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川辺で見つけた

 わたしはムロイスの予言した川に着いたわ、とってもきれいな川だった、ここでセックスしたらとても絵になりそうなほどのね、清流セックスよ、わたし達はひとまず休憩することにしたわセックスするためにね、わたしは川辺に座ったわ川から甘い匂いがしたわ水に溶かした柑橘系みたいな臭いかしら、なんだかどんどんセックスへのボルテーシが上がってきたの、わたしは足を川につけてみたの、とっても気持ちよかったわ入水セックスもありかもね、

 そうしたらムロイスがわたしの胸から下りて水浴びをしたいってごねたわ、わたしはムロイスを川に入れてあげることにしたのよ、偉いでしょわたし、ちゃんとムロイスの付き添いをしてね、ムロイスだっていつか立派な男の人になって女の人とセックスして幸せになるんだわわたしはそれへの未来投資をしているのよ、だからムロイスにいっぱい愛情を注いであげなきゃね、男の人の愛情はセックスのうまさに比例するんだから、

 ムロイスを川遊びさせてそろそろ上がって狼とじゃれあいでもしようかと思ったら狼がどこかに駆けてくじゃない、あらあらどこ行っちゃうのかしら、わたしは追いかけたわわたし走るのあんまり得意じゃないのに、セックスはスポーツだなんていう人がいるけどわたしたくさんたくさんセックスしたけど全然スポーツできないわ、あんなの嘘よきっと、でもスポーツやってた人はセックスうまかったかもしれないわね、ちょっと乱暴な人もいたりしたけど、

 わたしやっと狼に追いついたの、もうぜえぜえ息切らしちゃって、ムロイスはきゃっきゃきゃっきゃ笑ってたわ人の苦労も知らないで、そしたら狼がなんか足元をじっと見てたの、何見てるのかしらってわたしも見たらそこに半透明でふにゃふにゃのものがあったの、三回目ぐらいの男の人のあれみたいな色だったわ、わたしそれ手に取って見たの、なにこれってかんじ、なんで狼はこんなの見つけ出してきたのかしら、ほんと変わった狼ねぇって思ったわ

 でもわたしピーンときちゃったのこれあれに似てるって、それでちゃっと伸ばしてみたわ、うんこれならできるかもコンドーム、これコンドームよきっと、触り心地も大丈夫だしこれならわたし安心してセックスができるわ、狼はわたしにこれを見せたくて走り出したのね、狼なんて偉い子いい子、後でご褒美セックスしてあげるんだから、コンドームあればわたしのセックスライフは薔薇色よ、今まで感触が嫌だったからピル飲んで生理調整してやってたけど、ここでムロイス産んでからセックスの自由がちょっと束縛で嫌だったの、したい時したい場所でしたい人とセックスできないってわたしにとっては苦痛以外の何でもないの、だから死後の世界にもコンドームがあるなんて大助かり、ほんとにほんとに大助かり、だからこのコンドームの持ち主を探してコンドームを分けてもらわなくちゃ、よーしじゃコンドーム探しに出発よ、え、マラ探しはいいのかって、コンドームの先にマラはあるのよきっとそうに違いないわ、

 わたしとムロイスと狼はコンドームの持ち主を探すことにしたんだけどどうすればいいのかしらん、わたし考えてたら狼がきっとコンドームの持ち主は川上の方に行ってるはずだから川をつたって追いかければいいと言ったからそうすることにしたわ、川上の方へ歩いてくの、断然やる気モードねだってセックスが待ってるんだもの、自由とセックスは同じなぐらい大事なのよ、




 歩いているとセミの幼虫に会ったわ、この子がコンドームの持ち主かどうかはわからないけどもしかしたら持ち主に会ってるかもしれないと思って話しかけたわ、このコンドームはあなたのものですかって、そしたらセミの幼虫はいいえ違いますぼく達の使うコンドームはもっと細くて硬いものですって言ったわ、やっぱりこの子じゃなかったみたい、歩いている途中で誰かに会いましたかって聞いたら太くて短いのと細くて長いのに会いましたって言ったわ、なんかドキドキしちゃうわね、わたしはどっちも好きよ、ありがとうねって言って去ろうとしたらあなたみたいな美しい人と会うのは初めてだからどうかぼくとセックスして下さいって言われちゃった、わたしもまだまだ現役よっ、でもコンドームなしでするとまた赤ちゃん出来ちゃうからごめんなさいしたの、そしたらセミの幼虫悲しそうな顔してたから、キスしてあげて今度コンドームがある時に会ったらセックスしましょうって言ったわ、そしたらとっても喜んでたわ、そして走り去って行っちゃったの、たぶんセミのコンドームを探しに行ったんだわ、わたし達先を行くことにしたの、




 そうしたら今度は芋虫に会ったわ、この子が太くて短いのね、この子もわたしが持ってるコンドームとはサイズが合わなかったけど聞いてみたわ、このコンドームはあなたのものですかって、そしたら芋虫がいいえぼくのコンドームはもっと鋭くて柔らかいものですと言ったわ、あれれこの子でもないかサイズ的には合ってたと思ったんだけど、この子にも一応誰かに会いましたって聞いたら細くて長いのに会いましたって言ったわ、わたし達がお礼を言って先に行こうとしたら芋虫がぼくはあなたとセックスしたいどうかぼくの子供を産んで欲しいって言われちゃったわ、わたし困っちゃったわ子作りはちょっとムロイスがいることだし、夫婦にはなれそうにないしわたしマラ王を目指してるし、う~んって困ってたらムロイスが母はセックスの生のエネルギー体なので子供を作るのはやぶさかではないが最愛の人に呪いをかけられていて澱んでいるから子作りができないと言ったわ、そしたら芋虫はお前はその女の子供じゃないのかだったら俺にもセックスして子を産ませろって言ったわ、わたしこれで減滅しちゃった、だってわたし困ってるのにそれを察せずに自分本意でゴーインなんだもの、わたしあなたとはセックスできませんって言ったわ、そうしたら芋虫が怒り狂って殴りかかってきたけど狼が吠えて追い返してくれてわ、芋虫はチッて舌打ちして去っていったわ、わたしぐらいセックスライフが多いとこうゆうことはよくあるの、だから次のいいセックスを考えて前向きに行くことね、わたし達は先を急いだわ、




 そして蛇に会ったわ、あらやだほんとに細くて長いわちょっとわたし好みかも、そんなことを考えながらこのコンドームはあなたのものですかって聞いたわ、そしたら蛇がはいそれはコンドームではありませんがわたしの抜け殻で間違いないと思いますと言ったわ、ついに見つけたわコンドームの持ち主をわたしは感極まってとび跳ねちゃったわ、だってこれがあれば自由セックスができるもの、わたしのパワー百万倍よ、

わたしは蛇にどうかその抜け殻コンドームを分けて欲しいと言ったわ、そうしたら蛇はそんなこと言っても毎日毎日脱皮するわけじゃないからそんなに抜け殻はできないよと言ったわ、ええそれじゃわたしのセックスライフはどうなるのわたしはその場にしゃがみ込んでしまったわ、それを見た蛇が申訳なさそうな顔をして言ったの、もしお嬢さん気を落とすなここの川は聖なる川だからここに私の抜け殻を漬けておけば少しは頑丈になるかもしれないわたしも新しい抜け殻ができたらあなたに送るようにカラスに頼もうそれでいいかいって、わたしは顔を上げて笑顔になったわ、さっそく川に蛇の抜け殻を漬け始めたの、




そしたらそこにさっきのセミの幼虫と芋虫が現れたの、セミの幼虫はコンドームを見つけてきたからどうか僕とセックスして下さいって、芋虫はさっきの俺の行いはやっぱり悪かって謝るからどうか友達からお付き合いを始めて欲しいコンドームも持ってきたって言ったわ、わたしは過去のことは気にしないわ今のセックスが大事なのよ、わたしはセミの幼虫と芋虫を受け入れたわ、まずセミの幼虫と芋虫とで二Pセックスしたの、だって蛇皮のコンドームはまだ漬かってるんだもの、この二人のセックスは未熟だけどエネルギーに溢れていたらわたしこうゆうセックスもだぁ~い好き、セックスしてたら蛇が羨ましそうに見ていたからあなたもセックスするって聞いたらうんって言ったわ、蛇皮が漬かるまでもうちょっと待っててね、

それで蛇皮が漬かったらいよいよセミの幼虫と芋虫と蛇と狼の五Pセックスの始まり、狼の村以降複数プレイはしてこなかったから興奮しちゃった、それでねすごくびっくりしたんだけどセミの幼虫と芋虫と蛇と一緒にセックスしたら一気に皮が剥けちゃったのよこれがほんとのズル剥けね、セミの幼虫はセミになって芋虫はアゲハチョウになって蛇は新しい姿に脱皮したの、やっぱりセックスで生き物って一肌剥けるものなのね、やっぱりセックスは生の哲学生のエネルギーだわ、それでわたしはみんなとセフレになったの、そしたらセフレ同士でセミとアゲハチョウと蛇が仲良くなっちゃって一緒に旅を旅をすることになったんですって、セックスで絆深まるってなんて素晴らしいことなんでしょう、蛇の抜け殻もセミとアゲハチョウが届けてくれることになったわ、万事快調ね、

そういえば五Pセックスしてる最中はムロイスはタイミングよく寝てくれてたわ、なんて気の利く子、わたしは剥けたての蛇皮の漬けてコンドームにしてマラ探しの旅を続けることにしたの、このコンドームってセックスしてる時に柑橘系の甘い匂いがするのよ、だからセックスにリラックスして臨めるの、天下一品のコンドームねっ、そうそうマラの在り処を聞き忘れていたわわたしセミとアゲハチョウと蛇にマラの在り処を知りませんかって聞いたわ、そしたら川を上っていくと植物達の住む国があってそこの物知りの巨木なら何か知っているかもしれないって言ったわ、わたし達はセミとアゲハチョウと蛇にお別れをして川の上流植物の住む国を目指して歩き始めたのよ、


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