金毛獣
わたしはこのマラ探しの旅で少しづつマラ王というものに近づいてきたような気がするわ、つまりはマラとはどこかに宝の剣のようにあるものではない、自分がそのものになるってこと、それはすごく重要よ、わたしは愛のセックスマラ王に変身するの、それはどんなものだか今のわたしにはまだわからないけど、けどきっとそのわたしがこれだっていう真の愛のセックスマラ王を導き出して変身する時、それになろうとする時、きっとわたしの体にマラは宿るんだわ、そのためにやることといったらもちろンセックス! マラ王なんだかあらセックスやらなきゃ始まんないっ! 同じマラなら挿れなきゃソンソンっ! ってね!
そんなこったで今日とてわたしはセックスしてたんだけどそしたら狼が何か来るぞって言ったの、何かと思って見てみたらそこには年老いてはいるけど金色に輝くライオンがいたの、あんまりにキラキラしていたからわたしも少しうっとりしてしまったわ、わたしの好きなキラキラといえばじゅるじゅるに我慢した黒光りするあれだったんだけれど、するとそのライオンはセックスするわたし達の横でぐたりと伏せたの、すまないねえお嬢さん方、ここが涼しいからちょっと休ませてもらうよ、ささ、わたしに気にせず続きをしてくれたまえって、あ、そう? じゃあお言葉に甘えて、ズコズコズコズコズコズコズコ……、でもやっぱり気になるわね……、金のライオンとのセックス……、あと三回戦したら声かけてみようかしら、
わたしは狼との五回戦を終えて伏せている金のライオンに話しかけたわ、こんにちは、わたしは愛のマラ王っていうんだけど、よっかたわたしとセックスしませんかって、そしたら金のライオンはゆっくりと顔をあげて君がエドウと戦っているという偽物のマラ王かい? おもしろいお嬢さんだ、あと私は金毛獣というもんだ、以後お見知りおきを、って、貴方金毛獣っていうのね、それになんだか悪魔皇帝エドウと思わせぶりな言い方、何よりわたしが偽物のマラ王ですって!? むっきっー! 失礼しちゃう! わたしはたまらずわたしがきっと本物のマラ王になってみせるわ! それがわたしのマラ王よ! って言ったの、そしたらそうか、それは無礼なことをした、すまない、確かにいつかエドウもマラ王では無くなるだろうこの私のように、そうしたらもしかしたら次のマラ王はお嬢さんかもしれないねって、ええ? 金毛獣って昔はマラ王だったの? わたしが尋ねるとそうだよ、私はエドウと戦い負けてあいつがマラ王になったんだ、マラ王とはつまりそうやって受け継がれていくもんだ、
それを聞いてびっくりしたわわたし、目の前の金毛獣がマラ王だったなんて、でもこれはまたとないチャンスね、いろいろなことを聞いてこの未来にマラ王のわたしの糧にしなくっちゃ! わたしは聞いたの、今のマラ王の悪魔皇帝エドウはセックスをさせまいと国民のみんなに貞操帯を着けさせているのよ、貴方もそれをしたの? いんや、わたしはしなかった、わたしは3Sとして政策に利用したんだ、3Sって? スポーツ、スクリーン、セックスのことさ、それを国民に与えていれば満足して上手く政権運営ができるというものだ、なんだ! 素晴らしいじゃないっ! ってわたしが手を叩くといんやそうとも言えない、3Sばかりに気を取られた国民はまともな政治判断ができなくなってしまうんだ、だから政治家の腐敗がみるみる進んだ、権力で国民を弾圧しなくとも国民は行動する力を失っていったんだ、だから今のマラ王の貞操帯に国民が従順なのはきっとそれに抵抗する力を失ってしまったからなんだな、なんだかとても話がいのある人なのね金毛獣、でも私もかつては英雄と言われたもんだ今はこう老いぼれだがね、でもきっと貴方と悪魔皇帝エドウは違うわってわたし言ったの、そしたら金毛獣は、いんや、多分私もエドウも同じだよ、あの場所で生き残るにはああするしかなかったんだ、わたしは3Sで、エドウは貞操帯で、必死にしがみついてやっていたらああなったんだ、生き残るためにね、だから私がもし同じ過ちを繰り返さないなら、あの場所、マラ王ではないどこかを目指すべきだったのかもしれない、ところでお嬢さんいやマラ王、エドウとも武闘大会でセックスしたんだろう? よかったら私ともセックスをしたみないかい? ですって、ここまで話をしてそんなに嫌な印象は受けなかったしもともとセックスはしようと思っていたし元マラ王のセックスも気になるし、いいわよって言ったの、この時わたしはかなりガードが緩んでて安心しきっていたの、セックスは心が見えるからわかるんだけどまだセックスしてなかったからね、すると金毛獣のあれがギンギンギンと、なんと剣になっていたの、わたし金毛獣がそれを上手く隠すもんだから全然気づかなくて、これってわたし騙されてるっていうのかしら? あわやピンチ! ってところで茂みからガバァァッっ! ってなにか飛び出して来たの!その何かは金毛獣に飛びかかってバチッッ! って音がしたかと思うとなんと金毛獣もあれの剣を噛み千切っていたの! ヒャ~あ? 女のわたしにはわからないけどさぞ痛いでしょうに、金毛獣の眼で見られてトロ~ンとしていたわたしはまったく反応できなくて、ふえ? って感じで見てたらその飛びかかったのは白い狼だったの、わたしピンときたわ、あれっ! ムロイス! ムロイスじゃないって! 白狼に変身したムロイスがわたしを助けてくれたの! でもわたしは白狼ムロイスを叱ったわ、暴力なんてダメよっ! それ以上に男の人のセックスする大事ななにを引きちぎるんてダメでしょって! すると白狼ムロイスはお母さん、この金毛獣は言葉巧みに自分の剣を突き刺して相手を自分の僕にしてしまうサオ師なんです! こうやって仲間を増やしてエドウからマラ王の椅子を奪おうと画策しているのですっ! ですって!? どうなんですか金毛獣さん! ってわたし聞いたわ、そしたらまずはわたしのを千切ったことを謝るべきではないか? ですよね、ごめんなさい、まあいいでしょう、今回のことは忘れないでくださいね、いつか誤解が解けたらきっと良い仲になれるでしょう、では、といって金毛獣は去って行ったの、この時初めて気づいたんだけどわたし達の周りに金毛獣の配下がいたらしくて一斉にぶわって消えていったの、
その後やっぱりわたしはムロイスを叱ったわ、絶対もうアんあことしちゃだめって、いつか面と向かって謝らなくちゃいけないわね、でも金毛獣とのセックス……、ちょっと剣はごめんだわねさすがにマラ王といえど、その点ではまあよかったのかしら、う~ん、




