ガヒョロロロ!
とりあえずは人食い怪鳥にさらわれた息子のシュベネットとも会えたことだしわたしはマラ王探しの一本に絞られるわね、なんか最近忙しくてセックスの回数が少ないわ~一週間に六回ぐらいしかしてないわぁ~、学生時代は休み時間の度にセックスして授業中でもジュンジュンだったわたしとしてはとんでもない一大事ね、でもどうしましょう、わったしこれからどこへ行けばいいのかしら? セックス愛の詩を引っ提げてまた悪魔皇帝エドウと戦いに行こうかしらん、
なんて考えていたら空から凄い地鳴りみたいなズボボボボって音がしたのよ、あっ、これはインした時の下の音ではないわよ、わたしが空を見上げるとなんとそこにはでっっっかい虫がいたの! もう虫というより怪獣ね怪獣、ウタリもびっくりしてたわ、これがコウガイさんかっ! って、えっ、これが農作物を食い荒らす蝗害なのって、この世界のコウガイさんってすんごいのね、するとコウガイさんがなんとわたし達の前に降りてきたのよ! ええ、なんでぇ?
するとしゃがみ込んでわたし達の顔をのぞき込んだコウガイさんが言ったの、貴方は何と蟲の消費皇帝を打ち破ったそうじゃないですか、貴女がマラ王さんですよねって、わたしは自信をもってええそうよ! わたしこそがマラ王よっ! って言ったわ、そしたらどうか是非一度わたしにマラ王のセックスをさせてくれませんかって言ってきたの、コウガイさんは神の怒りとも言うそうね、そんな存在とセックスできるなんてマラ王としては願ったり叶ったりのチャンスじゃない!わたしは良いわヨぜひセックスしましょうって、久しぶりのセックスだからもうすんごくハッスル! しちゃって、もうズコバコというよりズゴォーン! バガァーン! ドッッッゴォーン! って感じのセックスだったわ、まさに怪獣特撮の爆発並みのド派手なセックスね! わたしも今までのうっ憤を荒らすぐらいド派手に叫んだわ! アガガガァァァァァ~ン! いぐぐぐぅぅぅ~! って、コウガイさんもガヒョロロロロって気持ちよくなってたわ、そういえば昆虫て交尾の後メスがオスを食べたりするらしいけどわたしは食べたりしないわよ、まあ性的には美味しく頂いたんだけどね、
すると事後のピロートークでコウガイさんがわたしにそうか、蟲の消費皇帝は蝶の女神と一緒に消えていったのか……、彼は力の人だった、君はマラ王として力というものをどのように考えているかいって、コウガイさんが聞いてきたの、わたしとしてはまったく意味が分からなかったので、でもわたしは力のセックスガンバトルよりお祭りの方がよかったわって言ったの、すると、かくゆう私も力の存在なのだがきっとセックスより力の方が楽なんだなと、そして生きるということについても力の方が強いと、でもでもセックスだって子孫の残すという大事な効果があるわ、それはきっと力より強いはずよ、でもコウガイさん、ただ残念ながら生殖行為は本当に子孫そのものへの思いやりを持っているかと言えばそうではない、もしかしたら命は投げやりなのかもしれない、創った後はどうとでもなれ! 洪水よ我の後に来たれ! でも君の愛のセックスは違うだろう? う~ん、そうなのかしら、そんなにコウガイさんさん自身を卑下しなくてもいい気がするんだけど……、とわたしが言うと卑下では無いんだよ、これが盛者必衰、いつか必ず滅びることの宿命なんだよって、そう言われてわたしはふいにわたしの愛のセックスマラ王は永遠に存在し続けるわって言っちゃったの、自分でもわからなかったんだけどびっくり、そしたらそう、そうだ、だから君はマラ王なんだよって、笑ってくれたわ、
そして朝になって、コウガイさんはベッドから先に旅立っていたわ、ワンナイトラブね、いい思い出をありがとう、
それからわたし達はとにかく村を目指して歩いたわすると着いた村の様子が変なのよ、村人に話を聞くと蝗害で全部食い尽くされてしまったんだって、もしかしてあのわたしとワンナイトラヴしたコウガイさんがやったの? 彼らはそんな人じゃないわ、だってセックスしたからわかるもの、わたし達はコウガイさんを追いかけたわ、
そしてコウガイさんに追いついた時、彼はわたしの知っている彼ではなく、赤くて禍々しい体をした本当の蝗害になっていたの、わたしはコウガイさんに叫んだわ、やめて! こんなことをしたらみんなの食べものが無くなってしまうわ! でもコウガイさんは叫んだの、これが世界の真理! 全て! 力! 力! 全てはみな腐り滅ぶ! って、なんでそんなこというの、あんなに愛のセックスを語り合ったじゃないって、そしたらこ女狐め! マラ王の紛い物め! マラ王とはすなわち世界の真理! 力と滅びを内包しない貴様なぞ偽物! 偽物! 本物のマラ王ではない! するとコウガイさんの顔がパカッと割れて中から悪魔皇帝エドウの顔が現れたの! 悪魔皇帝エドウの顔は叫んだわ、男性性の力! それこそが世界! 子を創れぬ男が唯一世界に示した機能! 世界を語るのに女など要らぬ! この女! 女は世界の下で男に尻をさし出せばいい! するとぐぐぐってコウガイさんの顔が閉じたの、そして苦しんでいたわ、きっとコウガイさんはいろんなものと戦っているのね、それが命なのね、分かったわ、わたしも愛のセックスマラ王として蝗害と向き合ってやるわ!
わたしは蝗害にがっしとつかみかかりセックスを始めたわ! セックス愛の詩! 第5楽章! セックスメタフィィィィーるドゥゥゥッ! この空間にパートナーを引き込めばセックスの快楽が何百倍にも跳ね上がるのよ! わたしはそこで愛のマラ王の存在をかけて蝗害とセックスしたわ、わたしの愛が蝗害の力と滅びをどれだけ包み込めるのか、そしてわたしの蝗害との愛が永遠の物にできるのか、そんな戦いだったわ、そのセックスは三日三晩続いたわ、蝗害は言うの、この世界は力が全て、滅びが全て、それから逃れることはできないだって時間の上でいつかは滅びるんだからって、でもわたしは粘り強く言ったわ、だから愛があるのよ、愛は永遠の物よ、そして愛は貴方自身の時間や命すらも超越していく貴方の本当の心の真の姿を暴露する術なのよって、貴方は力だけじゃない、滅びるだけなんかじゃない、貴女がきっと愛のセックスを信じるならばッて、わたしは死力を尽くしてセックスしたわ、
そしたら、蝗害はわたしのセックスの激しさと情熱と優しさに打たれたのか、静かになったわ、果てたのねきっと、でも蝗害は言うの、今僕は果ててしまったがでもやっぱり世界の本質は力と滅びだ、僕一人が果てたところでそれは変わらない、でも君はこれからも愛のセックスを語るというならそれはもう一つの世界を作るような凄まじい力だ、それこそ君自身が神でもなるかのように、君はそれでもマラ王を目指すのかい? と蝗害は聞いてきたわ、だからもちろん! わたしんを誰だと思っているのっ! 色情狂! あばずれ! 淫乱女! 数なる名あれど誰もその本質を知らず! 我こそは愛のセックスマラ王とはわたしのことよっ! って、すると蝗害はふって笑ってそうか、そうか、なら頑張ってくれ、もしできたら僕が生きかえるなら、今度は君の下で生まれ変わりたいものだなぁ……、最後に忠告しておく、決してまやかしの疑似男根にはなるなよ、変身だ変身、暴露だよきっと君の言った、そう言って消えていったわ、
わたしは固く心に誓ったの、わたし絶対にマラ王に変身するからっっっ!!




