墓地で一人ボッチ
わたしはマラを異邦に求める旅人……、珍宝人……、なあんて言ってはみたけれど今さらだけどマラって何でしょうね! エドウの持つマラが男のマラっていうなら女のわたしは一体どうゆうマラを持つんでしょ、今までさんざん旅をしていろんな人とセックスしてきたけどやっぱりわかんない、でもなんだかこの前の妖精との音楽セックスはなんか新しい扉が開いた感じがするわ、わたしのセックス愛の詩だってかなりパワーアップしたんだから!
そんなこと考えていたらわたし達は墓地に着いたの、墓地よ墓地、わたしおばけ苦手だからちょっとこうゆうところは怖いわね、えっ、じゃあ私のことも怖いのってウタリが寂しそうな顔をするからそんなわけないじゃないあんたのことは大好きよって頭撫でてあげたら子犬みたいにキュンってなってたわ、あのセックス以来たま~にウタリがデレるようになったのよね、これはいい反応だわ、でもウタリがこんなに魅力的なっちゃうと他の人にとられちゃう? いいえ、きっとこんな顔を見せてくれるのはわたしにだけよ、とかいって他の人にも見せてたりするとNTRってやつになるのかしら、コキュね、これはマラ王として忌々しき事態だわ、早急に考えなければね、
てなこと言ってたらふわぁ~ンってわたしの前を何かが通り過ぎたのよ、わたしはひっ! ってなったわ、するとウタリがあれは亡霊だ、墓地なんだからあれぐらいの亡霊は普通にいるさ、君に危害をくわえるようなものじゃないって言うの、でもでもやっぱりわたしおばけは苦手なのよ、わたしはウタリの手をギュって握ったわ、
ウタリを先頭にして墓地の奥へ奥へと向かていくの、するとなんだか賑やかな感じがするわね、ぴ~ひゃららって音も聞こえるの、ええ、お祭りでもやってるの? と思ってのぞいてみたらなんと亡霊たちがパーティーを開いていたの! 亡霊のみんな飲めや歌えやセックスやの大騒ぎ! なあ~んだ! わたし暗くてジメジメして静かな急に出てくるお化けは苦手だったけどこんなにパーティーセックス! なお化けなら大歓迎! わたしにもセックスさせてぇ~ってその亡霊のパーティーに入って入って行ったの! いやあぁ~ 亡霊のセックスもよかったわ~、まるで羽毛に全身を浸しているような、ちょっとひやっとするけどエアリーで新感覚のセックスだたわ! ちょうど夏ばて気味の体にぴったりなセックスって感じかしら、これはわたしの個人的感想よ、
そなこんなで亡霊セックスを堪能していたわたしだったんんだけど突如何者かがその亡霊のパーティーに闖入してきたの! チンじゃないわよ、そしたらそれはなんと! グレニゴだったわ、あら、グレニゴ、お元気? しかしグレニゴはブスッとしていたわ、それもそうよねだってわたしグレニゴを拒絶したんですもの、でも今でもその意思は変わらないけど、でもそうえばわたし気になってグレニゴに聞いたの、グレニゴ、あなたはわたしがフィクションの産物だってことはご存じ? って、そしたらうん、知ってた、だってお前は俺の創造したキャラクターだからって、言ったの、ええっ! わたしってグレニゴに創られたキャラクターだったの!? わたしびっくりしちゃたって、そりゃ、自分の創ったキャラクターに拒絶されたらそりゃ傷つくわよねえ、だがな、今の俺はもうお前なんざ要らねえんだよ、俺はここで本当に俺が求めた戦士を創り出すんだっっ! そう言ってグレニゴは呪文を唱え始めたの、
そしたら墓の中からズボボボボッ! って人が出てきたのよ! ヒエェェッェ!! これってどこのホラー映画よっ! わたしこのタイプのお化けはダメだわ! この墓から出てきたお化け達はどうやら戦士の格好していたので戦士の亡霊のようね、グレニゴは叫んだわ、ああ、戦士の霊よ、戦士の霊よ、悪魔皇帝エドウ様の金毛獣の侵略に果敢に戦った勇ましき戦士の霊よ! 貴方は私の人生のすべて、偉大な尊敬すべきお方です、わたしの信ずべきものはあんな軟弱なあばずれでなかった、貴方のような戦士こそ信ずべきだったんだ! ですって、そう、でもこれはわたしのカンだけどこの戦士の霊さん、なんだか不思議な感じがするのよね、だからわたしこの戦士霊さんに聞いてみたくてもしもし、わたしとセックスしてみませんかって言ったの、そしたらグレニゴが血相を変えてそんな淫売の口など聞いてはなりません! さあ! と言って戦士の霊を引っ張って自分達が持ってきたおもちゃみたいな武器をガシガシ着けていったわ、まるでわたしと今のグレニゴのセックスの時みたいにこれもかっこいい、あれもかっこいい、すごくかっこいいと言いながら、まるで子供みたい、戦士の霊はただただそこに立っているだけだったわ、そしてグレニゴ、これこそが悪魔皇帝エドウ様の精神! 魂! 戦士の霊の熱き魂は悪魔皇帝エドウ様と同じものだぁ~っつ! って、わたしはそれを呆然と見ていたわ、わたしはつい戦士の霊に聞いたの、あなた達はそれで楽しいですかって、そしたらグレニゴがお前は戦士の霊様を侮辱する気か! 命の懸けて戦った魂を侮辱する気か! って、うるさいわねえわたしは戦士の霊に聞いているのよ、ねえどうなのってわたし聞いたのでも戦士の霊は答えてくれなった、ずっと黙っていたわ、わたしは思った、死者だってきっと声はあるのに、死人に口なしなんていうのはおかしいって、でも死人をおもちゃのように使う人にはきっと死者の声なんてきっと聞こえないでしょけど、わたしも聞こえているかはわからない、でも頑張って聞こうとする態度、それが大切なんじゃないのかしら、
するとグレニゴが戦士の霊のお墓をショベルでバキバキと持ち運び始めたの、何してるのっ! そっとしておいてあげてッ! ってわたし思わず叫んじゃったわ、そしたら戦士の霊を国守った軍神として本国に奉るのだ、これがどれほどの栄誉かからないのかバカ女にはな! そう言ってバキバキバキ……、戦士の霊はアニメのキャラクターみたいな格好をしながら何も言わなかったわ、
こうしてグレニゴは戦士の霊の墓を持って墓地から出ていったわ、わたし何とも言えない気分になったの、隣のウタリに聞いたの、死者としてグレニゴをどう思うって、そしたらやっぱり死者に言葉は無いんだ、そこに佇むことしかできない、だから何が言いたいのかなっていろんな人の声を沢山聴いて考えて死者も生者もそして未来の人もみんながみんんな笑顔になれる答えを導き出してほしい、死者の民主主義を考えて欲しい、それはきっと今のわたし達の社会もきっとよくするから、
なんて言ってたらそのグレニゴの一行がズドーンッッ! って攻撃されたの! びっくりして見に行ったら、俺達は死神海賊だぁ~~っっ! ってやつらが出てきたの! 次々に何ぃ~~~!!




