川人魚
わたしは川辺をずっと歩いているわ、でも全然植物の国には着かないの、まだかしらね、でもコンドームがあるからわたしのセックスライフは順調よ、これで計画的にセックスができるんだもの、でもここんところ狼とだけしているとちょっと飽きてきちゃったわね、わたしは祭りのセックスが好きなの、ずっと同じ相手の単調なセックスじゃ飽きちゃうのよ、ああ新しいセフレがほしいわぁ~、それも熟達したねばっこいのがいいわぁ~、狼のはちょっと野性味に溢れすぎてるのよね、
そんなこと言ってたある日わたしは川辺で川人魚に会ったの、全身土気色した田舎っぽい人魚ね、この子のセックスはなんか田舎っぽくて濃厚そうって思ったわ、だって泥臭いですもの、土の上セックスね、この先に植物の国があるのか心配になってたわたしはこの川人魚に声をかけてみることにしたわ、近づいてみたらこの川人魚泣いてるじゃない、なんかワケありね、恋煩いかしら、わたしはもしもし川人魚さんどうしたのって言ったわ、
そしたら川人魚はじつはおら意中の人魚に告白したんですけどフラれたんですって言ったわ、やっぱり恋煩いだわ、わたしこうゆうの大得意なの、川人魚と隣に座って話を聞いたあげたの、まあさっしがつくだろうけどこの川人魚は童貞だったわ、なんともセックスし甲斐がありそうね、川人魚の喋り方は童貞特有のたどたどしいやつね、わたしにとってはそこもかわいいのだけれど、
川人魚はあの子にフラれたからおらもうあぶくになるしかねえって言ったわ、なんだそんな程度でってわたし思ったなんだけど童貞ってそうゆうとこ気にするのよね、わたしみたいにセックス三昧にはわからない感覚だわ、だからわたしこの川人魚に恋愛のレクチャーをすることにしたの、え、セックスばっかりのわたしに恋愛のレクチャーができるのかって、そんなの朝飯前よ、わたしなんか男の人の裸の胸に耳をあてて心臓と会話ができるぐらいなんだから、
じゃあ始めは告白の練習ね、人魚に告白した通りにわたしにも告白してみてって言ったわ、そしたら川人魚がおっおっおらとこっこっこっ子作りセックスしてむふふなことになってけろ~って言ったわ、ダメダメねまったく、こんな下心丸出しの告白で釣れるのはわたしぐらいよ普通の女の人は引いちゃうわ、じゃあおらどうぢたらいいんだぁ~って川人魚が言ったわ、だからまず相手の一番印象に残ったこと、気になっているものをちゃんと伝えて告白すべきなの、川人魚は人魚のすべすべの手がきになってるみたいだから君のような美しい手をしている人を僕は見たことがない僕はそんな君のことがもっと知りたいから今度一緒にお茶に行きませんかって言うのよ、がっつき過ぎたらダメ、気付くとすぐに冷めちゃうからまずはここからね、
次にセックスね、もうセックスよわたしなんか告白されてすぐにセックスしたんだから、でもすぐ寝られる女と思ったら大間違い、気に入らない愛のない男とはセックスしないのよ、わたしは手取り足取り川人魚にセックスの作法を教えたわ、ちゃんと爪を切っておくとかちゃんとコンドームつけるとか笑顔でいるだとか相手の話と聞くだとか、でもそんなことより大事のはやっぱり相手を思いやる心なの、セックスの作法は全部これにつながってくるのよ、セックスだけの仲であろうとセックスる時は相手をちゃんと見ないとダメ、こっちから押し付けるようじゃダメなのよ、自分本位はダメなのよ、自分も相手も楽しく気持ちよくがセックスなの、かといって気張り過ぎると固くなっちゃうからダメね、あそこのことじゃないわよ体のことよ、そうなるとお互いに不完全燃焼になっちゃうんだから、
いろいろ川人魚に話したらおらそんなにいどんなこと覚えられねぇ~って頭抱えちゃったわ、もうめんどくさいわたし川人魚を押し倒したの、そして川人魚とセックスしたわ、やっぱこうゆうのは自信をつけないとダメね、だからセックス男としての自信のセックス、考えるより感じるのよ愛は、
まあこの子のセックスはねばこかったわぁ~、もう生まれてからの性欲を全部吐き出すくらいねばこかったの、いいわぁ~いいわぁ~田舎川人魚の土気色土の上セックスいいわぁ~この子も彼女ができようができまいがセフレ決定ね、
そしたら川人魚は急に自信が湧いてきたみたい、あらら賢者モードに入ったのかしらん、おらこでから彼女のとこ行って告白してくるだぁ~って言ったわ、まあ恋愛はあたって砕けて経験を積んでくものだから頑張ってねって言ったわ、川人魚は走って行ってしまったわ、やっぱりちょっと心配だからわたし達も後からついていくことにしたの、ねぇやっぱり他人の恋路を見るっていつの時代もドキドキするものね、わたしなんだかちょっと興奮してきたわ、こうゆうのはセックスとは違ったドキドキがあるものね、そういえばわたし川人魚にマラ在り処とか植物の国への道とかも聞いていなかったわ、でも今はそんなことより告白よ告白、川人魚の恋路がどうなるかのほうがマラ王としては重要なことだわ、恋の成就はセックスの成就でもあるんだから、これは切っても切り離せないものなのよ
わたし達はしげみに隠れて川人魚を見守ったわ。川人魚は川に向かっておらだよぉ~出てきてくれよぉ~って言ったわ、そしたら川の中から人魚が現れたの、わたし川人魚の好きな人っていうからこれもちんちくりんの田舎者だと思っていたけどなんかもうハイシティーな恰好の綺麗な人魚だったわ、ショーケースでポーズとれるぐらいの美形わたしよりもきれいかも、これ川人魚には不釣り合いかも、でもでもでも美女と野獣のカップルだってあるし川人魚の熱意が伝わればなんとかなるかも、わたし達は聞き耳は立てたわ、
どうしたのわたしはあなたのことは興味ないって断ったじゃないって人魚が言ったわ、すると川人魚がおらはあの時のおらとは違うんだおらセックスマスターになったんだんだ人魚ちゃんをベッドであへあへ言わせちゃるだだからおだとセックスしてけろ~むっふんはっふんって言ったわ、あちゃ~ダメじゃないこれじゃ、確かにブサイクでも自信満々にいればなんでこの人こんなに自信あるのって興味が湧いてくるってあるけど今すべきなの、どうなのねえ、ほらやっぱり人魚が引いてるじゃない、川人魚全然気づいてない、
川人魚がおおらもう辛抱ならねぇだぁ~人魚ちゃ~んって言いながら人魚に襲いかかったわ、人魚と川人魚が川の中でくぐつほぐれつ、川人魚が人魚の全身をべろべろ舐め回して、人魚がもう断末魔の悲鳴、うわっこれどうなちゃうの、一歩間違えたらこれもう犯罪じゃない、いやもう犯罪か、わたしが川人魚を止めに行こうと思ったら人魚の断末魔の悲鳴を聞きつけてシャチが現れたわ、シャチがテメェ俺の彼女になにやっとんじゃボケーって言いながら川人魚をぶっ飛ばしたわ、そこから川人魚はシャチにボッコボコにされたわ、まああの川人魚にはそれぐらいしないとダメかもしれないわね、
そしてボコボコのひん死にされた川人魚は人魚に唾掛けられてたわ、まあなんでしょう、かわいそう……かな、自業自得かもしれないけど、わたしは川人魚に駆け寄ったわ、とりあえず手当てしなきゃそう思って川人魚を抱えたらおおおだとセックスしてくれぇ~って言ったわ、もちろんいいわよ傷心の時はセックスで癒したげるんだから、
わたしは川人魚とセックスしたわ、川人魚ひん死だったからねぼっこいセックスじゃなくてさらっとしていたんだけどそれもよかったわ、もしかしたら川人魚はひん死にしておけば恋愛で我が出過ぎないんじゃないかしらなんて思ったり、まあ恋愛っていうものはこうやって失敗に失敗を重ねて成就させるものだからこれに懲りすにいっぱいチャレンジしてねだからといって今回みたいな犯罪ギリギリのことはしちゃだめよって言ったわ、そうしたら川人魚がわかったこれからは気を付けるよって言ったわ、本当に大丈夫かしらん心配だわ、でもおらやっぱり彼女が忘れられないよぉ~って言ってたわ、だからわたしあの二人はまだ結婚してないんだしチャンスあるわよ頑張ってセフレを目指しなさいって言ったわ、あれわたしアドバイス間違えちゃったかも、まあいいか、刑務所に入るのは川人魚だし、
そうそう忘れるところだったわたし川人魚にマラの在り処と植物の国への道のりを聞いたわ、川人魚はまらのことは知らないって言ったわ、でも植物の国への道のりは知っているから案内してあげると言ったわ、やっぱり助け合いは大切ね、これで川人魚もわたしのセフレに決定ね、だいぶ危ないやつだけど、こんなこといってるけどわたし川人魚のこと好きよだってセックスがねぼっこいですもの、こうゆうセックスもありって思うわ、人魚の彼女もそうゆう風に思ってくれたらいいのにね、
わたし達は川人魚に案内されて植物の国を目指して歩き出したわ、これでまた新しいセフレができてわたしのマラ王またに一歩近づいたわ、うっふん、