表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/40

変貌のグレニゴ

 わたし驚いちゃった、だってグレニゴと再会できるだなんて思いもしてなかったんだもの、グレニゴはとても元気そうだったわ、なんか前よりもはつらつとしてるみたい、

 わたしはムロイス達と合流してグレニゴの家にお邪魔することになったの、グレニゴのお家は前の家とは変わってしっかりした造りだったわ、ここなら大声セックスしてもお隣に迷惑はかからなそうね、そんなことを考えながらわたし達はグレニゴにお茶やお菓子をごちそうになったの、でも本当にグレニゴはいい笑顔をするようになったのよ、昔は微笑んだとしてもどこかに影のある笑い方だったのだけれど今では心から笑っているような気がするわ、よかった、本当に、わたし、最後のグレニゴとのセックスで悲しそうな去勢の涙を見た時から、ずっとグレニゴは大丈夫かしらってこんなわたしでちょっと心配していたのよね、でもこんなに笑顔ならきっとグレニゴは自信を取り戻し心の支えを手にいれたのよね、ただグレニゴの自信が凄く凄く体から溢れまくっているもんだから一瞬グレニゴじゃなくて別の誰かみたいな感じがしてちょっとへんな気分にもなっちゃったりしたわ、でもでも元気が一番よね、

 そんなこんなで楽しい昔話に花を咲かせておいしいお菓子も食べて、みんな旅の疲れが溜まっていたのか久しぶりのベッドでぐっすりと眠ったわ、わたしも寝ようかしらと思った時にグレニゴが、俺は前の俺とは違うんだぜセックスしようと自信満々に言ってきたわ、わたし今までのグレニゴではこんな態度を想像もできなかったから一瞬思考が止まってしまっちゃったけれど、あらそうなのと言ってセックスをすることにしたわ、少し疲れていたけど、

 でも本当にグレニゴは別人みたい、昔のグレニゴのセックスしか覚えてないわたしとしてみたらまったくの別人とセックスしてるみたい、わたしって今までのセックスの経験値ををセックスアーカイブに記録してあるのよ、目録を見ればそのセックスプレイが正確に再生されるんだから、これぞマラ王っ特技よね、だからやっぱりグレニゴのセックスの変化には戸惑ったわ、例えば童貞くんが脱童貞して自信をつけたりセックス千本ノックをして技術が向上してセックスが変わったりはあったわ、でもなんかグレニゴのは違う気がするの……、わたしの気にしすぎかしら、

 わたしはグレニゴと愛を確かめ合おうとしたわ、でもなぜかそれに対してグレニゴはあざ笑うようにわたしの愛の軌道を修正するような変わった動きをするの、わたしの中で徐々に違和感が生まれてきたわ、わたしもなんか意地になってもっともっと愛で包み込もうと頑張ったわ、そしてらグレニゴはわたしの二の腕を押し付けて言ったの、可愛い可愛いよ、きれいだよだから俺の物にしてやる俺の奴隷にしてやるって笑ったの、わたしそれを聞いた瞬間吐きそうになちゃって、グレニゴを押しのけたの、もうこれ以上親しくできないって、そしたらグレニゴ、どうしたんだよ夜はまでこれからだろ、俺が君に自信と本当の愛を教えてあげるよ、これが本当のマラだよって言ってきたの、そうしてわたしをさらに抱き締めようとしたからわたしは全力で拒否して光の剣を三本召喚してグレニゴを拒絶したわ、するとグレニゴはショックを受けてるようだった、なんで俺を拒むんだ、俺を拒む権利がお前にあるのか、たいがいにしろよこの女って言ってきたの、ああ、わたしの違和感はこれだったんだわ、きっとグレニゴはわたしとのセックスの最中にわたしのことを見ないで自分のことばっかり見てたんだわ、わたしはセックスしようとしてたけどグレニゴはのはセックスではなかったんだわ、グレニゴはそう言って部屋を出ていったわ、わたしは悲しくなったわ、

 翌日わたしは町を見歩いていたの、きっとこの国の人達は昨日の夜のグレニゴみたいな人達なのかもしれないって、きっとみんな本当の愛のセックスを知らないから貞操帯なんかを従順につけているんだわ、それこその方が奴隷よ、恥ずべきなのは裸のわたしではないわ、奴隷の貞操帯のみんなの方なのよ、

 そんな気持ちがむくむくと大きくなってきたわたしは我慢できなくなってセックスデモを行うことにしたの、わたしたちは街頭でセクスのアピールをして回ったわ、もちろん裸でね、これはもう社会との戦いだわ、愛の戦士なのよ、もちろん、貞操帯の中が痛い思いしないように配慮はしてね、今までこの国でこんなバカなことをした人はいなかったんでしょう、瞬く間に人々の注目の的になったわ、でもね、だからといってメディアはわたし達の言論を取り上げようとはしなかったし、町の人たちも何者もいないかのような無視を続けていたの、それどころかわたしたちの街頭デモの前で大音量で音楽を流す人もいたわ、わたしがその人に話をしようとすると立ち去ってまた数十分経つと戻ってきて最音量で音楽を流すの、つまりは嫌がらせね、他にもデモを始めると複数人の人がわたしを取り囲んで大声で怒鳴っってきたりしたわ、でもそんなに怒っているなら話をしましょうよって言っても何言ってるのかわからないで大声で怒鳴るの、これはもう威嚇ね、そんなことをくり返しているうちのわたしも少し病んできてしまったの、話が通じない聞いてももらえないって、本当ならこんなのグレニゴでない愛のセックスをすれば一発でわかりあえるだけど貞操帯が邪魔をしててできないのよ、思わずわたしは叫んじゃった、セックスは淫乱じゃない邪教じゃない人と人とをつなぐ愛だ、なんでそれがわからないのって、そしたらある男の人が言ったわ、愛などいらない人は、悪魔皇帝エドウ様への国民国家への奉仕、労働、生命維持が全ての生きていい理由、愛など要らない、そうしてわたしは貞操帯一丁の男たちに囲まれたわ、ああ、あのトラウマが! セックスできないトラウマが! また甦ってくるぅ~、ジャラジャラフリフリ、ジャラジャラフリフリ、わたしはまた耳を塞いで悲鳴を上げたわ、その時、かぁ~ぜも無いににジャア~ラジャラ、という歌と一等澄んだ貞操帯の金属音が聞こえてきたかぁ~ぜも無いのにジャ~ラジャら、かぁ~ぜも無いのにジャ~ラジャラ、周りの男達がさっと引いていったわ、そしてその向こうから男が歩いて来たの、貞操帯一丁の男がねそいつが言ったわ、貴方がマラ王さんですね、わたしはこの国の、悪魔皇帝エドウと申します、かぁ~ぜも無いににジャ~ラジャラ、



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ