよね……、えぇ、もしかしてみんな童貞? まあたしかに植物って花粉飛ばして雌花に受粉させるから愛し合うとはかなりかけ離れているのかもしれないけれど、よ~し、こうなったらわたしの出番ね! 花粉飛ばして虫に運ばせて本当の愛し合うを知らない迷えるセックスの子羊の植物ちゃん達にこのマラ王がセックスの極意を授けましょう!

 とかなんとか思ってたらわたし、あれよあれよと法廷に連れてかれて裁判始まっちゃったわ! うそ!? さっきの童貞じゃない自慢大会から一体何の審理を始めようというの!? いやよわたしこの裁判で有罪になって刑務所なんかに入れられるの、だって自由にセックスできないじゃない! わたしはフリーセックスの精神なの、何にも縛られずセックスしたいのよ、裁判長が言ったわ、わたしの罪は迷路を破壊した罪なんですって、そして検察がなんかよくわからないけど証拠だといってダンボール箱を持ってきて開けてみたら大人のおもちゃがわんさか入っていたわ、ええと……、あれかしら、セックスはしたいんだけどタイミングが合わなくておもちゃばっかり増えちゃうやつ……、なかなか夜のタイミングが合わないと空回っちゃうのよね、わかるわよわかるわよ、

 そしたら嘘つきマンドラゴラちゃんがフフッて笑うの、そしてカッコつけて言うのよ、貴方たちの証拠には大きな欠落がある。それは君たちがセックスを知らない童貞だということだ! いやだからそれわたしの裁判に関係ないって! そしてなんで検察側の植物をそれを言われて頭抱えてるの! ダメージ受けてるの! もっとまじめに裁判してよわたしのセックスがかかってるのよっ! そしたらもう法廷はめちゃくちゃよ、童貞だセックスだなんだかんだって、法廷ってこんなおピンクなこととは対極にあるはずよね、これじゃ法廷というよりホーケイね、……どうでもいいわね、

 すると裁判長がわたしに尋ねたわ、あなたはセックスしたことがありますかって、わたしは大声で答えたわ、わたしは銀河の星の数ほどセックスしましたつまりギャラクシーセックス!! とね、すると植物たちがシンと静まり返ってそこからじわじわとわたしに熱い眼差し、尊敬の眼で見始めたわ、それを察した嘘つきマンドラゴラちゃんが、嘘つけ! なら俺とエアセックスしてみせろ! というからいいわよって言って、ヌルヌルレロレロヌルヌルレロレロヌルヌルレロレロ、してやったわ、そしたら嘘つきマンドラゴラちゃん、興奮のあまりまだまだで果てちゃって、こりゃあ童貞だわ、うん、こんな枯れ葉みたいにしにゃしにゃにへたっちゃって、これじゃ夜の二回戦は無理だわね、でももうセックス欲に火のついたマラ王のわたしは止めれれないっ! セックス奥義その57! わたしの子の波動を浴びたら童貞の髪の毛がビンビンに逆立つ! その名も童貞センサ! フルパワーーーー!!! そしたらんあらびっくり! ここにいる植物達み~んなビンビンビン! 童貞だったわ! まあうすうすは感づいてはいたんだけど、もちろん嘘つきマンドラゴラちゃんもね、

 すると植物たちはポロリポロリと泣き出したの、僕達は草食系ならぬ草系だから、セックスのお誘いどころか彼女、手をつなぐことすらできずにもじもじしてきました。風に吹かれて揺れる草木はそよいでいるのではありません。本当は、セックスがしたくてもじもじしているだけなのです、……そうだったのね、わたし知らなかったわ、植物のみんながそんなにセックスに悩んでいたなんて……、あなた達植物は本当はセックス愛の詩人なのね、だったらわたしがそんな愛の詩人植物のみんなに愛のセックスを教えてあげちゃう童貞食べちゃう! さあ植物のみんな! レッツセックス! そうしてわたしと法廷の植物達との25Pリーガルセックスが始まったわ、それがねこの、植物のくねくねしたからだが肌に当たるの、案外気持ちいのよね、ほら、猫じゃらしって気持ちいじゃない? あれをすごーくスケベにした感じ、そういえばわたし、子供のころ猫じゃらしでいやらしい遊びをしていたような気すらしてきたわ、すごいわね、セックスは幼年の思い出の中にすら潜んでいたなんて、これわたしだけかも? そしてもうわたしのからだに植物が絡みに絡みまくってさあボルテージはMAX! ってところで一斉に花粉がバァ~~~ンッ!! って法廷にまき散らされたの! もうすんごい煙い煙い! 法廷が花粉で真っ黄色! もうちょっと先までも見えないぐらい! わたしの裸の全身を花粉という花粉が舐め回す! これは……、すごいセックスね! くせになってりそう! でも気を付けないと花粉症のになっちゃいそうだけれど、

 そんなこんなで植物とのリーガル25Pセックスを花粉まみれで楽しんでいると、ばぁーん! って誰か来たの、大きな巨木ね、話に聞くとどうやら植物の国の法務大臣世界樹らしいの、なんでこんなところに?

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